向かいの山中腹にある木の枝に、鳥が止まってじっと動かない。何か実がなっているように見える。デジカメを目いっぱいズームにしてみたけど、なんという鳥かも分からない。
初めてホームページを開設したのは2005年7月。作成ソフト「ホームページビルダー」を買ってきて悪戦苦闘の末、どうにか一人で立ち上げた。サイト名は「老いの一日」である。
その頃、出版社の下請け仕事は辞めており、アルバイトのデータ入力を週4日ほど、時間の余裕はたっぷりあった。プロフィールにも書いているが、週3回スイミング、ベランダで花を育て、我流でお絵描きをし、そして年に2~3回は旅行に出かけるという、人生で一番充実した日々だったように思う。
HP上でも日記まがいの記事を書いていたが、ちょうどブログが盛んになり始めた頃で、2005年11月28日に「つれづれに」と題したブログを開設、HP上の日記をブログに変更して現在に至る。
その後パソコンを買い替えて、作成ソフトが使えなくなった。HPを閉鎖することもできなくなり、そのまま放っておいたら、19年も経つのに「老いの一日」はそのまま残っている。もう未来永劫消すことはできないのか。困ったなあ!
時々除いてみるが、懐かしい。花の写真を見て、こんなにたくさんの花をよく育てていたものだと感心したり、我流で始めた水彩画や、旅の写真を見ては、当時のことを思い出して懐かしんでいる。あの頃のエネルギーやバイタリティーは一体どこへ消えてしまったのだろう。今の私とは大違いだ。
それでもブログだけは何とか続けている。開設後はほとんど毎日更新していたが、やがて1日おきになり、今では3日に1回、それも四苦八苦しながら書いている。
加齢にともない低下する語彙力、自分が納得する適切な言葉や表現を見つけるのに時間がかかる。出来上がった文章を読み返すと、ピンとこない表現が目に留まり、また模索の繰り返し。一つのブログを仕上げるのに時間を要するのですごく疲れる。
しかしこれだけ頭を使えば脳の老化防止になるだろう。そうでも思わないとやる気が出なくなる。今は気力と体力の維持だけで精いっぱいだ。いずれにせよ、肝心なのはいつまで気力と体力が維持できるかどうか、である。生きるって、ホントしんどいのよね~!.·´¯`(>▂<)´¯`·.
高齢になってからの大事故骨折を乗り越え
ウォーキングの持続、3日おきにブログ更新
パソコンの扱いも玄人はだし
何よりブログ記事が秀逸。
毎回時節に合った話題提供で工夫されていると
楽しんでいます。
ホント生きるってシンドイですね~本音がチラリの
ユーモアも素敵です。
ブログ更新のたびにつくづく感じるのは語彙不足。ネット辞書に頼ることはあってもAIは使いたくない。ない頭をひねりながら仕上げてホッと一安心。ブログ更新が続けられなくなったら、皆さんにちゃんとご挨拶してブログを閉じようと決めています。
しんどい思いをしながらなぜ生きているのか、と自問自答すると、やはり現世に未練があるのでしょう。なにに未練があるのかわかりませんが、生きていればよいこともあるということかと…。
いつもコメントで励まされています。ありがとう。
紙の日記は数日も続かないのに、ブログだといつの間にか10年以上も続いている不思議。
お互い、切磋琢磨しあいましょうね。
ブログのおかげでボケ防止は万全? 指を使い頭を使い、これがなかったらとっくの昔にボケ老人ですわ。
いつまでできるか、挑戦の日々です。いつもコメントありがとう。