朝夕めっきり涼しくなって、ウオーキングに最適な季節となった。もう半袖のTシャツと半ズボンでは寒く感じるときがある。こうなると、あの暑い夏が恋しくなったりして…。
山の緑が少しずつ色あせ、木々が冬支度を始める季節となるのももうすぐだ。ウオーキングをしていても、やけにススキの穂ばかりが目につく。この辺りの山には紅葉する木がないので、そのうちどこを見ても赤茶けた山体となって、お世辞にもきれいとは言えなくなる。
冬場に咲く花木もないし、山の景色を見ながらウオーキングを、という楽しみは春までお預けだ。
昨日、花壇のところへ行って、木々が元気になっているかどうか確かめながら歩いていたら、1m足らずのハナミズキに赤い実が2つ、驚いたなあ。花が咲くどころか、枯れる寸前まで行ってたのに実が成るとは…。この生命力はすごい!
少し離れたところにもう1本同じようなハナミズキがあるが、それにも実がなっている。元気になって、もっともっとたくさん実がなりますように
先日、早朝ウオーキングの途中でカラスの大群を見た。写真に写っているのはほんの一部分で、数えきれないほどの大群にビックリ! しばらく歩きをとめて眺めていた。
私が近づくと木から一斉に飛び立って、鳴きながら空を旋回し始めた。それを見ていると、あのヒッチコック監督の映画「鳥」を思い出して、少し気味悪くなった。カラスたちの集団行動はまるでリーダーがいるかのようで、飛び回る方向も、去ってゆく方向もみんな一緒、あっという間にどこかへ行ってしまった。
昔からカラスは縁起が悪く不吉な鳥とされている。が、童謡「七つの子」を聞いていると、すごく可愛い鳥のように思えるけどね。他にも黒い鳥はたくさんいるのに、なぜカラスだけが嫌われるのか。もしカラスがめったに見られない珍しい鳥だったら、ああまで嫌われることはなかったかもしれないね。
「全身真っ黒」というのがイヤなのか? 日本人にとって黒色は悪や不吉な出来事を想像させる、といわれている。でも私は黒色の洋服が好きで、若いころから好んで着ている。(だから嫌われるのかな?)
ネットに、黒がつく言葉がいくつか挙げてあった。黒星=負け 黒=犯人 黒い幕=裏で支配する人 腹黒い=悪だくみを持っている ブラックリスト=要注意人物 ブラック企業=労働環境が悪い企業などなど。なるほど、悪魔といえば“黒”だし、黒というのは“悪”のイメージしかわかないね。
つい最近まで我が家の周辺は静かだったのですがとうとうやってきました集団が!!!
かあかあその声の喧騒たるやお互いに情報交換しているのでしょう耳を覆いたくなる様子です。
害鳥!?とは言え生き物を駆逐するのはなかなか厄介ですね。
ゴミあさりを防ぐくらいが関の山
何処かへ去って貰いたいとどこの自治体も考えているのでしょう。
ハナミズキの赤い実は歓迎されカラスの黒色は嫌悪され人間様の身勝手だと思いながらさて正直カラスは恐いです。
この辺りの町内はすべてゴミボックスなので、カラスは悪さができないので安心です。
数年前、ウオーキング途中に大群を見たことがありますが、最近では珍しい大群でした。あれからまったく見ないし、一体どこへ消えたのか、不思議です。カラスのねぐらはどこに、カラスの子もいるでしょうにね。
対照的な赤と黒、色の違いで好かれたり嫌われたり。複雑な気持になります。