つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

恒例のディナーショー・・・

2018-12-11 | どうでもいいことですが

  

 この時期になるとわが購読紙にも、ホテルの芸能人ディナーショーの広告が掲載される。ディナーショーはホテルで食事と歌やトークを楽しむというもので、最低でも4~5万、豪華なのは10万円クラスまであるらしい。
 ディナーショーではないが、11月4日日曜日、東京・六本木のビルボードライブ東京で、松田聖子ファンクラブ限定のジャズライブが開催されたそうだ。
 一番高い「ウルトラスーパープレミアムシート」で、食事とドリンク付きで8万9500円。もっとも安い席でも4万9500円だとか。ジャズの名曲など、2時間ほどの間に7~8曲を歌い上げたという。一等席の人にとっては曲単価は実に1万円超。が今回は、料理の中身に多くが口を揃えて「がっかり」、ファンからブーイングの嵐が巻き起こってしまったという。聖子ファンには悪いが、私はタダでも行きたくないわ。 

 わが購読紙に掲載されたディナーショーのチケットは、松田聖子で60000円、谷村新司と山内惠介で50000円だ。いつも松田聖子のチケットはすぐに完売するそうだが、歌が上手いわけでもなく、還暦近い超熟女(失礼!)のどこがいいのか、不思議でならない。まあ蓼食う虫も好き好きだ。大きなお世話でした。
 私も昔、一度だけディナーショーに行ったことがある。たしか大阪のヒルトンホテルだったと思うが、「和田アキ子のディナーショー」だった。
 もう15年くらい前の話だが、たしか料金は25000円だったと覚えている。ファンでもないし、自分でお金を払うなら絶対に行かないが、友人の“彼氏”が、私ともう1人の友人を招待してくれて4人で出かけた。
 前半のショーが終わるとフランス料理のフルコースである。高級ホテルに泊まったことは何度かあるが、レストランでのフルコースは初めて、食事は大満足だった。
 食事がすむとまた後半のトークと歌が始まる。、意外と和田アキ子のトークがおもしろくて結構楽しんだが、タダだからということも…。
 そのあとミナミだったかキタだったか忘れたが、高級クラブに連れて行ってくれた。友人の“彼氏”の職業は何だか知らないが、ずいぶん羽振りがよく、そのクラブの常連のようだった。
 店はひまだったのかホステスが6、7人、私たちの両脇に座ってサービスしてくれた。が、客の私たちより高価そうなファッション、きらびやかなアクセサリーで着飾った女性たちをみて、すっかりコンプレックスの固まりになった私…。
 いくら愛想笑いでサービスをされても、何だか見下されているような気がして、何を飲んだか何を食べたか、まったく記憶にない。客で行ったのに楽しいどころか気恥ずかしい思いをしただけだった。やはりああいう場所は男性が行くところで女性の行くところではない。まあこれも女の嫉妬心、一種の敵がい心か、私の完敗だったけど…。いい経験だったけどもうコリゴリだ。 

 有名ホテルのディナーショーに行くのは裕福な人たちだろう。みんなこの時とばかり着飾って行くようだが、そんな人と張り合っておしゃれして行っても虚しいだけ。といいながら、ババの見栄っ張りと虚栄心はまだバリバリだ!


 

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2 コメント

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見えぱっりも貴重ですぞ (sirousagi gamanoho)
2018-12-11 17:50:34
向上心が残っているからこそ虚栄心も見栄っ張りも堂々と!
人間幾つになっても張り合う緊張感失くしてはもうお終いです。
ただお金で換算できる範囲の虚栄心は少々いただけませんね。
人知れずやる努力、継続する行動力誰にも負けない自負心は結構見栄ぱっりさんに
附随していると思いますよ。
人間お互いに張り合って頑張っている!
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Unknown (オールドレディー)
2018-12-12 17:46:27
★shirousagi gamanohoさま
向上心など少しもなく、ただの虚栄心と見栄っ張りなだけ。人から見たら嫌味な人間に見えるでしょうね。
それでも競争心までなくしてはタダの腑抜けババに。意地悪で頑固なババでもせいぜい頑張って世にはびこりますわ。
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