漫画家の小林よしのり氏のブログ「下流老人の解決方法」に納得した。
【下流老人とは、生活保護基準相当の収入で暮らす困窮した高齢者だそうで、高齢者の4人に1人、900万人が貧困に落ちている。年金でこういう高齢貧困層を救済できないから生活保護で代用しているわけだが、現在、65歳以上の生活保護費の受給者は現在80万人に及ぶという。が、本来は生活保護費は「自立支援」なのだから、高齢者だけ生活保護の受給者が伸びている現状は異常であると…。
今は70歳過ぎても働かなければ生きていけない。寿命が延びた分、年金も医療費も破たんするし、自分で稼がねば生きる資格がないというのが実態のようだ。これからも貧困に落ちて、希望もなく長生きする高齢者が急激に増えていく。しかも家族も地域共同体も崩壊しているから、知人に介護してもらえることもなく、孤独に引き籠って、孤独死を待つしかない。
構造改革・規制緩和と延々と言っているが、真っ先に規制緩和すべきは安楽死だろう。国民としての役割を果たし終えて、若者の迷惑にしかならない老人は安楽死するのが一番いい。】(要点のみ)
私はこの意見に大賛成だ。大体、自分が国民としての役割を果たしているかどうかも疑問だし、老醜無残の姿でただいたずらに長生きするのは本意ではない。安楽死が規制緩和されて、自分が望むときに安楽死させてくれるなら、それこそ老後は万々歳、認知症を恐れることもないし、何の心配もせず今を楽しめばいいのである。そうなると最高だけどネ。
話は変わるが、興味ある記事をもう一つ紹介しよう。
【2004年に自・公連立政権(特に公明党)が「年金100年安心プラン」と謳った年金改革を行ったが、この先行きが非常に怪しい。最近は「年金保険料なんて払わずに将来は生活保護を貰えばいいんだ」という声が若い世代から聞こえてくるとか。生活保護費の支給額が老齢年金や最低賃金収入と比較して、生活保護が優遇されているように思えるからか。確かに年金制度の財政は自・公が掲げた年金改革の甘い試算通りにはいっていない。2009年、2014年の財政検証でもどんどん悪くなっている。しかし、国家の社会保障制度の最重要な柱の一つであり、国が簡単にハードランディングさせることは考えにくい制度だという。
老齢年金は、自分では老後資金を貯金できない人たちに強制的に貯蓄させる制度であり、重要なセーフティーネットである。これがなくなると貧困層が増え社会が不安定化してしまうので、簡単には無くさないだろう。投入する税金を増やすなど何からの手当てをしながら、ある程度のところで制度を維持するのではないか。国家財政が危なくなってきたら、年金制度を破綻させるより先に生活保護にメスを入れてくるのではないかと…。
自分が老後になった時、手厚い生活保護制度の恩恵を受けられるという考えは楽観的過ぎる。生活保護を受給するには一定以上に資産は保有できないし、ある程度以上の収入もあってはいけない。つまり、必然的に生活水準に制限がかかる(年金生活なら月の老齢年金が5万円でも1億円の資産を持っていて世界一周旅行に行くことも可能)。将来的に制度として、生活保護の方が年金より美味しいような方向性にはならないだろう。】(要点のみ)
国民の義務である年金を収めないで、年を取ったら生活保護を受ければいいなんて、そんな虫のいいことを考えてはダメ! 下流老人にならないためには、老後の生活は自己責任、そう考えて計画的に人生を生きることが大切だと思うけどネ。
破たん寸前の年金制度を支えている現役世代からは「納得できない」と叫びが出て当然だし
専門知識の先生方は超高齢者社会への進行状況も「想定外」だったと涼しい顔のコメントで誤魔化すのでしょうか。
先行き不安はぬぐいきれない情勢「、安楽死」も決して悪い選択ではないと思います。
昔の人は生活保護を受けるなんて恥と思っていました。それが今では当然の権利のように堂々と受けています。
私は生活保護を受けるくらいなら死んだほうがいい、そのプライドは持ち続けたいです。
高齢者の「安楽死」を認めて、若者世代のために安心して頼れる年金制度にすべきだと思いますね。
なります。やはり「恥文化」が死語になり
生活保護を当然の権利のように使う人種、
「○○党」の様に貧困者に甘過ぎるなど困った問題です。
余分な積極医療は最近減っては来ましたが
「尊厳死」もそろそろ選択肢に入れてほしい
ですね。
年金の掛け金が高くて、掛けたくても掛けられないという人もいるでしょう。そのための対策はどうなんでしょうね。
団塊の世代から後は老人の数はだんだんと減ってきます。とにかく年寄りがいなくなればお国は立ち直れるようですから、安楽死を認めてくれたら、一挙に解決するのに…。