今年の年の瀬は、・・・

　とうとう１２月も残り半分になってしまった。年の瀬を控えてこれほど世情が騒々しくなるとは思いもしなかった。
　麻生さんは「生活防衛のための緊急対策」実施を発表したが、今国会に第二次補正予算案が提出されていない現状では、いくら追加対策を発表しても実施できない「絵に描いた餅」なのである。また、来年の通常国会で早期に成立しても、効果が出始めるのは２月か３月にかけてだという。このスピード感のなさ、物事にはタイミングというものがあり、職も住まいも失うことになった人たちにはこの年の瀬をどうやって越すか、今が問題なのである。
　どこかの郵便局が年賀状の仕分けや配達のバイトを募集したら応募者が殺到したという。なんでもいいとにかく少しでも収入をとみんな必死なのである。また、広島県では「マツダ」の元派遣社員１３人が生活保護を申請、７人が認められ残りの人たちは審査中だという。それこそあの定額給付金をこういう人たちのための支援に使ってほしいと思うのだが…。
　最近は麻生さんのにこにこ顔を見ていると腹が立ってくる。この人はいつでもどこでも本当にうれしそうに笑う。何の屈託もなさそうに見える満面の笑みも、こんなご時世でなければ明るさを強調していいのだろうが、今はちょっと不愉快になる。
　昨日、中国紙のニュースサイトで「麻生首相は来週あたり辞任するだろう」というニュースが流れたとか。支持率２０％を切ろうとしている麻生内閣とはいえ、隣国でこのようなニュースが流されるとは、麻生さんも笑ってばかりはいられないでしょ。　

　
　話は大きくそれて私事…。私の悪いクセで、一つのことに没頭するとそれに掛かりっきりでほかの事は全くやらなくなる。
　今月になってから毛糸編みに夢中で、お絵描きも昼寝もやめて、夜は１２時ごろまで、ひまさえあればずっと編んでいた。そのわりには出来上がりがイマイチだが、本を見ながらの我流なのでこれくらいの出来なら上等だと、ひとり悦にいっている。　
　姪にベスト、その娘の小さな姉妹におそろいのベスト、残った糸で親子三人に帽子。残り糸なので色もあまりよくないし、サイズは適当で合うか合わないか。気に入るかどうかだが、まあ気に入らなければ適当に処分すればいい。
　明日、送ってやろうっと。でも送りつけられるほうは迷惑かもネ。