友人の携帯は7年ほど前の製品だそうで、新しいのに変えたいという。私の携帯は5年ほど前にソフトバンクからドコモに変更したのだが、最近、背面のサブディスプレイに表示される時刻が見えにくくなってきたので、2人一緒に変えようかということになった。
ドコモ赤穂店へ行くと、番号札を持った待ち客がたくさんいて驚いた。この中でガラケーを使っている人がどれほどいるだろうね。店員さんに「ガラケーはもうすぐ無くなるでは?」と聞いたら、「まだ新機種が発売されているので、当分は大丈夫ですよ」という。
最近は、ガラケーとスマホの良いとこだけをとったというガラケー型スマホ『ガラホ』というのが発売されているそうだ。『ガラホ』とは、通話とメールが中心の折り畳み式ケータイに、スマホでおなじみの「LINE」と「スマートフォン向けWebブラウザ」を搭載した携帯電話である。デザインや操作性はこれまでの折り畳み式ケータイそのままで、料金プランもやや低価格なプランが用意されているという。
しかし私の場合、スマホに変えてもゲームや「LINE」をするわけでもなし、通話とメールができれば十分。第一、今からスマホに変えて新機能を覚えるのに一苦労するのは目に見えている。若い人はスマホでなくては夜も日も明けぬようだが、中高年のなかには、料金プランが安いガラケーやガラホに乗り換える人も少なくないとか。
スマホほどたくさんの機種はないが、カッコいいのがある。友人はこれまで大きな文字表示のシニア向けを使用していたが、「これから色々教えて貰わないといけないので同じ機種にするわ」という。 パナソニックの「P-01G」が良さそうなので2人同じにした。この機種の特徴は、長持ちバッテリーと防水・防塵機能、画面も大きく、文字の大きさが4種類ある。簡単に充電できる卓上ホルダ付き、私には必要ないがおサイフケータイ機能搭載など、いろいろ新しい機能がついている。
ガラケーでも結構な値段なのにびっくり。ソフトバンクからドコモへ乗り換えたときは、キャッシュバックや特典があって一括で支払ったのは5,000円にも満たなかったが、今度は機種変更なので支払総額36,104円。頭金5,000円、分割支払金は1,296円×24回である。だが、通信料金の割引が621円×24回で14,904円、実質価格は21,200円ということになる。
私の毎月の携帯利用料金は平均して1,500円ほどだ。家に居るときは固定電話を使うし、別に無くても困らないようなものの、昨今は町中の公衆電話が少なくなったので、外出先での連絡用に持っているだけである。
新機種の説明書と首っ引きで一つ一つ試してみて、どうにか一応の機能は頭に入ったような気がする。私も機械には弱いのだが、友人はもっと弱いらしく、以前の携帯とボタンの名称や位置が違うのでウロウロするという。電話で教えてあげても「よく分からないから金曜日にお願い」という。これから毎週金曜日のスイミングのあとの“お茶タイム”は携帯操作のレクチャータイムになりそう。うまく教えて上げられるといいんだけど…。
いいですね。最初はもたもたしていても、直ぐ何とか最低限度使いこなすのは目に見えていますよ。(オールドレディさんの日頃の行動から推測
その上向上心旺盛変化に富んだ使用法も。
お友達も優良教師付きの携帯確保で安心ですよね。
覚えたあとから忘れてゆくというもどかしさに、我ながら情けなくなります。それでも説明書を出してきて読んでやってみるという気力があるうちはまだましかな?
すべてのボタンを押してみて色々変えてみたり、当分いい遊び道具ができたみたいです。
人に物を教えるというのは大変です。同じ機種にしてよかったですわ。
これで当たり前だったのだから。
唯一便利なのは「待合時間・場所」確認時。
いま駅に着いた、どこそこにいる~ と連絡
できると安心。
もう新しいことに挑戦する根気がなくトホホです。
方向音痴の私はどこで迷っても携帯さえあれば大丈夫だという安心感が一つ。でも最近は旅にも出ないから大して必要もなし。
最近の警察ドラマをみていても連絡はすべてスマホ。昔の無線で連絡を取り合ってなんてことだと犯人逮捕もずいぶん違うでしょうね。
便利な世の中になりました。でも、だんだんと高齢者はついてゆけなくなるようで不安です。