納豆にダイエット効果があるという番組内のデータがねつ造されたものだったなんて、それに踊らされた単細胞の私はいい笑いもの。本気になってたのにどうしてくれる。
実験データや写真、研究者のコメントまで、ほとんどがでたらめだったなんて…。全国ネットの電波を使って、そんないい加減なデータを流すなんて、関西テレビのモラルを疑う。だったら過去に放送された番組も、いい加減だったと思われてもしかたあるまい。
納豆狂騒曲とまで言われた今回の騒動。思わぬ売れ行きにホクホクしていたメーカーや小売店、信じて買いに走った消費者らから、怒りの声が相次いでいるという。これでは「納豆の効用さえも疑われかねない」と生産者は嘆いているとか。だが、納豆の持つ効用はでたらめではない。ただ、ダイエットに関してのデータがねつ造されただけで、納豆は遠い昔(奈良時代にもあったらしい)から体に良いとされ、何百年も食べ続けられており、今や外国人の間でも好評だそうである。過去にブームになった食品なども、いつも一過性で終わっているから、いずれまた元通りに戻るだろう。
過去にも、やらせ問題や、こういう不祥事はいくつもあったが、世の中の不合理を監視し、正しい報道をするべきテレビ局の、根本的な倫理観が問われる問題である。小さな子どもから高齢者に至るまで、テレビはなくてはならない情報伝達媒体となっている。それが信じられなくなったら、また間違った知識を植えつけることになるようでは、テレビの存在価値はない。
一方、昨今の食品業界のモラルはどうなっているのか、あの大手菓子メーカーの不二家が消費期限切れの原料を使用し洋菓子を製造・販売していた問題が発覚してから後も、次々と隠蔽していた新たな事実が明るみに出てきた。
もともと埼玉工場従業員の内部告発が発端だが、いままで表ざたにならなかったのが不思議である。これなど氷山の一角で、どこの食品会社でもありうることだと思うが、我々は貼付されている小さな紙切れの内容を信用する以外に、どうしようもないのである。
私の幼少時代には、今のような賞味期限や製造年月日など知る由もなく、ましてや材料の成分など分かるはずもない。安全だと信じて食べる他なく、また、それで腹痛など起こした記憶もなく、立派過ぎるくらいの体格に育っている。要は相互信頼に基づいて成り立っていたと言えるだろう。いまでも私は賞味期限が切れたからと言って全部が全部捨ててはいない。匂いと、見て確かめて異常がなければ熱を加えて食べるという昔ながらのやり方だから、異変が起きても文句は言えない。だからといって、いい加減でいいというわけではない。法律に則って製造・販売する義務を怠った罰は、当然受けなければならない。
不二家に続いて、京都にある菓子メーカー「おたべ」でも、賞味期限が過ぎているチョコレートを原料に使用していたとして、販売したチョコレート菓子の一部を自主回収すると発表した。
今や、内部告発は後とたたず、食品会社に限らず、経営者は戦々恐々であろうが、内部告発がなければ表面化せず、不正が改善されないというのは情けないことである。
実験データや写真、研究者のコメントまで、ほとんどがでたらめだったなんて…。全国ネットの電波を使って、そんないい加減なデータを流すなんて、関西テレビのモラルを疑う。だったら過去に放送された番組も、いい加減だったと思われてもしかたあるまい。
納豆狂騒曲とまで言われた今回の騒動。思わぬ売れ行きにホクホクしていたメーカーや小売店、信じて買いに走った消費者らから、怒りの声が相次いでいるという。これでは「納豆の効用さえも疑われかねない」と生産者は嘆いているとか。だが、納豆の持つ効用はでたらめではない。ただ、ダイエットに関してのデータがねつ造されただけで、納豆は遠い昔(奈良時代にもあったらしい)から体に良いとされ、何百年も食べ続けられており、今や外国人の間でも好評だそうである。過去にブームになった食品なども、いつも一過性で終わっているから、いずれまた元通りに戻るだろう。
過去にも、やらせ問題や、こういう不祥事はいくつもあったが、世の中の不合理を監視し、正しい報道をするべきテレビ局の、根本的な倫理観が問われる問題である。小さな子どもから高齢者に至るまで、テレビはなくてはならない情報伝達媒体となっている。それが信じられなくなったら、また間違った知識を植えつけることになるようでは、テレビの存在価値はない。
一方、昨今の食品業界のモラルはどうなっているのか、あの大手菓子メーカーの不二家が消費期限切れの原料を使用し洋菓子を製造・販売していた問題が発覚してから後も、次々と隠蔽していた新たな事実が明るみに出てきた。
もともと埼玉工場従業員の内部告発が発端だが、いままで表ざたにならなかったのが不思議である。これなど氷山の一角で、どこの食品会社でもありうることだと思うが、我々は貼付されている小さな紙切れの内容を信用する以外に、どうしようもないのである。
私の幼少時代には、今のような賞味期限や製造年月日など知る由もなく、ましてや材料の成分など分かるはずもない。安全だと信じて食べる他なく、また、それで腹痛など起こした記憶もなく、立派過ぎるくらいの体格に育っている。要は相互信頼に基づいて成り立っていたと言えるだろう。いまでも私は賞味期限が切れたからと言って全部が全部捨ててはいない。匂いと、見て確かめて異常がなければ熱を加えて食べるという昔ながらのやり方だから、異変が起きても文句は言えない。だからといって、いい加減でいいというわけではない。法律に則って製造・販売する義務を怠った罰は、当然受けなければならない。
不二家に続いて、京都にある菓子メーカー「おたべ」でも、賞味期限が過ぎているチョコレートを原料に使用していたとして、販売したチョコレート菓子の一部を自主回収すると発表した。
今や、内部告発は後とたたず、食品会社に限らず、経営者は戦々恐々であろうが、内部告発がなければ表面化せず、不正が改善されないというのは情けないことである。
でも、体にいいことは確かですよね。そもそも外食で納豆なんてあまり出ませんから納豆が食べられるというのはきちんと自宅で料理してごはんを三食食べているってことで、健康的な生活をしている証でしょう。私は...牛丼復活を祈っていてはいけませんね。
会社の不祥事。内部告発が法的にも擁護され今後も増えるでしょう。その裏付けたるデータが残っているのはISOやHACCAPのおかげです。昔でしたら、残っていません。裏もとれません。経産省が認証取り消し検討というのは、ちと筋違いです。
でも、やはり基本は良心に基づく信頼と生産者のモノ作りのこだわりです。その点では過ちですね。
私の浅学な知識力では、ISOやHACCAPは知りませんでした。興味のないことは単に見過ごすだけで、知らないことが多く、さっそく調べてみました。
これからは商品を買ったら、どういうマークがついているか、気をつけてみることにします。
ISOで検索したら、HACCPも一緒にありました。商品にはいろいろなマークが付いていますが、今まであまり見ませんでした。勉強不足です。
★ヒキノさま
関東の人は昔から食べていますね。関西では少ないそうですが、納豆は体にいいのは確かですから食べるといいですね。ダイエットなどとよこしまな効果を期待する私がバカでした。