本日は、僕の友人から進められて焼肉「安東」(博多区美野島1-5-1 482-8323)に食べに行きました。上カルビがとても脂身で一杯(真っ白状態)で焼けば直ぐに炎が立ち上がるほどの上物でした。はっきり言って美味かったのですが、今日は、ハラミ、骨付カルビの仕入れができなくて無いとのことで、結局、上カルビを食べ続けちゃいました。早い時間に食事して、更に祇園に行って「馬うま」で餃子とラーメンを食べて口直しをして帰ってきました。でも、「馬うま」は好きという人と嫌いという人がはっきりしているので、お薦めではありません。僕はそこまでラーメンも餃子も美味いとは思わないのですが、お客さんは一杯だし、僕の親友も「うまい!!」と言っていますので、多分美味しいと思う人は沢山居るのだと思います。
文春文庫から年末に発刊されたカール・ハイアセンの新作「ロックンロール・ウイドー」を2日で読み切りました。ハイアセンは「ドート島の騒動」以来2年ぶりくらいに読みましたが、相変わらず読ませる!と感心しました。必ず、読み切り(シリーズ物は無く)で、相も変わらずフロリダを舞台にしていますが、今回は、それほど町の様子などは描かれておらず、新聞記者が不審な死に方をしたロックシンガーについて、裏を取っていくというストーリーです。単純なんですが、周りを固めるわき役達が相変わらずいい味を出して、本当におバカな登場人物ばかりです。主人公と年上で上司の編集者との恋愛を絡めながら、事件を追い、自分にとりついている死の概念を解放していくという筋立てなのですが、本当に面白く出来上がっていますし、オチもしっかりしていて読み応えがあります。
ただ、ハイアセンの作品は癖があるので、好き嫌いがはっきりすると思います。面白いと思う人は、「大魚の一撃」当たりから読んでみるのもいいかもしれません。
ただ、ハイアセンの作品は癖があるので、好き嫌いがはっきりすると思います。面白いと思う人は、「大魚の一撃」当たりから読んでみるのもいいかもしれません。