安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

勝央町民の主張

2018年02月18日 | まちづくり
平成30年2月17日

 高岡 敦史さんのフェイスブックから

本日は、小さな拠点づくりで関わらせて頂いている勝央町にて、しょうおう志援協会が開催している町民が地域活性化アイディアを町民の前でプレゼンテーションする大会に、審査員として参加。
羽生結弦が平昌で金メダルを決めたまさにその時、勝央町をよりよいまちにしようというプレゼン大会が行われていたわけだが、わたし的にはこちらにいる方が楽しい。

発表内容は以下の通り。
● 勝央北小学校の子どもたちは,勝央町の事故件数が多いという課題に対して,安全マップを作成し,街灯を設置するというアイディアを出した。
すでに交通事故危険個所をまとめているし,様々な人にヒアリングをしていて,完成度が高い.(特別枠のため審査対象外)

● 自らが在住する出雲街道の観光振興策を提案したプレゼンは,目的地開発と回遊拠点づくり,広域波及構想に筋が通っていた。
消費者としての観光客ではなく,勝央町ファンを増やそうとする方向性が垣間見えて,希望が見える.ファンの先のサポーターづくりにまで進んでほしい.

● コミュニティナースとして活躍している方からの健康なまちづくりのプレゼンは,コミュニティナースが地域の人のつながりの結節点になりつつ,地域の拠点を「まちの保健室」にしたり,スポーツ等のイベントと連動したり,高齢者のご機嫌伺いをしたりして,ソーシャル・キャピタルを増やそうという取り組み.具体的に汗をかく人がいるというのは地域の財産。

● 音楽療法(歌謡曲,クラシック)とレクリエーションを用いた認知症看護を展開しようというプレゼンは,認知症看護に関わる専門事業者・職員の不足という課題を新たな手法で乗り越えようとするもの。

● 80代?のおじいちゃんの家庭で英語学習を進めようというプレゼンは,グローバル化する社会を見据えて,日常会話センテンスを100個紹介し,子どもの頃から家庭生活に英語を取り入れて,受験英語を乗り越え,英語に対する苦手意識を芽生えさせないというもの。
自らがスマホで英語学習を実践する人であることが強い説得力を持っている。

● 町内・町外イベントに出演するダンス・サークルの子どもたちによるプレゼンは,町内の学校部活動でダンス部が作れないという事情(校長先生へのヒアリング)を踏まえて,それなら地域でやろう!というもの。
すでにダンス・ワークショップを開催していて,そこでの参加者アンケートの結果を踏まえて,地域で誰でもダンスができる環境や拠点をつくり,ダンスをする人が溢れるまちにしようという挑戦的なアイディア。

いずれも内容・プレゼンともに完成度が高かった.優勝したのは,ダンス・サークルの子どもたちのプレゼン。
(審査は,我々審査員と来場者による投票)

※今年は、開催時刻が早かったのだ!

過去2回の勝央町民の主張
29年2月21日(第2回)

28年2月19日(第1回)


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