平成30年2月18日 注目
津山市の『株式会社フェクト』が開発した「ナノ金コーティング剤」(ナノレベルの金をコーティングできる塗料)が、美術品の補修・修繕において技術的な貢献をしたことが高く評価され、ロシア国立エルミタージュ美術館より名誉賞を授与されました。
同社は、顧客ニーズに応える表面処理剤等を研究開発しており、今回受賞の契機になった、塗って乾燥させるだけで金の光沢を生かした塗装が可能な塗料は同社独自の技術であり、今後、世界中の美術、工芸品等への採用を目指しています。
『株式会社フェクト』は、平成17年に津山市内で創業。コーティング・ファインケミカル事業を中心に、機能性コーティング剤、機能性ロウ付剤、難燃・防炎剤の研究開発、製造業を行っており、国内はもとより、海外ではヨーロッパ・ロシア・北米・南米・アジアなどで展開しています。
また、ナノ銀粒子を用いた新しい加飾システム(特許2件取得)を応用して、地元の津山工業高等専門学校と電導性ナノ銀インクの開発を共同研究しており、こちらも医療などの様々な分野での活用が期待されています。
安田 海人
津山市の『株式会社フェクト』が開発した「ナノ金コーティング剤」(ナノレベルの金をコーティングできる塗料)が、美術品の補修・修繕において技術的な貢献をしたことが高く評価され、ロシア国立エルミタージュ美術館より名誉賞を授与されました。
同社は、顧客ニーズに応える表面処理剤等を研究開発しており、今回受賞の契機になった、塗って乾燥させるだけで金の光沢を生かした塗装が可能な塗料は同社独自の技術であり、今後、世界中の美術、工芸品等への採用を目指しています。
『株式会社フェクト』は、平成17年に津山市内で創業。コーティング・ファインケミカル事業を中心に、機能性コーティング剤、機能性ロウ付剤、難燃・防炎剤の研究開発、製造業を行っており、国内はもとより、海外ではヨーロッパ・ロシア・北米・南米・アジアなどで展開しています。
また、ナノ銀粒子を用いた新しい加飾システム(特許2件取得)を応用して、地元の津山工業高等専門学校と電導性ナノ銀インクの開発を共同研究しており、こちらも医療などの様々な分野での活用が期待されています。
安田 海人