平成24年4月27日 19:00~
「鶴山を考える会」による講演会
津山郷土博物館の尾島館長の鍬形蕙斎と江戸一目図屏風の話でした。
津山市蔵 六曲一隻 縦176㎝、横353㎝(津山市ホームページから)
津山郷土博物館で所蔵している「江戸一目図屏風」(1809年作)の複製パネルが、東京スカイツリー(今年5月22日オープン)の第一展望台で展示されます。
江戸一目図屏風は、津山藩のお抱え絵師であった鍬形蕙斎(くわがた・けいさい、1764~1824)が描いた鳥瞰図です。六曲一隻の屏風には、手前に隅田川を配して遠くに富士山を望みながら、江戸の町が細部にわたって描かれています。
江戸名所之絵(縦43.7cm × 横57.7cm)
講演会で配布されたもの(1803年-木版画)
現代でいう、江戸紹介パンフレット(地域紹介文字が記載)
講演の内容(あっという間の90分!)
・蕙斎が津山藩のお抱え絵師になった経緯
・江戸一目図屏風絵と江戸名所之絵との違い
・四季の表現
・描かれているのは、朝か夕刻か
・細部の表現(火消しのまとい、釜の表現)
説明を聞かないと、ただの シミにしか見えないかも
・屏風を見るときは、下から見ると表情が違う
津山市郷土博物館で確認してみよう!
聞けば聞くほど興味が湧いてくる話でした。
本物は、5月23日から、大阪歴史博物館で見れます。
特別展示 ザ・タワー
(展示期間が有るようですので、要確認!)
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