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写楽・・話楽・・・な日々

愛される理由

2009-02-06 23:13:31 | 旅行

こんな題名の本が あったような?

でも 「愛される理由」のあたまに付くのは・・・

西郷どんが・・・」 なの 

篤姫ブームに沸く鹿児島 と思われがちですが

あくまで 観光客には・・・ といったところ

鹿児島県人にとっては 永遠に「西郷隆盛」なのです

幾度もの失意の時期を乗り越え 激動の時代を生き抜き 

自分の信念を貫き通した 骨太の人間像に

薩摩人は いつまでも忘れずに 敬愛の念を持ち続けるのでしょうね

 

生涯の親友であった「大久保利通

西南戦争では 政府軍の指揮をとり

親友の西郷を 死へ追い詰めなければならない立場となりました

西郷が最期を迎えた時 

自室の中を 鴨居に頭をぶつけながら グルグル歩きまわり

号泣したということです

その大久保も 西南戦争の翌年 東京の紀尾井坂で暗殺されてしまいました

新政府の中心であり続けたのに 

亡くなった時 私財はほとんどない 清廉潔白な人物でした


鹿児島では 西郷を死なせた為 黙殺されています

が 今の政治家と官僚に 爪の垢でも飲ませたいほど 素晴らしい人物

あれ・・・ 麻生総理の「ひいひいおじいさん」なのに~

ご先祖様に恥じないよう 頑張って下さいませ・・・

なんて ついつい歴史に力が入ってしまうのは

やはり 薩摩という土地柄なのでしょうか~


外国からの情報や文化が 一番先に入ってくる位置

中央政権から離れた 独立の気風

全人口の40%が士分という比率

災害が多く 貧しい土壌

こんな条件が 独特の薩摩人の気風を生み出しているのだと思います


噴煙を上げる桜島を眺めながら 鹿児島の地に立ち

初めて 理解できたこと 多かったです

コメント (12)
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