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MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

図書館でおはなし会

2016-11-05 22:44:31 | 小さなおはなし


小学生向けに オーストラリアのネイティブ「アボリジニ」に伝わる昔話をしました 

「 なぜ カンガルーのお腹にはポケットがあるの? 」 

という おはなしです  

アボリジニの自然感は 日本人に共通するものがあり 

おはなししていても ほのぼのという空気が流れます  

これが グリム童話だったりすると 文化の違いの狭間に落ちてしまい 

四苦八苦するのですが・・・ 

といっても 自分の理解する範囲でおはなしするしかないけど   


仲間の方が作ったタペストリーを このおはなしの為に飾ってくれました 

もう1枚あって それも素晴らしいものです 

「 どんなおはなし? 」 って??? 


それは また今度しますね 

今日は 少し疲れました  

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魔女の一週間

2016-10-08 22:38:39 | 小さなおはなし


今日は 子どもたちのおはなし会です 

もうすぐハロウィンでもあるし こんな演目を入れてみました 

歌 de パネル 「魔女の一週間」 (ひょっこりひょうたん島より) 

魔女の人形 どうでしょう??? 

写真はクタッとなっていますが 手を入れて動かすと 生き生きとしてきます 

歌の内容はね こんなの・・・ 



  月曜日は Monday 

カエルを カボチャに変える 

楽しい月曜日 楽しい月曜日 
 ↓ 


 


こんな風に 月曜日から続いていきます 


  金曜日は Friday 

星に はたきをかける  

楽しい金曜日 楽しい金曜日  

 

  日曜日は Sunday 

チャペルの鐘が 鳴る 

嫌な日曜日 嫌な日曜日 

 まーじょ まじょ 

 まーじょ まじょ 

魔女の 楽しい一週間  





右手で魔女人形 左手で絵を繰り出し 歌を歌う 

という忙しさですが 

みんな楽しんでくれたので 満足 満足

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十五夜お月さん 

2016-09-15 22:50:14 | 小さなおはなし


お月さん どこゆく 

ひとり 小舟で 虹の橋くぐりゃ 

名のない鳥が 鳴くよ 

名のない鳥が 鳴くよ 


「お月さん舟でおでかけなされ」 

赤羽末吉 絵 神沢利子 歌 童心社 より  


今宵は 十五夜 

雲間から やっと お月さまが顔を出しました 

それでも 雨続きの日々のなかで 少しでも見られて良かった!

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ちょうちょうの誕生

2016-07-27 21:57:04 | 小さなおはなし


先日あったおはなし会で オーストラリアの先住民「アボリジニ」の昔話をしました 

神様が この世界と 生きものを創り出して まだ 間もない頃のおはなしです 


昔 鳥も動物も 同じ言葉で話すことができました 

生きものは まだ「死」を知りませんでした 

命は永遠に続くと思っていたのです 

ある朝 オウムが高い木の上で遊んでいました 

「ねえ 見て!見て!こんなこと出来るかい?」 

オウムはふざけて 踊るように枝から枝へと飛び跳ねて見せました 

でも 足を踏み外し 地面に落ちてしまいました 

オウムはピクリとも動きません 

動物たちはオウムを取り囲み 抱き起こしましたが 

オウムはぐったりと横たわってしまいます 

長老のウォンバットが言いました 

「オウムは首の骨を折って 死んでしまったようじゃ」 

「ええっ! 首の骨を折るって・・死ぬって・・ どういう事?」

「精霊が そうしたというのですか?」

口々に訊きますが ウォンバットだってわかりません 

みんなを集め 相談することにしました 

ヘビにカラス エミューにポッサム 小さな虫から大きなカンガルーまで・・・ 

大きなユーカリの木の下に あらゆる生きものが集まりました 

するとその時 ふいに精霊が姿を現し 

オウムを抱きかかえ 空高く飛び立ち 雲の彼方へ消えていったのです 

みな 言葉もなく あっけにとられてしまいました 

ウォンバットが言いました 

「精霊はオウムを空の上の自分たちの世界へ連れて行ったのじゃ

そこでは オウムを他のものに変えることができるのじゃ」 

みんな頭を抱えました 

こんな事は初めてで なかなか理解が出来なかったのです 

「それが本当なら・・」ポッサムが言いました 

「オウムが何に変わるのか この目で確かめたいものだね」 

みんなも 「そうだ!そうだ!」と うなずきました 

でも 誰が空の上に行くのでしょう? 

ウォンバットは 年を取り過ぎていました 

これから冬へ向かう今 地上よりもずっと寒い空へ 誰が行くというのでしょう? 

その時 何十匹の毛虫たちが 体をクネクネさせながら みんなの前に出てきました 

「ボクたちが行きましょうか? ボクたちが行って 冬の間 そこでキャンプを張ります

暖かくなったら戻って 報告します ボクたちに任せてください」

なんと勇気のある毛虫たちでしょう 

毛虫たちはひとかたまりになって 雲のようになり浮かぶと ゆっくりと空へ昇っていきました 

厳しい冬も終わりに近づいたある日 ウォンバットがみんなを集めました 

「そろそろ春になる 毛虫たちが心配じゃ 誰か見に行ってくれんかのう?」

ヘビたちが進み出ました 

「ぼくたち冬眠から目覚めたばかりです ぼくたちが行きましょう」 

ヘビたちは空の世界で 隅から隅まで探しましたが 毛虫たちは見つかりませんでした 

次々に 代表となった動物が探しに行っても やはり毛虫たちは見つかりません  

こうしているうちに 待ちに待った春がやって来ました 

最初の暖かい日 トンボたちが息せき切って飛んできました 

「ボクたち 毛虫たちが戻ってくるのに 出逢ったんです!!」 

動物たちは ざわめきました

「ホント???」

「で 毛虫たちは元気なの???」 

「え・ ええ・・ でも 姿がすっかり変わっていたんです・・」 

動物たちは ドキドキしながら 空を見つめました 

すると・・ 

赤や黄色や青の 色とりどりの翅をひらひらさせ 舞い飛ぶ 美しい生きものが 

春風にのってやって来たのです 

あの毛虫たちが こんなに美しい姿に生まれかわった・・ 

それを見た 動物たちは 命の生まれ変わりを素直に受け入れることができました 


この話を語り継いできたアボリジニの人々は 

春になって 飛んでくる蝶々を見るたび 命のよみがえりを思い起こすそうですよ 


こんな おはなしです  


*** 「アボリジニのむかしばなし」 池田まき子 新読書社より ***  

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安らぐ時間

2016-07-25 20:23:35 | 小さなおはなし


しなければならない事が ひとつひとつ片付いて しばらくは休息の時です 

なんて幸せなんだろう~  

というわけで 今日は 畑仕事をしました 

耕して 石灰を撒いて・・・ 

ネギの苗を植えつけ ニンジンの種をまく予定です 

あっという間に 2時間余が経ってしまいました 


午後は トロトロしながら 読書   

こんな日がいいのよ  

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オバケなんてないさ!

2016-07-12 22:21:19 | 小さなおはなし


先日の こどものおはなし会でやった 歌 de パネルシアター 

「 オバケなんてないさ! 」を 画像で載せました 

みてやって下さい   


ブラックパネルボードに 自分が描いた絵を置いて 

歌いながら展開していく方法です 

画像に書いてある歌詞は ブログに載せるためにペイントで編集しました 

実際は 絵だけのものです




1枚目の絵の裏に 2枚目の絵が描いてあります 

それをひっくり返しながら しばらく歌は続きます 

 

 

 

 

 

 

 

 


暗闇では いろいろなオバケが・・・ 

でも お日さまの下では・・ 

あっという間に オバケは消えてしまいますよね!  

最後の部分で ホワイトパネルボードに変わります 


 

 

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あめふりくまのこ 

2016-06-11 22:19:44 | 小さなおはなし


今日は 小さな子のおはなし会 

夏のような陽ざしの 晴れた日ですが・・・ 

まずは パネルシアターの「あめふりくまのこ」から 

 おやまに雨が 降りました 

あとから あとから 降ってきて 

ちょろちょろ 小川になりました 


いたずらくまのこ 駆けてきて 

そっと のぞいて みてました 

魚がいるかと みてました・・・  


歌いながら 絵をひろげていきます 


さあ 雨が上がったよ 

山の動物たちが みんな 楽器をもって集まってきました 


手作りの レインスティック (ラップの芯とつまようじと小豆) 

マラカス (小さなペットボトルにビーズやボタンを入れ ビニールテープでつなげています ) 

ドラム (缶の開いた口に布テープを張るだけ)

ドラムスティック (割りばしの先にビニールテープを巻き付ける)

カスタネット トライアングル (100均) 

好きな楽器で音を出しながら 「山の音楽家」の歌を歌います  


 わたしゃ音楽家 山のこりす 

上手にバイオリンひいてみましょう 

キュキュ キュキュキュ キュキュ キュキュキュ・・・ 


最後は 絵本の読み聞かせ   

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格調高いスピーチ

2016-05-28 22:44:28 | 小さなおはなし


広島を訪れたオバマ大統領の 平和記念公園でのスピーチに目を通しました 

毎日新聞が掲載した全訳文 リンク)

とても格調高く 彼の人類の未来への危惧が伝わってきます 

一部 抜粋しました 

*****  

私たちは過去の失敗を繰り返すよう遺伝子で決められているわけではありません 

私たちは学ぶことができます 

選ぶことができます 

子どもたちに違う方法を伝えることができます 

共通する人間性を説明し 戦争が起こりにくく 

残虐性が簡単には受け入れられないようにする物語です 

***** 

現実は困難が山積みですが そうであっても 一歩一歩ですね 

一人でも多くの人が広島を訪れ 悲惨なその時の状況を肌で感じてほしいです 

自分の周りにも 同じことが起こりうる近未来を想像出来たら 

核兵器を容認することは できなくなる筈です 

オバマ大統領が広島を訪れたことは 大きな意味があったと思います

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「大工と鬼」という話

2016-05-11 22:19:19 | 小さなおはなし


むかし あるところに 大雨が降ると すぐに流されてしまう橋があった 

村人たちは困り果て 名人と名高い大工に頼んだ 

大工は 「よっしゃと 引き受けたものの 

川を見に行くと ドードーと恐ろしいほど流れは速く 川幅も広い 

「どうしたもんじゃろ・・」と 途方に暮れた 

すると 川面にプクンと泡が生まれ みるみるうちに大きくなって パチンと割れると 

そこに でっかい鬼がおった 

「大工どん なに 考えとるんじゃ?」 鬼はにやにや笑いながら言った 

「おれが どんな雨にも流されない橋をつくってやるから お前の目ん玉をくれ!」 

そして 大工が言葉に詰まっている間に 鬼は消えた 


翌朝 大工が川に行くと そこには見事な橋がかかっておった 

鬼が現れた 

「さあ 目ん玉もらうぞ!」 

大工は 震え上がり 待ってくれと 鬼に土下座した 

「よし 明日は必ず目ん玉もらうからな 」 

そして 手の中のネズミをいたぶるようにニヤリと笑って言った 

「その時 もし おれの名前をズバリ言い当てれば 目ん玉のことはゆるしてやろう 」 

それから 何処をどう歩いたのか・・・ 気がつくと 大工は深い山の中にいた 

うっそうと茂る 樹々の奥から 細い子守唄の歌声が流れてきた 


 ねんねんよ ねんねんよ ねんねん坊やに 鬼六が 目ん玉もってくるという   


その歌を聴いた大工は 夢から覚めたようになり そっと その場を離れた 


さて 次の日 大工が川へ行くと 鬼は待ちかねておった 

「 さあ 目ん玉よこせ さもなくば おれの名を当ててみろ 」 

大工は 考えながら言った 

「 鬼之助かな?」 「 違う! 」 

「 鬼平かな?」 「 違う!違う!」 

鬼は もう大喜び 

「 じゃあ・・・」 「 鬼六 」 

大工が そう言うや否や 

「 あっ!」という声を残し パチンと泡が弾けるように 鬼は消えてしまった 


昔話って どの時代にも語り継がれてきた 普遍性をもつ骨太な魅力があるんです  


*** 以前撮った写真です ***

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「 花 」で 何を語る?

2016-04-24 22:52:31 | 小さなおはなし


「 花 」をテーマに語る おはなし会 

集まったのは みな語り手の方たちです 


今までお話した中から選んでも 良かったのだけど 

せっかくの機会だから 新しいことに チャレンジ 

作家 壺井さん(「二十四の瞳」の著者)の 「 春蘭 」という作品を語ってみました 

文学作品は 丸暗記なのですが これが 私にはひどく苦痛・・・ 

まるで 手足を縛られているように自由が利かず 気持ちも乗りません 

いよいよ 昨夜から 気合を入れて 追い込みました 


花屋の店先で 春蘭を見かけ 故郷の母の想い出へとつながっていくお話です 

身を粉にして働く 十人の子持ちの母親を 子どもの目から温かく描いています 


一応 何とか 語り終えたけど 

もう少し 語り込まねばと思います  

とにかく 今日が終わって ホッ 


帰りがけに病院に寄って 昨日生まれた 息子夫婦の赤ちゃんを抱っこしてきました  

歌を歌ってあげたら 静かに私を見上げていました 

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