あなたがパラダイス 平 安寿子 朝日新聞出版
若い時より純情に、無邪気に そして情熱的に
人生を生き抜いたパラダイス(=ごほうびのある場所)では
まだまだいける恋心が健在でした!
3人の中高年女性、夫と家族と恋人によるユーモアたっぷりの
アンチエイング小説
( 出版社・内容説明より )
40~50代の女性を生き生きと描いている物語。
いずれも更年期を迎え
ホットフラッシュ、イライラにめまい 鬱々な日々
あああ~ わかる。かわる。「こんなはずではなかった」・・・
この目や耳で聴くことから始まるのだろうが、対象との間から
かえってくる何かが変わっていく。
独身図書館員、敦子
専業主婦、まどか
バツイチライター、千里
パワーあふれる3人の女性たちが自分のおかれた状況に
立ち向かう姿には元気をもらえる。
「もう、いいよ。大人をやるのは少し休んで、女の子に戻ろう」
物語の3人とも ジュリー (沢田研二)のファンなんだ。(笑)
ジュリーのヒット曲の歌詞なんかも ふんだんに使われていて
なんとも、懐かしい。
今にも雨が降り出しそうな寒い冬のような朝
仕事に出かける前にワンコと散歩
銀杏並木には銀杏がたくさん落ちていた。