てつがくのライオン 工藤直子:作 佐野洋子:絵 理論社
5章立ての詩集
きょうライオンは「てつがくてき」になろうと思った。
哲学というのは座り方から工夫したほうがよいといわれるので
尾をまるめて腹ばいにすわり、前足を重ねてそろえた。
・・・
「 やあ、かたつむり。ぼくはきょう、てつがくだった」
「 やあ、ライオン。それはよかった。で、どんなだった?」
「 うん、 こんなだった」
職場の庭にいた「ねこ」
ちょっと、哲学的?
私もちょいと「てつがく」したい気分になった。(笑)
仕事をしないでなに見惚れているんだか・・・