ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

ミラクルトレーニング⑦

2007-07-20 | ISO外論
ランスの本を読みながら気になっていることがある。
おそらくスポーツ選手やコーチには常識になっていて、それが理解されているため、あたり前になっていることと思うが、「学習カーブ」の応用である。
例えば、ランスのトレーニングでは、次のようなものである。
 ツール・ド・フランスに勝つという明確な目標
 いくつかの用意された基本練習の活用による練習
 レース3週間前には最大のパフォーマンスが発揮できるようにする
 レースの直前には、心身両面をピークに持っていくため練習量を減らす(テーパリング)

自分の仕事をミラクルトレーニングと比較して反省すると、あまりの生ぬるさに愕然とする。
これでは、プロのする仕事ではない。

品質管理の改善における、維持、改善の繰り返しは組織における「学習カーブ」の応用ではあるが、あまり理論的ではない。例えば、標準化は改善の最終段階から維持の段階に進むためのテーパリングとしてトレーニングすべきことである。手順書を書いてそれで終わりというのでは、あまりにも安直過ぎる。作業が科学されてない。人間性も無視されている。

テーラ-が科学的管理法をまとめてから100年近くなるが、まだ人間の研究に関しては未知の分野が多いように思う。
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ミラクルトレーニング⑦

2007-07-20 | ISO外論
ランスの本を読みながら気になっていることがある。
おそらくスポーツ選手やコーチには常識になっていて、それが理解されているため、あたり前になっていることと思うが、「学習カーブ」の応用である。
例えば、ランスのトレーニングでは、次のようなものである。
 ツール・ド・フランスに勝つという明確な目標
 いくつかの用意された基本練習の活用による練習
 レース3週間前には最大のパフォーマンスが発揮できるようにする
 レースの直前には、心身両面をピークに持っていくため練習量を減らす(テーパリング)

自分の仕事と比較してみると、あまりの生ぬるさに愕然とする。
これでは、プロのする仕事ではない。

品質管理の改善における、維持、改善の繰り返しは組織が「学習カーブ」の応用ではあるが、あまり理論的ではない。例えば、標準化は改善の最終段階から維持の段階に進むためのテーパリングとしてトレーニングすべきことである。手順書を書いてそれで終わりというのでは、あまりにも安直過ぎる。作業が科学されてない。人間性も無視されている。

テーラ-が科学的管理法をまとめてから100年近くなるが、まだ人間の研究に関しては未知の分野が多いように思う。
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