このBLOGは、ISO9001の章立てに沿ってまとめています。今回は、2回目(2順目)になります。
今までは,5の経営者の責任,6の資源の運用管理についてまとめたので、
これから、9001のメインである7の製品実現にはいります。といっても通常の本と違うので横道にそれながら、まとめたいとおもいますのでよろしく。
さて、ISOの製品実現プロセスは、新製品開発から生産、販売、サービスにいたるプロセスを考えればよい。
そのプロセスの一番上流で検討することは、事業戦略との関連で製品についての企画を考えることである。
品質管理と事業戦略の関連は産業によりまた、市場環境により異なる。
ヨーロッパなどでは、半世紀以上も同じ部品を作り続けている企業は多い。
日本と違い大きい企業が必ずしもいいと考えられてないから、日本のように中小企業が弱者であるというかんがえはない。
1994年版のISOが改訂されるとき、日本が主張したのは大企業対象のISOだけでなく中小企業向けのISOを作成するよう主張したそうであるが、日本的な弱者救済の発想がEUになく、中小企業向けのISOは日の目を見なかった。
つぎに,品質戦略について考えたい。
日本の高度成長の時期には,事業戦略の中心に品質戦略があった。
当時は品質がこれ以上悪くなれば,生き残れないという時代であった。
いまは、品質がよくなり、過去のハングリー精神が忘れられている。
逆に品質問題も多発している。
事業戦略における品質戦略の位置付けは組織によりことなるが、製品開発の上流の段階から関与すべきである。上流からの検討がないと、品質問題の経済的取り組みが出来ない。
後になればなるほど、品質問題の処理は高い金額が必要になる。
今までは,5の経営者の責任,6の資源の運用管理についてまとめたので、
これから、9001のメインである7の製品実現にはいります。といっても通常の本と違うので横道にそれながら、まとめたいとおもいますのでよろしく。
さて、ISOの製品実現プロセスは、新製品開発から生産、販売、サービスにいたるプロセスを考えればよい。
そのプロセスの一番上流で検討することは、事業戦略との関連で製品についての企画を考えることである。
品質管理と事業戦略の関連は産業によりまた、市場環境により異なる。
ヨーロッパなどでは、半世紀以上も同じ部品を作り続けている企業は多い。
日本と違い大きい企業が必ずしもいいと考えられてないから、日本のように中小企業が弱者であるというかんがえはない。
1994年版のISOが改訂されるとき、日本が主張したのは大企業対象のISOだけでなく中小企業向けのISOを作成するよう主張したそうであるが、日本的な弱者救済の発想がEUになく、中小企業向けのISOは日の目を見なかった。
つぎに,品質戦略について考えたい。
日本の高度成長の時期には,事業戦略の中心に品質戦略があった。
当時は品質がこれ以上悪くなれば,生き残れないという時代であった。
いまは、品質がよくなり、過去のハングリー精神が忘れられている。
逆に品質問題も多発している。
事業戦略における品質戦略の位置付けは組織によりことなるが、製品開発の上流の段階から関与すべきである。上流からの検討がないと、品質問題の経済的取り組みが出来ない。
後になればなるほど、品質問題の処理は高い金額が必要になる。