ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

「近頃の若者は」

2006-03-05 | コラム
いつの時代にも、「近頃の・・・」と言いたくなる事はあるようだ。
古代の遺跡からそのような文書が見つかったと言うことを最近読んだ。

毎年繰り返される高校生の国際比較調査、新聞では日本の劣っている点しか書かれてないので調査の全貌は見えないが、ここ何年か同じ傾向が続いているように思う。
日米中韓の比較で、現在非常の関心のあることは「漫画、雑誌、ドラマ」将来に対しては「食べて行ける収入があればのんびり暮らしたい」との回答が日本では目立つ。

新聞では将来の可能性を持てないのは大人や社会の責任、という評論家のコメントがつく。

ものづくりの現場を考えてみる。
スタッフや新任の管理者さえ怒鳴りつけるくらい現場を大切にする「親方」はいない。
5Sの躾がまったくといっていいほどみられない。
躾がないから、5Sから一歩後退して4Sで済まそうとする。

多くの派遣社員や海外からの労働者を抱えているからであろうか。
それらの人材が劣っているとは思えない。
必要以上の遠慮をすべきではない。
遠慮も度をこすと、ストレスが溜まり、自分と他人を分けることからコミュニケーションギャップになりかねない。

「情けはひとの為ならず」と言う言葉を思い出した。結局は自分に戻ってくる。
コメント
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