ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

ビジョンと希望

2006-03-10 | 高シナジー経営
ビジョンをトンネルの出口の光りと表現した人がいる。
暗闇の中から見える光りは、どんな僅かでも光に向かう勇気を我々に与えてくれる。
光りが暗闇から出るための希望だからである。

人を表現する言葉にホモ・サピエンス(考える人)は一般的だが、考えることは人間だけの特性ではないことが、最近の科学で分かっている。
希望する人(ホモ・エスペランス)こそ、これからの人間にふさわしい定義である。

ビジョンに要求されること。
考えろではすでに時代遅れである。
面白いことを求め、楽しい人生を送ろうでは、時代や世相に迎合しすぎる。
混沌の中にあっても希望を失わないことが、これからの人には期待される。

さて、組織に関与する全ての人の希望という観点から、組織のビジョンを見ると株主や経営者の説明にしかなってない。
ビジョンの実現に向けて実践する人々の動機付けとは程遠い。
ビジョンは人を動機付け、士気を鼓舞するものでなければならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする