ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

絵に描いた餅

2006-01-02 | ISO外論
いろはかるた辞典を見つけ読んでみた。

昔は正月は、かるたにすごろくで遊んだ。外ではねつきの音が聞こえると仲間に入れてもらえる楽しみにどきどきした。正月の楽しみは何をして遊んだかよりも、普段あまり顔をみない大人と子供のコニュニケーションの場であったように思う。

かるたは意味は分からなくても、なにがしかの教訓として残っている。
そんな遊びから、ずるをしたら、しばらく仲間に入れてもらえないことも学んだ。
緩やかに流れた時間であったが、人生に必要なことを学んだように思う。

さて「絵に描いた餅」
文書やシステムをいくら作っても、実行されなければ成果は出ない。
標準化というのは、標準のPDCAのプロセスのことだが、作成した標準の教育訓練や標準による成果の確認まで含まれる。

確実にPDCAをまわし成果をあげることを考えたら、文書はもっと少なくすべきである。教育訓練を徹底させれば、もっと重要な文書をわかり易く作ることに気を配るようになるだろう。

スローライフという言葉がはやったが、急ぐと何かを省略する。中途半端になるから本質がつかめない。無駄のくり返しである。

確実にPDCAをまわしたいとおもう。

コメント
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