ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

いい事をするのになぜ受身なのか

2005-09-12 | ISO外論
ある審査機関の予備診断に立ち会って、なぜだろうと考えた。

誰しも権威には弱いのはわかるが、それにしても受身過ぎる。
ハーバードビジネススクールなどで教える、交渉術などのテキストを見ると、成功する交渉は、両者が”WIN-WIN”つまり「勝ちー勝ち」のパターンでなければならない、という説明がある。われわれ、日本の文化では、初めて会う人や、まして、先方が権威と思えば多少、かまえたり、引いたりする。
古くはそれが礼儀でもある。いまどき礼儀など気にする人もいないだろうが、社内の上位者が見ているとなると緊張する。

配慮ある上司が導入部分を自分が説明して、うまく引き継がせてくれればいいが、そんな配慮を期待するほうが、甘いなどと怒られてしまいそうだ。

そんなわけで、権威の前では、おとなしくせざるを得なくなる。

そこで提案だが、せめて予備審査ぐらいは、日本流をやったらどうだろう。

まず、継続的改善の事例などの自慢話を披露してもらう。それについての質問からはじめたらどうだろう。

何れにせよ、審査員の品格や器量にかかっている。
そのような人が審査員になってください。

ほかに、なにか.いい考えがあれば教えてください。
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