ポイント．１８－２

洗剤や化粧品などの家庭用品を扱うL社では、海外との積極的技術提携により製品グループを充実してきました。

この会社では、技術の新規性，市場の新規性を現有から新規まで３段階に分け，３×３のマトリックスを作り，開発のパターンを整理しました。
製品を開発するはじめの段階で、まず，その製品がどのパターンに属するのかを評価して，開発スケジュールの概略を作成します。

品質保証システム，品質システムは一種類作成してすべての製品を当てはめるのはむりです。非常に類似性のある製品でも、品質方針や技術の新規性により管理するポイントがことなるので、運用管理に際して工夫が必要です。
層別管理、重点管理できる工夫が必要です。鋳物や金属部品などでは、グループテクノロジーを活用して層別していたようです。

さて，L社では、生産準備と市場導入の計画が関連するため、パート（PERT）という日程管理の手法を使い、日程，コスト，品質の総合管理を行いました。このようなPERTを
PERT―QCとよんでいます。