写真のコーナーは通勤途中の峠です。
私が高校生でバイクで峠を走っていた時には、ここの道に20台くらいヒザスリ小僧がいつもいました。 私もよく走りに行きました。
そこそこ走れるようになり調子にのっていたのでしょう、この左コーナーでコケてバイク(88NSR)は下の田んぼに落ち、私はガードレールの支柱に思い切りお腹を打ちました。
何日か寝てれば治ったのですが(結構痛かった)もし対向車が走っていれば危ない状況だったと思います。 今考えるとよくこんなとこ走っていたと思います。
今日、撮影した場所に花束と写真がありました。 写真を拝見すると高校生くらいの男の子の写真でした。 本人も悔しいでしょうが残された家族の方も悔しいと思います。
モータースポーツはもとより、クルマやバイクを運転する行為にはリスクがつきものだと思います。 しかしリスクを減らすための努力は惜しむべきではないと思います。
今日ラジオで「後ろの席もシートベルトの着用義務化提案」といった話題がありました。
ヨーロッパとかではよく見かけますが、日本ではまだまだというか後部座席でシートベルトしてると変人扱いされそうな感じさえあります。
「俺の運転を信用してない」とかおっしゃる方がおられますが、理論的に考えても10キロ程度で衝突しても自分を支えることはできないし、追突事故は本人の運転技術とは無関係な場合もあります。
私はクルマで何度も事故や横転をしていますが、いままで大きなケガをしたことは一度もありません。 コドライバーの方も何度も危険な目に合わせたと思いますが、シートベルトやロールバーが私たちを守ってくれました。 事故は瞬間的な出来事なので自分で体を支えたことなど1度もありませんし出来るわけがないのです。
モータースポーツだけの話ではなくクルマを運転する以上誰でも事故を起こす可能性があると思います。 シートベルトはホントにイザという時に役にたちます。
なんかまじめな話になっちゃいましたね。 最初はバイクでコケたバカ話でも書こうと思っていたのですが、花束と写真を見て考えさせられました。丹羽レーシング