西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

私の主張、パートⅢ(コミュニティー政策)

2011-02-01 11:11:51 | Weblog
人間関係が希薄になった今こそ、「地域のコミュニティー」を大切にしなければなりません。無縁社会は地獄社会と言われます。
そこで、なぜ今、「地域コミュニティ」が必要なのかという事であります。
少子高齢化の流れとともに、社会情勢も変化し、核家族化も進み、取り残された高齢者や子育て家族に対する支援をはじめ環境問題であったり、防災の問題であったり、市民生活に直結する課題が次々と生じてきております。
郊外に新しい住宅・スーパーが立ち並び、都市化が進んできますと、そこに移り住む住民の価値観も多様化し、地域における連帯感も希薄になり、従来からの自治の相互扶助の機能低下だとか、個人情報保護による弊害も指摘されるようになりました。よって、市民生活に直結する課題について、市民が協力し、助け合い、地域の問題として解決していくことが求められております。
「自分たちのまちは自分たちで守りなさい。」要するに、自己管理・自己責任の原則をすぐに行政は持ち出します。当たり前の話であります。
地方分権型社会の実現は、そこに住む住民が主体となって地域の課題を自ら解決しなければならないからであります。
それでしたら、行政はそうした活動へのより適切な支援を積極的に進め、地域との連携・協力をしていく必要があるわけであります。
コミュニティの組織づくりは、これからは子育てに限らず、高齢者の問題、環境・消費生活、文化等、極めて広範囲に広がる共同互助活動の領域であり、これを維持していくには当然、財政的な支援も必要になります。

最後に、文化財の保護であります。津島の伝統行事「まつり」はまさにコミュニティーの縮図とも言えるのではないでしょうか。ところが近年、担い手も細り、財源も枯渇し、維持するにも支障をきたし、危機にひん死している状態である訳です。「まつり文化」を何としても守っていくのも我々の使命でもあります。

まだ他にも私のすべき課題は山積しております。
今度の選挙は、議員の資質が問われる選挙であり、皆さんの意識改革、判断力が問われる選挙でもあります。
私、「西山よしお」が少しでも前に出て、皆さんとともに「潤いのある生活」に貢献できたら本望であります。

以上、簡単ではありますが、私の主張を3回にわたり述べさせていただきました。
特に「まつり文化」については、今度の定例会における一般質問の項目に予定をしております。
他に、漏れているテーマ・修正箇所・説明不足の個所も多くあると思いますので、ご指摘いただければ幸いであります。