最近読んだ本です(遅ればせながらですが…)
「ゲゲゲの女房」
副題:人生は終わりよければ、すべてよし!!
武良布枝著 実業之日本社刊
現在NHK朝の連続テレビ小説で大人気放送中ですね。
映画も制作され11月に劇場公開されます。
水木しげる先生の作品を代表する、
素敵な面々。
左から河童の三平、鬼太郎、悪魔くん
ドラマを始めから観ておくべきだった…
と少々後悔したくらい面白く、温かい。
特に赤貧時代、夫の代わりに貸本の原稿料を
受け取りに行くくだり…
(このエピソード、ドラマでは放送されたかな?)
これから読む方もあると思うので詳しくは書きませんが、
お店でコーヒーを飲みながら読んでいることを忘れて、
涙がこぼれそうになりました。
アッという間の1時間ほど、昭和のその時代に
タイムスリップしたような快適な読書でした。
解説です→
著者は、『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親としてあまりに有名な
マンガ界の巨匠であり、妖怪研究の第一人者としても知られる
巨人・水木しげるの夫人である。
赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、
「幸福とは何か」を語る現在……結婚以来半世紀、
常に水木の傍らに寄り添い、見守ってきた。著者はなぜ
極貧の無名マンガ家と結婚したのか?
伝えられる貧乏生活とはどんなものだったのか?
超有名人の妻となって人生はどう変わったのか?
水木のユニークな言動をどう受け止めてきたのか?
自らを「平凡な人間」と語る著者の目に映った異能の
天才の真実と、夫と歩んだ自身の激動の人生への思いを
率直に綴った、感動の初エッセイ!
(以上解説は実業之日本社HPより) ←今日の順位は!?