西尾の行政書士  Getting Better  

愛知県西尾市で市街化調整区域の許認可、相続を主な業務とする行政書士事務所と
不動産会社を経営しています。

映画 エンディングノート

2011年09月30日 | 映画・音楽・読書

先日、この秋に観たい映画をこちらに
→観たい映画が観られない
ズラッと書きましたが、もう1本こちらも。


映画『エンディングノート』

2011年10月1日より劇場公開

ただし先回も書いたとおり、この作品も県内では
名古屋ミッドランドスクエアシネマのみの単館上映。

観たいけど、観られるかな…


あれこれ書くよりもこちらの予告編を。

私は日を改めて3度観て、3度泣けました…

映画『エンディングノート』予告篇


解説を少し。

熱血営業マンとして働き続け67歳で退職したサラリーマンが、
第二の人生を歩み始めた矢先にガン宣告を受け、残された
家族と自分の人生を総括するために“エンディングノート”を
実行していく姿を収めたドキュメンタリー。本作の製作を務める
是枝裕和に師事経験がある砂田麻美監督が、最期の日まで
前向きに生きようとする父と家族の姿を映像に記録。
重いテーマながら、段取り命で会社人生を送った当人らしい
幕の引き方が感動を呼ぶ。
(解説はシネマトゥディより引用)

 

 


不動産相談員研修会

2011年09月28日 | 仕事

昨日は名古屋での不動産相談員研修会に参加。

相談を受ける立場としての心構え、基本姿勢。

答えはできる限り一般論としてお答えし、
相手に同意しすぎない、深く踏み込まない。

相談者の多数が始めから自らの答えがあったうえで、
その答えに同意してもらえるよう誘導してくる例が多い。
相談員の同意による権威付けを求めていると思われる。

他に情報が流れる恐れがあるので紙でのやり取りはしない。

今は高性能の録音機が出回っており、
講師の弁護士さんは相談者の全てが録音している
と思って常に緊張感を持って対応している等々…

不動産の相談は一般的にその対価が大きく、
深刻な案件、急を要する相談が多いので、
より慎重な対応が必要。

相談を受ける立場としては、毎回頭をフル回転して
いなければならず、又、手に負えないような件も散見し、
常に緊張の連続ですが、その反面、自己研鑽の場にも
なっていると思い、やらせてもらっています。


 


高校生のアルバイト

2011年09月24日 | 日記

このところ不動産の仕事の方も慌ただしい。

売買や中には管理物件の賃料値下げの話まで…
厳しい案件もありますが、キッチリまとめようと思ってます。


今日行った近所のスーパー。
試食品も持って売り込みをしていたのは、
アルバイトの高校生らしき男子。

女性の方なら?つい買ってあげたくなるような、
色黒のさわやかな好青年なのですが、
手慣れていないのか、なかなか手にとってもらえない。

私も高校時代からいろんなアルバイトをしてきたので、
一生懸命そうな子がいると他人事とは思えず…
つい応援したくなります。
大手スーパーで同じことをしたこともあります。


棒読みの初々しい説明を聞いて、買ってきたのがこれ。

「エバラ黄金の味具だくさん」

早速今晩、豚肉にレタスとキュウリを巻いて頂きました。

のせても、巻いても、おにぎりの具やご飯にのせても
いいみたい、けっこう使えそうです。

なんでも、ガンバってる姿を見るのは気持ちいいものですね!

 


観たい映画が観られない…

2011年09月22日 | 映画・音楽・読書

皆さん、この秋観たい映画はありますか?

私は観たい映画がなかなか観られません…

映画が好きな方にはよく分かると思うのですが、
新聞や雑誌、ネット等の映画評をみて、
これ観たい!と思う映画はたいてい上映館が少なく、
上映するのはほぼミニシアター系の映画館。

最近特にこの傾向が強いような…
大物俳優や名監督の作品でもミニシアターと
いうのが珍しくありません。

都心ならミニシアターが多くあるので、それでも
いいのだろうけど、地方はこれがなかなか大変。

シネコン(シネマコンプレックス=同一の施設に
複数のスクリーンがある映画館のこと)なら、
車をちょっと走らせればいくつかありますが、
ミニシアター系の映画館といえば、名古屋まで
出なければいけないので、どうしても観たい!
という映画でもなければなかなか足を運べません。

シネコンでよくある、TV局とタイアップで話題作り
ばかりの映画を複数のスクリーンで上映するのなら、
せめて10あるスクリーンの内の1つでも、
ハデではないけど、優れた作品を上映してくれれば、
観る人が結構いると思うんだけどな~


ということで、私がこの秋みたい映画。

良さそうなのがズラリ!でも、こんな感じで、
上映館は名古屋のミニシアター系ばかり…


『未来を生きる君たちへ』  (上の画像)

現在、名古屋センチュリーシネマにて上映中

デンマーク、郊外。学校でイジメに遭うエリアスは、医師として
アフリカ難民キャンプに赴任している父親アントンが心の支えだ。
一方、アントンは自身の離婚問題や毎日のように搬送される瀕死
の重症患者に苦悩していた。デンマークとアフリカ、子供と大人、
全く異なる二つの世界に根を張る暴力―。それぞれが赦しと復讐、
善と悪の狭間で揺れ動く様を圧倒的な緊張感を以って描き切る。
本年度アカデミー賞&ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語
映画賞W受賞の感動作!


『ゲット・ラウド』

現在伏見ミリオン座にて上映中

エレクトリックギターの3世代のスーパースター、U2のジ・エッジ、
レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ザ・ホワイト・ストライプスの
ジャック・ホワイトが自分たちの言葉で、自らの全てを初めて語る。
いかに愛する楽器を手に入れ、独自のサウンドやスタイルを築き、
栄光を勝ち取ったのか。それぞれのルーツを訪れ、伝説の始まりを
明かし、貴重な過去映像が3人のギタリストの光と影を浮かび
上がらせる。他に類を見ない愛に溢れた「人生」と「ギター」に
関する至福の音楽ムービー。


『カンパニー・メン』

2011年9月23日より~名古屋ゴールド・シルバー劇場にて

ボビーはボストンに本社を構える総合企業の販売部長。
年収12万ドル、愛車はポルシェ、趣味はゴルフ。
そんな勝者のライフスタイルを手に入れるため必死で働いてきた
彼は、突然リストラ宣告される。再就職に向かってスタートを
切らざるをえないボビーだが、現実は想像以上に厳しい。
その苦境のどん底で向かったのは、折り合いのあまりよくない
義兄のもとだった・・・。自分の人生にとっていちばん大切なものは
何なのか?4人のアカデミー賞スターが集結、豪華キャストが
奏でる人生再起の物語。


『ゴーストライター』 

2011年9月24日より~名古屋センチュリーシネマにて

元英国首相アダム・ラングの自叙伝執筆を依頼された
ゴーストライター。ラングが滞在する真冬のアメリカ東海岸
にある孤島に赴き、取材をしながら原稿を書き進めるうちに、
ラング自身の過去に違和感を覚えるようになる。
やがてそれは前任者の不可解な死に対する疑問となり、
その謎を追いかけることで国家を揺るがす恐ろしい秘密に
触れてしまう。名匠ポランスキーが魅せる職人技に世界中が
喝采。映画史に名を刻む、現代最高峰のエンターテイメント!

 

『フェア・ゲーム』

2011年10月29日~名古屋センチュリーシネマにて

9.11の同時多発テロ以降、アメリカ合衆国は、イラク共和国が
大量破壊核兵器を保持し、悪の枢軸のひとつであるとしていた。
だが、CIA秘密諜報員ヴァレリー・プレイムは、潜入捜査の末、
イラクに核開発計画がないことを突き止める。一方、ヴァレリーの
夫で元ニジェール大使のジョー・ウィルソンも国務省の依頼で
同様の調査結果を得ていた。しかし、ブッシュ政権は報告を無視、
2003年3月20日、遂にイラクへ宣戦布告する―。ブッシュ政権
最大のスキャンダル、全米ヒットのクライム・サスペンス!!

*この作品だけは、近場のシネコン、シネプレックス岡崎でも
上映されるようです。



とはいえ雑食で大作好きの私は、 シネコンでやってくれる、
このあたりの話題作も大好物です。

 
三谷幸喜最新作!!


またか、でも観たい!


ハリソン・フォードが脇に回ります!


ブラッド・ピット最新作!

 
説明不要、ストレス解消のみ!


芸術の秋、皆さんもぜひ映画館へ!

 


雨にぬれても

2011年09月20日 | 映画・音楽・読書

東海地方は台風15号による大雨で、
岐阜、名古屋方面を中心にかなりの
被害が出ている模様。

明日の午後あたりからが暴風雨のピークとなる予報。
くれぐれも被害が少なくあってほしいと願うばかり。


今週は3連休のあと3日あけてまた3連休。
役所の休みが続くとスケジュール通りいかなくて
やりにくいけど…
私は連休関係なしでほとんど仕事。

さすがに腰に疲れがきてしまい、かばいながらですが、
何とか?ありがたく仕事をさせてもらっています。

~同じ雨でもこんな感じなら、ゆっくり楽しめるのに…

 雨にぬれても/B・J・トーマス Raindrops Keep Fallin' on My Head/B.J.Thomas


「雨にぬれても」 / B.Jトーマス
原題:Raindrops Keep Fallin' on My Head


1969年、アメリカン・ニューシネマの代表的作品~
明日に向って撃て!
原題: Butch Cassidy and the Sundance Kid

日本でもおなじみの映画とその主題歌。

ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス。
往年のスター達、今観ても輝いてますね。

この歌があるからこの映画!この映画だからこの歌!

映画の楽しみと音楽の素晴らしさを教えてくれる傑作です。

 


いまどきの修学旅行

2011年09月15日 | 旅行

小6の娘は明日から1泊2日の修学旅行。

小学校生活6年で最大級のイベント。
同級生たちと行く初めての大がかりな旅行に、
もう何日も前からそわそわして楽しそう。


行き先は今も昔も定番の奈良~京都。
私の頃と同じです。

当時の私の修学旅行の写真を見ると、
どの写真も久しく忘れたような?
はちきれんばかりの無邪気な笑顔やふざけ顔。
よほど楽しかったんでしょうね~


行き先や現地で回るコースは昔とほぼ同じでも、
その方法は随分様変わり。

私は知らなかったのですが、
今は日程の大半は集団行動ではなく班行動。
移動も5~6人が一団になった班ごと。
(7歳上の息子の時には団体行動だったので、
きっとここ数年のことだと思いますが…)

特に2日目の京都では事前に渡された
観光マップから自分たちで行き先を決めて、
班ごとにタクシーで移動。

行き先は清水寺と金閣寺だけは必ず立ち寄り、
それ以外は時間内であれば自由。

ちなみに娘たちの仲良しグループ6人は、
迷っていた割には二条城、三十三間堂、東寺など、
やっぱり定番コース。このあたりは見逃せないようです。

タクシーはMKタクシー、観光マップもMK観光マップ。
タクシー会社や旅行会社が全国の小中学校を対象に
こういった営業をしているのでしょうね。

子どもの自主性を重んじるのと、秋の観光シーズンで、
団体による大型バス移動での集中緩和もあるのかも。

まあ、子供たちにとっては団体行動でもグループ行動でも、
きっと関係なく、楽しんでくるんでしょうけど。

いつまでも忘れられない思い出になるように、
目一杯、楽しんできてほしいものです。


~上の画像は金閣寺wikipediaより

 


議員バッチは効果があるか?

2011年09月13日 | 仕事

「この件、議員さんに頼んだ方がいいですか?」

困難な案件ばかりではなく、通常許可される案件でも、
このようなことを言われる方が少なからずあります。

これは語弊があるかもしれませんが、旧時代的発想。

私はきっぱりと、時にやんわりと説明します。

「必要ありません。結果は同じですから」


もうひとつ、過去に許可された事案で、
「あの件は議員さんに動いてもらって許可された」
なんていうお話をよく耳にします。

そういった事案、話をよく聞いてみると、
大抵は許可されるべき明確な理由があり、
許可要件に適合しています。
わざわざ議員さんに頼まなくても…
結果は同じです。

ただ、「議員さんに頼んだ」ということを、
誇らしげに話される方もありますので、
この場合、相手の自尊心を傷付けないように、
必要以上のことは言わないようにしていますが。


議員さんが個別の事案に関わることの是非は
横に置いといて、議員さんの功労による成果も
中にはあり、例えば地域や近隣の人間関係を
まとめたり、道水路の敷設を融通したり等。
それにより計画の前提が調い、進まなかった事案が
前に進むことも現実としてあるでしょう。

しかし、あくまでそこから先の許認可は別。
一議員さんのプッシュで本来は都市計画法や
農地法等に該当しない許可要件が特別に
付与されるなんて、何十年も前なら分かりませんが、
今の時代とても考えにくい。

役所の担当者にしても、議員さんにしても、
不始末があればすぐにやり玉にあげられる時代。

場合によっては報道されたり、懲戒免職になったり。
余程のことでもない限り、個人の事案に対して、
そこまで法外なことはしません。
推して知るべしですね。

ただし上記は一般市民、法人に対しての話であり、
議員さんというのは、市会議員、県会議員クラスの話。

自治体の長や国会議員が動かれるようなもの、
自治体を巻き込んでの大がかりなもの、
大規模開発や工場誘致、時に利権がらみ?とか…

このあたりのことは私にはわかりません---

 


ライフ-いのちをつなぐ物語-

2011年09月11日 | 映画・音楽・読書

映画「ライフ-いのちをつなぐ物語-」

原題「ONE LIFE」 製作:イギリスBBC

2011年9月1日より全国劇場公開中~


今日、観てきました。

1時間半、驚異の映像から目が離せません!



製作期間6年、総製作費35億円、18カ国、24カ所。
世界を股にかけた全大陸ロケを敢行、BBC史上最大の
ネイチャードキュメンタリー。

NHK総合テレビで以前放送されたイギリスBBC製作の
渾身のドキュメンタリーの映画版(ダイジェスト版)

最先端の映像技術を駆使した、まさに決定的瞬間の数々!





過酷な地で生き抜く為、外敵からギリギリのところで身を守る為、
そして生命をつなぐ為…さまざまな動物たちの生命の記録。

その生命力、生き物の持つ神秘には感嘆の連続です。

まさに邦題の通り、“いのちをつなぐ物語”

ぜひ、映画館の大きな画面でどうぞ!

  


連日の研修会

2011年09月09日 | 仕事

昨日、今日と連日で研修会に参加。

昨日(9/8)は名古屋で行われた、
愛知県行政書士会主催の研修会。

テーマは「農林漁業の6次産業化について」

6次産業化についての詳細はこちら
→東海農政局ホームページ


テーマとしては興味深いですが、
行政書士としての出番は余りないような?印象。

有識者やコンサルタント等で構成する
6次産業化プランナーが活躍するようです。


そして今日(9/9)は知多市で行われた、
愛知県宅建協会主催の研修会。

テーマは3題。

1.特定都市河川浸水被害対策法について

2.売買トラブルの実例から学ぶ実務上の留意点

3.震災時における建築から見た観点


1は実務上どうしても避けられないこと。

2は毎回の紛争事例と解説。

講師の方の弁舌鋭く、話が分かりやすかった。

一般の方にも興味深い内容もありますので、
またこちらでも記事にしたいと思います。

3は東京の設計士の先生が講師。

東日本大震災における建物被害から、
地震についての解説、耐震基準、耐震診断、改修、
地盤と基礎、地層、地盤調査、地盤改良、
建物維持保全等の解説、東海地震、東南海地震等の
ための備え等、専門的な話を分かりやすく講義して頂く。

特に地震国日本さらに東海、東南海地震の圏内に
住む自分にとっては深刻なテーマ。
改めて考えさせられる内容でした。


今日は3題とも有意義な研修。
隣市で同一の研修会がありましたが当日都合がつかず、
今日、その替わりとして遠方まで足を運びましたが、
その甲斐が充分にありました。




夢のマイホームへエール

2011年09月06日 | 思うこと

今日、仕事で行った建築会社で見た光景。

所長に懇願するのは、30代前半と思しき
実直そうなご夫婦。

聞くともなしに聞いていると、
懇願の主旨は、その会社が販売している
建売住宅をどうしても購入したい。
場所も建物もすべて気に入っているし、
家族全員が同意している。

その物件は他と比べても決して高くないものだけど、
金融機関からの融資がどうしても足りない。
どうにかならないだろうか…

書庫を隔てて、隣のテーブルにいた私にも、
その熱意と切羽詰まった状況がヒシヒシと
伝わってきます。

「子供たちもすごく楽しみにしているんです」

「やっと夢が叶うと思っていたんです」と涙する奥さん。


繰り返し懇願する言葉と、楽しみにしているという、
ご夫婦の子どもたちにまで思いは巡り、
部外者ながら私の胸も痛みました。


「マイホーム」を持つことを夢と捉えるのは、
今の私には少なからず違和感がありますが、
しかし、そういう私も過去にはご夫婦と同じく、
マイホームに夢を抱いた一人でした。

団地育ちの私には、毎日曜の朝にTVから流れる
ハウスメーカーのCMがとてもまぶしく映りました。
子供心に、そこに必ず登場する、絵に描いたような
幸せそうな家族に憧れていたんでしょうね。


私は30歳で家を持ちましたが、当時アパート住まい
だった私たち夫婦に資産はほとんどなし。
もちろん援助してくれる身内などなく、
あるのは、わずかな頭金のみ。あとは借入。

土地は定期借地権を活用。

知人や仕事の経験をフル活用して、少しでも資金を
抑える算段をしても現実の壁は厚く、設計図面を
何度も描き直して、できたのは31坪の簡素な木造住宅。

それでも、嬉しかった!

家具や電化製品は、ほぼ今まで使っていた物、
追加の分は貰い物や中古を買い、自分たちで
塗料を塗りなおしたり、カバーを作ったりして、
リサイクルしてました。今ではいい思い出です。


ご夫婦を見て、過去の自分と重なり、
心の中で思わずエールを送りました。

ガンバッテ!ガンバッテ!

大いに背伸びをしながらも、地にしっかりと足をつけて、
ご家族で明るい未来を築いてくださいね!




日曜日には音楽を

2011年09月04日 | 映画・音楽・読書

日曜の雨の朝、車を走らせていると、
なつかしい曲がFMから流れてきました。

So Much In Love

タイトルは知らなくても、きっとどこかで聴いたことが
ある曲だと思います。

イーグルスのベーシスト、ティモシー・B・シュミットが
1982年にザ・タイムスの曲をカバー、一人多重録音。
日本でもCMなどで使われたおなじみの曲ですね。

日本人好みの甘く切ないメロディーと、
ティモシー・B・シュミットの澄んだ美しいボーカル。

多くのアーティストがカバーしていますが、
(日本では山下達郎もカバーしてます)
やっぱりこれが最高!

いつ聴いても心地良く、若き日にいざなってくれる。
昔も今も名曲は永遠です

 Timothy B. Schmit - So Much in Love

 

 


ツリー・オブ・ライフ

2011年09月01日 | 映画・音楽・読書

映画「ツリー・オブ・ライフ」

2011年8月12日より劇場公開中~

今年のカンヌ映画祭でパルム・ドール(最高賞)受賞作。


先週末に観てきました。

延々と提示される難解なつくり、映像。
この映画を理解できるかというより、
この作品に共感できるか、というところで、
賛否両論分かれそう。宗教観の違う日本では、
もしかすると否の声の方が多いかも…

私が観た際にも前半で席を立った人や終わってから、
「意味がわかんなかった…」なんていう声があちこちで。

私は面白かった。
テーマが哲学的、宗教的かつ壮大すぎて?、
意味不明の箇所もありましたが、胸に深く迫る味わい、
心象描写の機微、美しい映像、音楽…





ストーリーというストーリーはほとんどなし。
まるで詩を紡ぐように、一つの家族の日常を
美しい映像と音楽で断片的に見せる。

観客はその断片的なシーン一つ一つから、
人生の勝利者になるべく厳格を旨とするが、
自身は成功していない弱い父親、優しく従順な母親、
父親に支配されながら葛藤する子ども達の内面を知る。

まるで樹木の成長をみるが如くゆるやかに、
しかし確実に変化する親子の関係、時のうつろい。

かつての子としての自分、親としての自分を顧み、
胸に痛みを覚えるような感覚が全編を通して流れる。


ブラッド・ピット、ショーン・ペンの2大スター、
しかも親子役での共演が話題。

存在感たっぷりのブラッド・ピットに対して、
この作品でのショーン・ペンの存在感は希薄。
それが残念といえば残念ですが、
大スターを揃えた大作としては、希少な?
実験的映画作り、評判通りの問題作です。

ぜひ、体験してみてください!