今日、たまたま仕事先のお客様宅2件で続けて葬儀の話に。
話題は同じ。最近の葬儀はすっかり様変わりしたという話題。
まず、昔から集落等では慣習になっている、葬儀や法事等
での同組、近隣住民の手伝いや出席の義務、強制。
こちらが従来と比較してかなり簡素化し、強制力が低下。
負担は減ったものの、横の繋がりは希薄になったと嘆く。
また官庁、大手企業等では同僚の親族等への告別式の
参列は業務時間内ではなく、有給扱い等で処理される為、
日中に行われる告別式には会社関係者の参列は必要
最小限でほとんど参列せず、その分、勤務後での対応が
可能な通夜への参列が増加。
私も常々感じていましたが、告別式より通夜への参列者
の方が多く、告別式が少々寂しく感じられる事があります。
以前は告別式に会社関係者がぞろぞろ・・・
というのをよく見たものですが。
もうひとつ、最近では近親者のみで葬儀を行う家族葬が
増え、仕事関係、同僚等の参列は当事者側から辞退する
例が過半を占めるとの事。
その方の職場では以前は何処でも部署から必ず一人は
参列することが決められており、泊まりで北海道や九州へも
業務として参列したと懐かしそうに話されていました。
時代の流れを感じますね。
私は熊本で生まれ、愛知で育ち、周囲には親類が無く、
弟は東京に居を構え、親類は主に九州ですが、方々に分散・・・
核家族化が進み、このような状況の方は多いと思いますが、
現実的に考えれば、私もごく近親者だけの家族葬を選択
すると思います。
今後はこのような通称“家族葬”と呼ばれる小規模な葬儀が
主流となるんでしょうね。