西尾の行政書士  Getting Better  

愛知県西尾市で市街化調整区域の許認可、相続を主な業務とする行政書士事務所と
不動産会社を経営しています。

絶景!素晴らしき上高地

2010年05月31日 | 旅行
土、日の2日間、家族で長野方面へ旅行。

29日の早朝3時に自宅を出て、
7時過ぎに初日の目的地、上高地に到着。

上高地は標高1500mに位置する、
日本有数の山岳リゾート。
環境保護のため通年マイカー規制をしており、
私達は手前の沢渡駐車場から
シャトルバスでまずは大正池へ。


上の写真は焼岳を背にする大正池。




まだ人も少ない朝の静かな大正池の景観、
穂高連峰を望む。





浅く澄んだ水を湛える田代池。
年々湿原化が進み、周囲に田代湿原を形成しています。




田代池は絵はがきなどでおなじみの撮影ポイント。





残雪の六百山を背にする清流、梓川。
眼前に広がるパノラマはダイナミック!







岳沢口湿原。
こういった絵のような風景が随所に見られます。





槍ヶ岳を源流とする清流、梓川。
青く澄んだ透明の水を湛え、特に雪解けのこの時期は
清冽な流れを見せてくれる。
奥に見えるのは明神橋。





明神岳から崩落した土砂で梓川の一部が、
せき止められてできた明神池。
穂高神社地内にあり、入場は有料。




同じく明神池。
碧緑色の澄んだ水面に浮島や岩が点在し、
神秘的な趣があります。





梓川に架かる長さ54mの吊り橋、明神橋。
平成15年に架け替えられました。
私達はここで折り返し。





穂高連峰を背にする梓川。
息をのむ絶景です。
奥に見えるのは河童橋。





上高地のシンボル、河童橋。
この日も多くの観光客、登山客で賑わっていました。



1年を通して、美しい眺望を見せてくれる、
上高地ですが、特にこの時期(5月下旬~6月初旬)は、
新緑と残雪の残る山々の雄大な景観を堪能でき、
気温も心地良く、ベストシーズンと言われています。

私達は7時間余りゆっくり滞在。
私は今回3度目の上高地でしたが、
天候にも恵まれ、今までで最高の上高地を体感。


この言葉に尽くせない素晴らし眺望や空気感を
拙い私の写真ではなかなか伝えきれませんが、
訪れる人を魅了してやまない神降りる地、上高地。
少しでも感動が伝われば幸いです 



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第77回日本ダービー!

2010年05月29日 | 競馬
おはようございます!
ただいま、29日土曜日の午前2時30分。

私はこれから2日間の日程で、
長野、岐阜方面に旅行に行ってきます。
ということで、いつもならまだ熟睡中ですが、
これから運転です ~



明日の日曜日(30日)、
第77回東京優駿(日本ダービー)が行われます!


今年は例年に増しての好メンバー、
ダービー馬候補が何頭かいて、
熱戦が期待されており、予想もムズカシイ…


上の写真はたぶん1番人気?の
皐月賞馬ヴィクトワールピサ。
5連勝中。2冠達成なるか!?




こちらはたぶん2番?人気の関東馬ペルーサ。
トライアルの青葉賞は4馬身差の圧勝。
4戦無敗。関東の期待を一身に背負っています。




こちらはたぶん3番人気?のダノンシャンティ。
前走NHKマイルC(1600m)を1分31秒4の
JRAレコードで制しました。
距離の壁を越えられるか!?




こちらはたぶん4番人気?のヒルノダムール。
皐月賞では凄い末脚で追い込み、
ヴィクトワールピサと0秒2差の2着。
逆転なるか!?


その他、有力馬、伏兵馬揃いで、
手に汗握る面白いレースになりそうです。


ラッキーセブン×2で、縁起が良さそうな、
今年の第77回日本ダービー!
是非、お楽しみください!! 

(画像は全てJRAホームページより)


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おでんのコース料理

2010年05月28日 | 食事など
昨夜は気楽な友人達と市内にある
老舗の味噌屋さんがやっているお店へ。

おでんのコースを頂いてきました 


料理はこんな感じ。
この他にもいくつか出てきました。







味噌入りのロールケーキ。
言われてみればそんな感じもしました…


おでんがメインのコースは珍しいですね。
熱い日本酒か焼酎と一緒だとなおいいかも 


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ラッシャー木村さんの思い出

2010年05月26日 | 思うこと
元プロレスラー、ラッシャー木村さんが、
24日、腎不全による誤嚥性肺炎のため死去しました。
享年68歳。

ラッシャー木村といっても若い方には
ピンとこないかも知れませんが、
昭和の時代、プロレス人気が盛んな頃に、
マイナー団体ではありましたが、
国際プロレスという団体のエースとして活躍し、
金網デスマッチの鬼として名を馳せ、
国際プロレス解散後には新日本プロレス、
全日本プロレスなどを渡り歩き、
当時、アントニオ猪木やジャイアント馬場とも
熱戦を繰りひろげました。

子どもの頃に見ていた、昭和のプロレスは熱く、
夢中になって見ていたのを思い出します。



ラッシャー木村VSアントニオ猪木戦!



そんなR木村さんにささやかな思い出があります。


高校生の頃、下校時のJR(当時国鉄)普通電車内で、
最後部車両から乗車して、先頭車両までぞろぞろと、
集団でいきがって歩いていた若き日のおバカな私達 

先頭を歩いていた仲間が、「おい力士がいるぞ!」と
慌てて戻ってきて、「なんだ、なんだ」とたどり着いた
先頭車両には力士ではなく、
“プロレスラー”ラッシャー木村がいました。

今は「気合いだー!」で活躍するアニマル浜口さんと、
寺西勇さんの3人が山のような逞しく大きな体を
折るようにして、窮屈そうに向かい合わせの座席に
座っていました。少し離れた所には当時若手の
剛竜馬さん(故人)が立っていた。

当時、彼らは所属していた国際プロレスが崩壊し、
アントニオ猪木率いる新日本プロレスのリングに上がり、
悪の軍団として、アンチヒーロー的人気を博していました。

そんな悪役の彼らからはあきらかな場違い感と、
周囲を威圧するような“俺たちに構うな”オーラが
ビシビシと出ていて、周りの乗客が遠巻きに見守る中、
私はダメで元々せっかくだからサインでもと思い、
カバンからレポート用紙とボールペンを出し、
まず1人だけ目を開けて窓の外を見ていた、
アニマル浜口さんに恐る恐る声を掛けました。

イメージとは違い、浜口さんは「おう!」と
快くサインに応じ、
「お前達何やってるんだ~」的な気楽な会話の後、
「サインをほしがってますよ」と、
寝ていた木村さんをわざわざ起こしてくれて、
寝ぼけ眼の木村さんはこちらの言うことに、
ウンウンとうなずきながら、
こちらも快くサインに応じてくれました。
前に出て陽気に接してくれるのは浜口さんでしたが、
言動の端々には、あきらかに先輩の木村さんを
立てている様子がうかがえました。

その後、安城駅で降りた彼らと改札まで一緒に歩き、
駅から当日興業が行われる安城市体育館までの
道順を聞かれて説明した後、
「応援してます!」などと言って別れました。

もちろん私はその日、仲間達と共に、
試合会場の安城市体育館に足を運びました。



プロレスがショーであることは周知のことであり、
敵同士が同じバスで移動するなんて当たり前と
思われていた中、当時TVのゴールデンタイムで
A猪木の敵役として脚光を浴びていた陰で、
自分たちで切符を買い、商売道具を詰めた
大きなバッグを抱えて、マネージャーも付けずに、
普通列車に乗り、単独で移動する彼ら。

幾重にも切り刻まれグロテスクに隆起した額の傷。

そんな彼らを目の当たりにして、
雑草のような逞しさと、プロとしての生き様、
敵役として生きる男達の哀愁を垣間見せられました。




故ジャイアント馬場さんと仲良くタッグを組んでいた、
晩年のラッシャー木村さん

こんなエピソードも~
木村さんはA猪木、G馬場さんの負け役に徹しましたが、
鉄人ルー・テーズ(往年の名レスラー)は
A猪木、G馬場、R木村の3人の中で、
ラッシャー木村が一番強かったと後年、語っています。



ペラペラのレポート用紙にボールペンで書かれた、
木村さんや浜口さんのサインは既に手元にはなく、
いつなくしてしまったのかも思い出せませんが、
このささやかだけど衝撃的だった遠い記憶は、
失うことなく鮮明に私の心の中に刻まれています。


木村さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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沈まぬ太陽

2010年05月25日 | 映画・音楽・読書
映画「沈まぬ太陽」 2009年10月劇場公開

DVDで観ました。

今年の第33回日本アカデミー賞で、
最優秀作品賞と最優秀主演男優賞(渡辺謙)受賞。


受賞に違わぬ渾身の大作映画です!


解説です→

昭和30年代。巨大企業・国民航空社員の恩地元は、
労働組合委員長を務めた結果、会社から10年に
およぶ僻地での海外勤務を命じられた。

かつて共に闘った同期の行天四郎が組合を抜けて
エリートコースを歩みはじめる一方で、
恩地は家族との長年にわたる離れ離れの生活で
焦燥感と孤独に追いつめられ、本社への復帰を
果たすも不遇な日々は続くのだった。

そんな中、航空史上最大のジャンボ機墜落事故が起こり…。

原作は、国民的人気作家・山崎豊子の同名小説。
累計700万部を超える大ベストセラー。

(以上解説はgoo映画より)





かつての盟友だが今は正反対の道を歩む、
恩地(渡辺謙)と行天(三浦友和)。

最優秀主演男優賞の渡辺謙の熱演には納得ですが、
冷徹なエリートを完璧に演じる三浦友和の熱演も
負けていません。
お二人とも替わりがないほどの適役です。




ジャンボ機墜落事故による犠牲者の棺が並ぶ、
圧巻のシーン。

事故現場のシーンでも、惨事をそのまま再現したかのような、
徹底した作り込みに製作側の執念を感じました。



描かれるのは、昭和の高度経済成長時代を
象徴するかのような、我が身や家族を犠牲に
してまで信念を貫く男と、出世のためなら、
手段を選ばない冷徹な男達の対立。
そして国を巻き込んだ組織の腐敗。

3時間22分の大作で劇場公開時には、
途中10分の休憩が入るという
異例の上映方式が話題になりましたが、
(なんとDVDでも10分間の休憩あり!)
長さを微塵も感じさせない、
丁寧に作り込まれた力作でした。

熱い男達のドラマを是非、ご覧ください!


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さよならデニーズ

2010年05月24日 | 食事など
近所のデニーズ西尾店が本日閉店しました。 

私の事務所、自宅どちらからも近く、
24時間営業でいつでも開いているという
安心感もあり(早起きしていく楽しみもありました)、
仕事、プライベート共によく利用させて頂きました。

時代の流れとはいえ、残念です… 


今日は朝から最後のデニーズモーニングを。




なんとなく~ホテルの朝食風で朝から気分がします。

顔なじみの店員さんにも労いの言葉を。
「ついにこの日がきてしまいました…」
と寂しそうでした。

まだ立派な建物ですが、取り壊されるようです…



もうひとつ残念な近所の閉店。

こちらもよく利用する近所(こちらも歩いてすぐ)の
書店(名豊書店)が今月末で閉店。
そのままブックオフが入るようですが…

私の知人の書店も今年3月に店を閉めました。
昨今、全国的に書店数は激減、
活字離れなどこちらも時代の流れのようですが…
寂しいものですね。


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竜馬がゆく

2010年05月22日 | 映画・音楽・読書
今年はNHK大河ドラマの影響で、
坂本龍馬があらためて注目されてますね。


「竜馬がゆく」
 司馬遼太郎著 文春文庫版全8巻

ご存じ、司馬遼太郎の大ベストセラー小説。


私は20年ほど前にこの全8巻の長編を、
時間を忘れて読んだことを憶えています。
そのくらい面白かった。

竜馬を軸にして描かれるのは、
西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作、桂小五郎、
勝海舟、吉田松陰、山内容堂、島津久光、
岩崎弥太郎、徳川慶喜並びに近藤勇、土方歳三、
沖田総司を始めとする新撰組の面々…等々、
幕末の大きなうねりの中で活躍、暗躍し、
先がけになり、犠牲になり、名を残し、
犬死にした多くの男たちの壮大な群像劇。


また読みたいと常々思い続けてはいるのですが、
なかなか…(少々、気合いが要ります  )
龍馬ブームのこの機会に是非“気合いを入れて”
改めて読んでみようと思っています。



作品の解説を少し。

幕末維新を先導した坂本龍馬を主人公とした歴史小説。
産経新聞夕刊に1962年~1966年まで連載された、
司馬遼太郎の代表作。世間一般でイメージされる
龍馬像はこの作品によって作られたと言える。
作品中において「竜馬」と表記されており、
「龍」でないのは司馬自身がフィクションとしての
彼を描いたためとも言われている。

(以上解説はWikipediaより)





こちらは先日、同業の先輩から、
四国旅行のおみやげで頂いた「御栗タルト」
龍馬像がある高知県桂浜は観光客でいっぱい、
記念写真の列ができていたそうです。


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やれなかった やらなかった どっちかな

2010年05月21日 | 思うこと
少し前の中日新聞投稿欄にあった、
13歳男子の投稿。

13歳の少年の清々しい決意が、
ずっと年長の私の心にも響きました。


以下全文です~


僕のうちのトイレのドアには
相田みつをさんの言葉が書いてあります。
「やらなかった やれなかった どっちかな」
というものです。

僕には本当にやろうとすればできるのに、
やれないと決めてしまい、
結局やらなかったことがたくさんありました。


僕はトイレに行くたびにこの言葉を見て、
やれないといってやらなかったことを
できるだけ減らそうと決めました。
今は考えてやれると思ったことは
片っ端からやるように努力しています。

僕はサッカーのゴールキーパーをしています。
でも、背が低いので、もっと大きくなるように
牛乳をできるだけ飲むように努力しています。

僕を変えてくれた言葉に感謝しています。


(以上、中日新聞「発言」欄より)


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イングロリアス・バスターズ

2010年05月20日 | 映画・音楽・読書
 映画「イングロリアス・バスターズ」
 2009年11月日本公開

DVDで観ました。


解説です→

1944年、ナチス占領下のパリ。
ナチスに家族を殺された映画館主のショシャナは、
ナチス高官が出席するプレミア上映会の夜、
復讐を果たそうと計画を練る。
一方、ナチス軍人を標的とするアルド・レイン中尉
率いる連合軍の極秘部隊
「イングロリアス・バスターズ」も、
ヒトラー暗殺を企て映画館に潜入するが……。

クエンティン・タランティーノ監督が、
1978年の「地獄のバスターズ」に着想を得て
製作した戦争ドラマ。ブラッド・ピットが主演。
ナチス将校、ハンス・ランダ役の
クリストフ・ワルツが第62回カンヌ映画祭男優賞、
第82回アカデミー助演男優賞を受賞。

(以上、goo映画より)





残忍でふてぶてしくいレイン中尉を演じる、ブラッド・ピット。
実にいい味を出してます。




フランスの女優メラニー・ロラン。
その他、欧州等の名優が多く出演しています。




もう一方の主役、ナチス将校ランダ大佐役の
クリストフ・ヴァルツ。
数カ国語をペラペラと使いこなし、
狡猾で憎々しげな役を見事に演じ、
この役で第82回アカデミー助演男優賞を受賞。



虫けらのように簡単に人を殺し、殺され、
だまし、だまされる戦争の狂気を、
教訓やメッセージなど一切排除したような体裁で、
コミカルにスリリングに描く。

目を覆うようなリアルな殺戮シーンの数々。
交錯する人間の悪、狂気、恐怖、緊張、愚かさ。
ある意味対極の反戦映画なのかもしれません。


60年代の娯楽大作映画の香りを全編に漂わせる、
痛快娯楽アクション映画!

単純に映画の面白さを楽しみました!


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疲れない靴ひもの締め方

2010年05月19日 | その他
先日の50Kmウォーク。
靴対策は万全のつもりでしたが、
マメができたり、足の裏に痛みが出たり等、
まだまだ課題が残りました。

フリーペーパーの求人誌を何気なく見ていたら、
こんな記事がありました。



 「足が疲れない、靴ひもの締め方」

 ひもの付いたスニーカーなら締め方ひとつで、
 足を疲れにくくすることができる。

 まず、ひもを全部ほどいてから、
 つま先の方はゆるくして、足首に近づくにつれ
 段々ときつくなるように、結びなおす。

 つま先部分をゆるくして足を開放することで、
 踏み込んだ時に足にかかる負担が軽くなり、
 逆に足首に近い方はきつくした方が、
 靴が足にフィットして歩きやすくなります。

 これで、長時間歩いても疲れにくくなるはず。

 (求人誌notchiノッチ 5.13号より)



早速やってみよう!

皆さんもよければ、お試しを 


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競馬の魅力を如何に伝えるか?

2010年05月18日 | 競馬
競馬界は現在、春のG1シリーズの真っ直中!
競馬好きにとってはこの春、秋のG1シーズンが
最も盛り上がる時期ですね 

残すG1レースは次週からの3週連続で
オークス、日本ダービー、安田記念、
2週おいて宝塚記念の4レース。


G1レース当日(夕刊なので発行は前日夕方)の
東京スポーツ新聞(この地域では中京スポーツ)には、
毎回1面にデカデカと競馬評論家・清水成駿氏の
予想記事が載りますが、予想の当たりはずれは
別として…この人の文章は単なるレース予想に
終わらず、競馬に世相や歴史を絡めながら、
非常に味のある読み物として楽しませてくれます。

少し前の記事ですが、氏が競馬の魅力について、
分かりやすく端的に書いてくれていました。


 ~競馬が明らかに他のギャンブルスポーツと
 一線を画すのは、横の広がりと奥の深さ。

 一頭の競走馬がゲートに辿りつくには、
 牧場があって、育成場があって、厩舎があって、
 JRA職員はもちろん、馬主がいて騎手もいる。
 他にどれだけ多くの人間が努力の汗をかいた事か。

 奥の深さは言うまでもない。
 遡ればたった3頭の始祖に辿りつける悠久の歴史。

 言葉は悪いが施設や設備を含め、他ギャンブルとは、
 「盆」の大きさが違う。だからこそ競馬は
 ギャンブルであって、ギャンブルではない。

 努力の結晶である名馬がその時代、時代を
 的確にものがたり、文化として競馬史は
 紡がれていく。

 つい日々の勝ち負けで忘れがちになるが、
 ファンの多くは心の奥底でそんなスケールの
 大きさに魅了され、多岐にわたる推理の
 入り口から一票を投じてきたはず。
 かくいう当方もそういう「盆」の大きさに
 魅かれてこの世界に身を投じた。
 -以下省略

(以上中京スポーツ3月28日付記事より)



競馬の魅力を興味のない方に語るのは、
簡単そうでなかなか難しい。


早いのは1度、競馬場に足を運び、
スタンドから青々としたターフを臨みながら、
鍛え抜かれた競走馬が実際に走る、
レースの躍動感と興奮を味わってもらうこと。

さらに自分で考えて馬券を買って(これも大事です)、
ここでビギナーズラックがあればベスト。

なかなか抜けられなくなります 



上の画像は先日16日に行われた、
ヴィクトリアマイルG1を制したブエナビスタ!


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50Kmウォーク!

2010年05月16日 | その他
昨日、風そよぐ5月の快晴の中、
50Kmウォークに参加してきました。

えびせん家族を各地に店舗展開する、
碧南市のスギ製菓さんが主催、
社内研修の一環として行われたものです。


ほとんど睡眠時間が取れないうちに朝4時起床、
5時30分碧南市玉津浦グランドに集合。

今まで生きてきて、50Kmを歩くなんて、
未知の経験、さあどうなるか!?
期待8割、不安2割。



まずは準備体操 




午前6時、張り切ってスタート!





コースは碧南市玉津浦グランドをスタート→
碧南市を海方向に南下→矢作川沿いを北上→
西尾市を経由して247号線を南下→
一色町→247号線を東へ吉良町→幡豆町→
幡豆町の山間を抜けて→吉良町→西尾市→
碧南市の大浜コミュニティセンターがゴール。
総計50Km!! 





一色町で海を臨む。

このあたりではまだまだ余裕。
一緒に参加した友人とずっと笑って、
話をしながら、ハイペースで。


途中、コンビニでおにぎりとパンの昼食。





やっと幡豆町、ここまでが約30Km。
山間のアップダウンが続き、急に足が重くなるが、
まだまだ大丈夫。

足の指にまめができて、途中で絆創膏を貼る。





幡豆町から吉良町を経由して西尾市へ。

腰痛持ちの私は腰が最大の懸念だったのですが、
腰の痛みはほとんど無く、ひざや股関節の痛みも無く、
きつかったのは、ふくらはぎから下の筋肉疲労と
足の裏の痛み。

このあたりではかなりペースが落ちました。

そのまま西尾市から碧南市へ県道沿いを進む。
残り10Kmの声を聞き、気分的には
あと10Km!ですが、足が重い。
さすがに最後の10㎞はきつかった…  





午後3時半頃にゴール。
苦しかった割には思っていたよりも早く、
無事、ゴールする事ができました。

ゴールではスタッフの方々の拍手に迎えられ、
感動よりもまずはホッとしました。

ゼッケンを返し、待機所に腰を下ろして、
ゆっくりお茶を口にした時の喜び、
出されたおしるこの美味しかったこと!

やっぱり苦あれば楽ありですね! 


今回の反省点と今後の課題。

・睡眠等コンディションをキッチリ整えて臨む事。
・できるだけ足のまめや皮がむけないような対策。
・荷物は要るものを最小限に。
・筋持久力の強化。


ただ、思ったよりも身体のダメージはなくて、
今日も早起きして、朝からウクレレの集まりに
参加したり、フラフラと出かけてました。

3日後くらいに痛みが出てきたりして… 


最後に。
今回、道中苦しいながらも果敢に楽しみながら
歩くことができたのは、自分の力ではなく、
コースの各所で待機し、参加者を励まし、
元気づけてくれたスギ製菓さんの多くの
スタッフの方々のおかげです。

あらためて、感謝を申し上げます。


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忙しいという人ほど、実はヒマである

2010年05月13日 | 映画・音楽・読書
今日は朝一から安城市、岡崎市へ。

許可の申請や、お客様との打ち合わせ、
役所での調査・協議、現場調査など、
機械のように予定をバタバタとこなし、
夜はそのまま急ぎ足で行政書士会の
年次総会とその後の懇親会に出席 

与えられた役職に遅れてしまい、
他の会員に迷惑を掛けてしまいました…


ということで、自戒を込めて?

      ↓

「忙しいという人ほど、実はヒマである理由」

あらかわ菜美著・WAVE出版
2010年3月1日発行


ネットで紹介されていた本です。

私はまだ読んでいませんが、タイトルが
面白そうなので、目次を見てみると…



第1章 忙しい人ほど、仕事ができない

第2章 忙しい人ほどカッコ悪い
    
    忙しいは、恥ずかしい
    忙しい人は、モテません

第3章 忙しい人ほど、世の中にダマされる

第4章 忙しい人ほど、貧しい

第5章 忙しい人ほど、人に恵まれない

第6章 実はみんな、ヒマである


目次は本のタイトル以上に、
ドキッとさせられます 


私は常々、人に対して「忙しい」と言うのは、
自分の段取りの悪さや、許容量の小ささを
誇示しているみたいで恥ずかしい事だと思い、
たまに仕事が立て込んだ時にも、なるべく、
「忙しい」とは言わないようにしていますが、
疲れていたり弱気な時なんかに、
たまに油断したりして、ついついポロッと
口にしてしまう事もあるので要注意です。

世の中には、凡人からは考えられない程の
重責を負い、日々縦横無尽に活動されていたり、
寝る間が無い程の過酷な労働や自己犠牲を
強いられている人も数多く存在します。
そうでない人の「忙しい」はあまり、
カッコのいいものではありませんよね。


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溶けゆく日本人Ⅱ

2010年05月12日 | 思うこと
「溶けゆく日本人」 著者 産経新聞取材班
 扶桑社新書 2008年6月1日初版1刷発行

~昨日の続きです。


非常識だったことが「常識」に、
非日常が「日常」に名を変え、
大手を振って闊歩していく社会。


下記はこの本に書かれた“日常”の一部です。


●全国で「義務教育だから払う必要がない」と
 月4000円程度の給食費の支払いを拒否する
 親が急増。その中には高級マンションや
 高級車を所有する者も含まれる。


●中学受験を控えた6年生の親が
 「うちの子は塾通いで疲れているので、
  授業中は寝かせておいて」と担任に注文。


●「うちの子は箱入り娘で育てたいから
 誰ともけんかしないように念書を書け」
 と保育園に言う親。


●救急車のタクシー代わりが急増。

 駆けつけた救急隊員に保険証を差し出し、
「100m先に病院があるからその子を連れてって」
 と熱のある幼児を指さし、
 ホームパーティーの準備に追われる主婦。
 
「30分後に救急車を1台」と出前の注文まがい
 の119番通報。
 
 1日に2度救急車を要請したことを医師に
 たしなめられ、
「税金を払っているのになんで救急車を
 使っちゃいけないの?」と言い放つ人。  


●大学入試の真っ最中に受験生の母親が
 掛けてくる電話。

「教室が寒いと言っているので、
 室温を上げてください。」

「窓の外で車のドアを閉める音がしたので
 気になった、と息子が言っている」

 これらは受験生が休み時間に母親に知らせ、
 母親が大学に連絡してくる。


●既婚なのに小遣い「もらって当然」感謝なし

「夫が母親の所に毎週のように出掛け、
 ゲームソフトをかってもらっている」
 悩みを打ち明けたのは20代の主婦。
 夫は同じく20代半ばの会社員で、
 夫婦で暮らす3500万円のマンション、
 新車も母親が買い与えたもの。
 母親は50代。夫は既に亡くなり、
 遺族年金で暮し、老後の蓄えは底をつく。

 こういったケースはめずらしくない。

 「住宅生産団体連合会」(東京)が3600人を
 対象に調べた平成17年度の調査によると、
 住宅購入資金として親などから贈与を
 あおいだのは、20、30代で25~27% 
 最も回答の多かった贈与額は30歳未満では、
 「1000万円以上1500万円未満」だった…

 ただ残念ながら、親が懸命に援助しても、
 子どもは感謝せず、当然と思っている
 ケースが実に多い…


●身勝手な飼い主、動物の命ないがしろに

 市の保健所に生後1週間の雑種犬3匹を
 処分するため持ち込んできた60代の男性。
 男性は数年前から毎年のように犬、猫を
 殺処分しにここに持ち込んでいた。

 「子犬たちは処分されるんですよ
 それでもいいんですか!」

 考え直してほしい…と願いを込め、
 説得する職員に「私の勝手でしょ。」と
 冷たく言い放つ男性。

 「なんで受け取らないんだ!」という男性に、
 「去年、避妊手術をしてくださいとあれほど
 お願いしたじゃないですか!」
 職員も拳を握りしめ負けじと言い返す。
 しかし男性は平然とうそぶいた。

 「自然のままに育てるのが私の主義なんだ。
 傷つけるなんてかわいそうじゃないか」

 別の職員は
 「本当は『連れて帰れ!』といいたいですよ。
 でも、今の法律じゃできないんです」と唇をかんだ。


公よりまず、「自分の権利」を主張する人々。

「今の若者は!」と嘆く中高年、高齢者。

警視庁がまとめた平成18年の犯罪情勢。
暴行事件の検挙数は10年前の約4倍に
急増している。年齢別に10年前と比較した
伸び率をみると、10代がほぼ横ばいなのに対し、
60歳以上(12.5倍)、50代(5.6倍)と
中高年層の増加が際立つ…


そこにあるのはもはや驚愕や非日常ではなく、
「氷山の一角」であったものが少しずつ
膨張し、傾き、知らぬ間に溶解していく、
現代日本人の“日常的”姿。


最後に、慎んで心に刻むべきこと。

自己の尺度で声高に常識や正論を語る、
私達の誰もが聖人君子ではない限り、
未熟な自己の尺度が、知らず知らずのうちに
“溶解する氷山の一角”に成り得ることを、
他人事ではなく、我が事として、
自戒すべきであると思う。


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溶けゆく日本人

2010年05月11日 | 思うこと
 
最近の新聞記事から2題。


「子の善意、親の言葉で台無しに」

 栄のデパートに出掛けた時のこと。
 地下の入り口で、小学校高学年の女の子が
 扉をずっと開けていました。
 私が「ありがとう」と言って通った後、
 待っていたと思われる40代くらいの母親が
 「他人のために何でドアを開けるの!」
 と怒鳴ったんです。
 せっかく娘がいいことをしたのに、
 優しい育つ芽をつぶす発言。
 無垢だからこそ、親の言葉一つ一つが
 影響します。女の子が思いやりを
 なくしませんように---。
 
(中日新聞夕刊5/10 52歳女性の投稿より) 



「年休30分減った」提訴

 勤務時間の短縮に伴って、年次有給休暇まで
 減らされるのは違法だとして、愛知県津島市の
 市立小学校教諭(45)が同県に慰謝料10万円の
 支払いを求める訴えを名古屋地裁に起こした
 ことが分かった。
 
 教諭は「県教育委員会に分単位での年休取得は
 認めないと言われ、2009年度残り30分の年休が
 消化できなくなった」と主張する---
 
 (中日新聞朝刊5/11記事より)

ああ---


先日読んだ一冊

「溶けゆく日本人」 著者 産経新聞取材班
扶桑社新書 2008年6月1日初版1刷発行

産経新聞にH19.1.8~H20.2.15まで
5部39回にわたって連載された記事に
加筆、修正されまとめられたものです。

非常識だったことが「常識」に、
非日常が「日常」に名を変え、
大手を振って闊歩していく社会。

そこにあるのはもはや驚愕や非日常ではなく、
「氷山の一角」であったものが少しずつ
膨張し、傾き、知らぬ間に溶解していく、
現代日本人の“日常的”姿が記されています。


~長くなりそうなので後日に続きます。