本日の東北地方太平洋沖地震。
東北地方、関東地方を中心に
観測史上最大規模の大地震が発生。
地震発生時は当事務所で依頼主、設計士を
交えた打ち合わせ中。
震源地から遙か遠い私の事務所でも、
長時間に渡り、うねるような揺れがありました。
今晩は行政書士会支部役員会に参加、
役員会では本題よりも地震の話に終始。
ただいま帰宅したところですが、
ニュース映像は各地で目を覆うような状況。
更に次々と被害状況の報道が追加される。
被災地の被害がこれ以上拡大しないこと、
今後の二次被害が発生しないこと、
そして早期の復興をただただ祈るばかりです。
以下、ニュース記事は本日付毎日Jpより
2011年3月11日午後2時45分ごろ、
宮城県北部で震度7を観測する地震があった。
東北沖大地震は、記録が残る中で国内最大の規模
(マグニチュード=M)8.8を記録した。
日本がかつて経験したことのないM8.8という規模は、
どれほどのインパクトを持っているのだろうか。
地球の表面を覆う岩板(プレート)の境界では、
「プレート境界型」と呼ばれる巨大地震が起きやすいが、
専門家によると今回の地震もこの仕組みで発生した
可能性が高い。大きな被害をもたらした東海地震、
東南海地震、南海地震などはいずれも「プレート境界型」だ。
古村孝志・東京大地震研究所教授は「今回の地震も
プレート境界型の可能性が高い。
日本で起きる最大級の地震が起きた」と話す。
このように、広域で連動して起きた巨大地震には、
チリ地震(1960年)、スマトラ沖地震(2004年)がある。
さらに大規模な破壊が起きた可能性を指摘するのは、
岩田知孝・京都大防災研究所教授だ。
「岩手県から茨城県までの約500キロにわたって破壊が
起きた可能性がある。今回の地震の規模は阪神大震災
(M7.3)の100倍以上。もともとの地震の規模が
大きいので、余震も大きいのだろう」と話す。
政府の地震調査委員会の阿部勝征委員長は
「今回の地震はすごい地震で言葉も出ない。
過去1000年に1回に起きるかという巨大地震だ。
最近は、東海地震や東南海地震、南海地震に注目が
集まっていたが、東北地方の地震の見直しをしている
ところだった。M8を超える地震は、これまで海外の話と
思われていたが、それが日本でも起きたということだ」と話す。
さらに古村教授は、「この地震をきっかけに大きな内陸地震が
起きる可能性がある」と指摘する。過去には、1944年に
東南海地震(M7.9)、1946年に南海地震(M8.0)が
続けて起きたが、その間にあたる1945年に内陸で
三河地震(M6.8)が起きている。