西尾の行政書士  Getting Better  

愛知県西尾市で市街化調整区域の許認可、相続を主な業務とする行政書士事務所と
不動産会社を経営しています。

標高と海抜の違い

2012年02月28日 | 仕事

「標高ワカール」

少し前に教えてもらって、このところ多用
しているスマホのアプリです。

ワンタッチで今いる場所、その他全国の
標高を表示してくれるすぐれもの。

私は仕事がらとても重宝していますが、
使いながらふと考えてしまった・・・

そういえば・・・
標高と海抜はどう違うんだろう?

知っている人には当たり前のことだと
思いますが。


何となく分かってるつもりでも、
具体的には分かってないことって
結構ありますよね?

~同じ疑問を持たれている方があるようで、
ネットで調べればすぐに出てきます。


「標高」
水準点を基準に測定した、その土地の高さ
(鉛直方向の位置)のこと。

「海抜」
標高の測り方のひとつで、平均海面を基準
(0メートル)として測った標高のこと。

昔は少し意味が違っていて、標高と海抜を
使い分けたこともありました。
これは、標高の基準点を水準原点という
測量上の基準地点におき、平均海面と
いったん切り離して考えていたからです。

現在は、平均海面を0メートルとして水準
原点の標高を定義しなおしたので、結局
標高=海抜となったので、正式には海抜
ということばを使わなくなりました。

(出典:Yahoo!知恵袋より)


今は標高という使い方でいいようですね。

ということで疑問も解消、なんとなく
ぼやけてた理由も分かりスッキリしました。


 


パスカルズへの誘い

2012年02月26日 | 映画・音楽・読書

「パスカルズ」 ♪

14人編成のアコースティックオーケストラ的音楽ユニット。

オモチャの楽器やピアニカ、バイオリン、アコーディオン、
チェロ、ギター、バンジョー、トランペット、パーカッション、
ドラム、そしてウクレレなどなどを使った遊び心いっぱいの
自由で楽しい音楽とパフォーマンス。

元「たま」の知久寿焼、石川浩司両名も参加、
なんと知久さんはここでウクレレをやってます。


3月のオーストラリア、ニュージーランド公演に続き、
4月には東京吉祥寺と横浜でライヴ。 

ああ、関東方面の方がうらやましい・・・
東海地方にも来てくれないかな~
 
ちなみに4月28日、29日には宮城県で開催の
野外イベントARABAKI ROCK FEST.12 にも登場。

こちらのイベント、パスカルズの他にも魅力的なバンドが
いっぱい。好きな人にはたまらないですね!



パスカルズの音楽はドラッグなしで人々の目を輝かせる
               フランス、ル・モンド紙


楽しい、楽しいパスカルズの世界をどうぞ!

パスカルズ PASCALS LIVE DVD さんぽ promotion movie

 

 


時間には余裕を持たなくてはいけません

2012年02月24日 | 日記

今日、約束の訪問時間を守れなかったのが2件続く。
両方とも5分オーバーくらいですが、お待たせしたことは反省。

1件は出掛けに長い電話が入り、もう1件は時速20kmくらいで
タラタラ走る車に前を塞がれて抜くに抜けずイライラ。

高齢者のマークを付けた車なので、いつもなら
イライラすることもないのに(誰でもいずれ年をとりますから)、
どうしても時間に追われると、ついつい・・・

余裕を持って早めに出なかった自分が悪いのですが。


先日は不動産売買決済で近くの金融機関に行くのに、
立場上一番先に到着しておく為、余裕を持って事務所を
出たはずが、想定外の道路工事の渋滞と駐車場の
混雑でやっぱりイライラ。離れたところになんとか駐車して、
息を切らせて駆け込んだのがギリギリ・・・

特に車の運転は時間に追われるとダメ。

スピード出したり、危ういところで信号を通過してしまったり。

いつもならなんとも思わない信号待ちも、慌てている時に
限って、すぐ赤になるような気がするし。

安全面も精神衛生上も非常に悪いですね。

何かあってもいいように、時間には余裕を持って。

遠方なら気をつけるのですが、近くだとつい油断してしまう。
分かっていても、ついつい・・・

今日はしっかり肝に銘じようと、戒めのつもりで書いてます。

 

 


何かいいことありそうな・・・

2012年02月22日 | 日記

今日は2012年2月22日。
2が5つも並んでなんだか縁起が良さそう。

縁起が良さそうといえば--

先日朝のこと。市内を車で走っていると、私の
ナンバーと同ナンバーの車が前を走っていたので、
思わず信号待ちで記念撮影!

その1時間くらい後、また別の同ナンバー車が私の前に。おお!

その日の午後、市外でまたまた同じナンバーが前に。おおお!


同ナンバーの車を見かけることさえ滅多にないのに、
同日に3台も遭遇。しかも3台とも前に付くなんて。

偶然とはいえ、何かいいことありそうな・・・


ということで--グリーンジャンボ宝くじ!
今回は「東日本大震災復興支援」
1等前後賞合わせて5億円が話題。

私、バラしか買わないので5億はありませんが・・・

実は昨夜(今日未明)1等が当たりました、夢の中で。

いい年して・・・我ながら幸せですね(笑)

 


日本株急上昇、円安進行中!

2012年02月20日 | 映画・音楽・読書

このところの日経平均株価が急上昇中、
円も続落で80円に迫る勢い。

今日も輸出関連株を中心とした大幅続伸で
一時9500円台を回復。


その要因はいくつもありますが---

14日に発表された日銀による追加金融緩和策。

日米欧の中央銀行が足並みを揃えた追加金融緩和
による「緩和マネー」の流入。

米国ダウ指数が3年9ヶ月ぶりの高値を更新。

18日に中国が金融緩和に踏み切ったこと。

ギリシャ債務問題の懸念の後退。

そして何よりも、それらにより為替が円安方向に
動いたこと。

・・・などなど、株急上昇、円安の材料は盛りだくさん。
それらが連動して堰を切ったような動き。


ついこの間まで、世界恐慌、日本経済悪化、
止まらない円高進行が世間を賑わせていたのに。


円安といえば・・・最近読んだこちら。





「なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか」

藤巻健史 著  幻冬舎刊
2011年1月25日初版


この人の本はいつも刺激的。
すべて鵜呑みにしてはいけないけれど面白い。

とにかく諸悪の根源は円高。
景気回復も株価上昇もすべて円安が解決、
円安、円安のオンパレードですが、
この人はこれを一貫して言い続けている。

裏表紙にはこんな煽りのフレーズが。

2012年、国債、円、株が大暴落する可能性大!

それでもあなたは、貯金をはじめ、
給料、土地、株などすべての財産を
日本円のみで保有しますか?


そんな私、今日発売の雑誌「日経マネー4月号」の
表紙にでかでかと書かれた上とは真逆の見出し、

円暴落のウソ!

そろそろ正しい外貨投資

を見て、早速こちらも買ってしまいました・・・

 

 


まあ、株式にしろ、為替にしろ、流れが猫の目のように
変わる市場の常、先のことは分かりませんが・・・

上がるにせよ下がるにせよ、傍観ではなく、
少しでも市場参加はしていたいと思っています。

 


SAKEROCK の多面的魅力

2012年02月18日 | 映画・音楽・読書

SAKEROCK(サケロック)というバンドをご存知ですか?

2003年アルバムデビューのインストゥルメンタルバンドですが、
その音楽性と共に、メンバーが他のバンドや俳優など多面的に
活動しているのをみて、以前から面白いバンドだな~と思って
ときどきyoutubeなどで観たり、聴いたりしてました。


~こちらがSAKEROCK
なんともいえない快適な音、リズム。クセになります。

SAKEROCK - ホニャララ


こちらSAKEROCKではいい感じのトロンボーンを
聴かせてくれる浜野謙太がボーカルをとるバンド、
在日ファンクのステージ。

浜野謙太がSAKEROCKとは一変するかのような、
異能のパフォーマーぶりを発揮してます。

これ、カッコいいですよね!・・・??

在日ファンク - きず @ TAICOCLUB'11



そしてこちらの曲。
SAKEROCKではギター担当の星野 源
俳優としても活躍、NHKゲゲゲの女房にも出てましたね。
その彼がソロで歌う「フィルム」

先日紹介した映画キツツキと雨の主題歌で、
映画にぴったり、たまらなく切なくていい感じの曲。


星野 源/フィルム【MUSIC VIDEO &特典DVD予告編】


個別に聴いても、別々にファンになるくらい、
それぞれ甲乙つけ難い魅力。

そろそろドカン!と火がつきそうな気がしますが・・・ 

 

 


悪いものは食べないようにしよう・・・

2012年02月16日 | 映画・音楽・読書

最近、頂き物や外食などで甘いもの過剰摂取ぎみ。

昼食も一人の時はファストフードで済ませてしまうことも。

たびたび暴飲暴食もしてしまうし・・・


悪いものはなるべく食べないようにしよう!

健康はまず口に入れるものを選ぶことから。

・・・という意識は常にありながら--反省ばかり。


そんなときは昨年観た、
映画「フード・インク」 2011年日本公開 
(現在DVDで観られます)

           +

昨年読んだ「甘い物は脳に悪い」
笠井奈津子著  幻冬舎新書 2011年刊
(現在もベストセラーです)

 

 

この怖い2作を思い出して、戒めるようにしていますが・・・

自分の食生活を見直すにはうってつけ。

効果の持続は自分次第ですが、まだ未見の方、
特に食生活に不安のある方は、ぜひどうぞ!

 

 


娘の疑問

2012年02月14日 | その他

今日はバレンタインデーですが、娘の誕生日でもあります。

早生まれの12歳、早いもので干支をひと回りして、
春から中学生に。子の成長はアッという間ですね。

頭も身体も育ち盛りの娘は、いろんな?があるようで、
私にいろいろな質問をしてきます。

日頃はおませで生意気なことを言いますが、
まだまだ子どもらしいところもあって面白いので、
6年生になってからの?をいくつかメモしてました。


~こんな感じ

・できちゃった結婚って何?

・玉の輿(たまのこし)って何?

・殺し文句って何?

・鶴の一声って何?

・土地成金って何?

・牛耳る(ぎゅうじる)って何?

・博愛主義って何?

・粛清(しゅくせい)って何?

・四面楚歌って何?

・優男(やさおとこ)って何?

・男に二言はないって何?

・更年期障害って何?

・姉御肌って、肌がお姉さんみたいなこと?


一見ふざけたものや、親が答えに困るような
ギリギリのものもありますが、本人はいたって真剣。

ただほとんどがTVや漫画に出てきた言葉や、
友達同士の会話からのようですが・・・

こんな感じで、何?何?を繰り返しながら、
たくさんの??を解消して、体験して、
少しずつ大人の階段を上っていくんでしょうね。



 


キツツキと雨

2012年02月12日 | 映画・音楽・読書

映画「キツツキと雨」

2012年2月11日より全国劇場公開中

昨夜、早速観てきました。

妻に先立たれ、働かない息子と共同生活を送る
60歳の木こり・克彦(役所広司)が行きがかり上、
ゾンビ映画の撮影隊を手伝うことになる。

気弱な25歳の映画監督、幸一(小栗旬)に
初めはイラつく克彦だが、次第に自分の息子と
重ね年も立場も違う2人の交流が始まる。

「南極料理人」の沖田修一監督が、
前作同様、絶妙な間と笑いで描く。





主演の2人のコンビが絶妙。

特に役所広司は本当に岐阜の山奥に
いそうな無骨な木こりのよう。
実にいい味を出してくれています。

岐阜、恵那や中津川等の山村の風景。
終始流れる鳥のさえずりや川のせせらぎ。

大勢でひとつの作品を作り上げる喜び、
人々の交流、親子の葛藤、生きる喜び・・・

押し付けるところがなく、実に自然に、
じわじわと幸せを感じさせてくれる映画です。




 


30年ぶりのこと

2012年02月09日 | 日記

このところ30年ぶりのことがふたつ。

先日、用事のついでにふらりと寄った市外の図書館で
本のリサイクルセールをやっていました。

書庫整理だと思いますが、4冊100円で販売。

当たり前ですがほとんどが古い本。

期待もせずに眺めていたら・・・

なんと30年余り前に目にして以来、ずっと気にしながらも、
その後一度も目にすることがなかった本が目の前に。

なんだ、お前こんなところにいたのか!という感じでした。


もうひとつ30年ぶりのこと。

市外の公的な先で、仕事上の手続きを一通り済ませ、
先方にお礼を言うと、その方はニコリと笑って私の名を呼ぶ。

えっ・・・どうして?

その顔をあらためてよく見ると、懐かしき中学時代の先生。

誰々も一緒だったな、と年もしっかり憶えている。

そういえば何年か前に、どこかで校長先生をされていたと、
風の噂では聞いていたけど。

「立派になったなあ」と感慨深げに。

たぶん、どうにもならなかった生徒だからこその、
お愛想だと思いますが。

もうあの頃の先生の齢をとうに越えてますから・・・


「今日はいい1日になったなあ」

しばらく話をしてから別れ際の言葉。

「こちらこそ、朝からとてもいい日になりました」


・・・時はいろんなことを水に流してくれます。

 

 


第43回 日展 

2012年02月08日 | 日記

今日は所属団体の役職で朝一から名古屋へ。

お勤めが終った夕方、そのまま車で栄まで移動。

松坂屋で用事を済ませてから、1時間ばかり時間が
あったので、近くの愛知県美術館まで足を伸ばす。

目的は現在開催中の「第43回 日展」

 
「日展」を観るのは今回3度目ですが、日本画、洋画、彫刻、
書など多岐に渡る展示物の種類とその数の多さ、
何よりも各作品ごと、千差万別の個性が楽しめる貴重な展覧会。

世間に知られるような有名作家がいなくても充分。
素晴らしい作品群に刺激を受けた幸せなひとときでした。

残念だったのは、次の予定があって1時間しか
観られなかったこと。

ついつい作品に魅入られ何度も足を止めているうちに
タイムアウト---書と工芸美術までは観ることができず××
せめてもう1時間、ゆっくり観ていたかった・・・

ということで---
刺激的な「日展」東海展は今度の日曜(2/12)まで。

東京、京都はすでに終了し、今後は大阪、福岡、松江、
金沢、福井を7月まで巡回。

時間のある方はぜひ足を運んでみてください。

 


お勧めの本を5冊

2012年02月06日 | 映画・音楽・読書

私は活字好きなので、ジャンルを問わず、
毎日何かしらの本を読んでいます。

特に寝る前には欠かさず。
専門書、実用書から小説、雑誌、漫画まで ・・・


悪いクセは書店で買ったまま読まずに
ため込んでしてしまうこと。
手に入れたことで安心してしまって、
そのうち興味が次に移ってしまう。

そんな何年も熟成された順番待ちがいっぱい。

中にはとっくに旬が過ぎてしまったもの、
新刊で早々に買ったものが読まないうちに
ブック・オフで105円になってる!
なんてこともしばしば・・・


ということで、蔵出しの中から旬に関係なく、
良かったお勧めの本を少し。


「妻と最期の十日間」   桜井和馬 著

集英社新書   (上の画像)

大切な人を失なった絶望の記録。
写真家、ジャーナリストとして世界各国の紛争地域を取材
してきた著者が、最愛の妻をくも膜下出血で亡くすまでの
十日間を記録したノンフィクション。

 ページをめくる指が震えた。読み手の覚悟をも
 試される渾身の一冊


本書の帯に書かれた、この唯川恵氏の推薦文が
衝撃の一冊を的確に表現しています。


  


「人生という名の手紙」

ダニエル・ゴットリーブ 著  児玉 清 監修

講談社刊

昨年3月、児玉清さんが亡くなる直前の講演でも、
熱心に勧められていた一冊。
講演の後、すぐに注文しました。

 かつてこれほどまで僕の心を激しくつかみ、
 感動に震わせた「人生の書」があったであろうか?

本書の帯に書かれた児玉清さんの言葉です。





「働くということ」
  日本経済新聞社編

日本経済新聞紙上で連載されていたもの。
連載時から毎回衝撃を持って読んでいました。

改めて仕事に向き合う姿勢が問われる一冊。



「空港にて」   村上 龍 著

文春文庫刊  


コンビニ、居酒屋、公園、カラオケルーム、披露宴会場、
クリスマス、駅前、空港。
日本のどこにでもある場所を舞台に、他人と共有できない
個別の希望を描いた短編小説集。
著者が30年に及ぶ作家生活で「最高の短編を書いた」
という「空港にて」の他、全8編収録。

きっとまた何気ないときにふと取り出して、
いろんな場所で、さらっと読みたくなる一冊です。

 

「銀の匙」  中 勘助 著

岩波文庫刊

前編が大正2年、後編が大正4年に東京朝日新聞に連載。
100年余り前に書かれた本書に描写された少年の感情や
屈託は、驚くべきことに現代のそれと寸分変わらない。

本書は夏目漱石が子供の世界の描写として未曾有と
激賞したことでも有名。
伯母に溺愛され過ごした、明治20年代の少年時代を、
美しく情緒溢れる文体で綴る。



日常の慌ただしい中のほんのひととき、しばし手を休めて、
本を片手に未知と向き合ってみるのもいいものです。




映画 J・エドガー

2012年02月04日 | 映画・音楽・読書

映画 「J・エドガー」

2012年1月28日より全国劇場公開中

昨夜観てきました。

1年前の「ヒア・アフター」以来、楽しみにしていた
クリント・イーストウッド監督の最新作です。


 
FBI(アメリカ連邦捜査局)の初代長官を務めた
ジョン・エドガー・フーバー。

1924年、FBIの前身である捜査局BOIの長官に
任命され、35年にFBIへと改名した後も、長官として
72年に他界するまで8人の大統領に仕え、48年の
長期に渡り権力の座に君臨し続けた男。




こちらがジョン・エドガー・フーバー ご本人。


指紋認証等の科学捜査を確立し、共産主義を壊滅
に追い込む等、FBIを犯罪撲滅のための巨大組織
へと発展させていった多くの功績を残した反面、
彼の裏の顔…、強引な手腕や脅迫、功績の偽証、
マザーコンプレックスやゲイであったことなど、
骨太だが、謎のベールに包まれた半生を、
クリント・イーストウッド×レオナルド・ディカプリオ
という魅力的なタッグで描く。


映画全体の醸し出すものは、いつものイーストウッド
作品の重厚で丁寧な作り。

圧巻は20代から亡くなる77歳までを見事に演じた
ディカプリオの名演。
このところのディカプリオはいいですね。

本作は事実に基づいた作品という名目、J・エドガーの
半生を含め、どこまでが真実かは定かではありませんが、
アメリカの歴史の裏側、犯罪、事件史を興味深く描いた
上質のエンターテインメント作品です!

 


USEDの楽しみ

2012年02月02日 | 思うこと

先日、中古のカマカをオークションで落札した記事を書きましたが、
私はウクレレに限らずUSED(中古)とかアウトレットが大好き。

誰かが愛用していたものでまだまだ十分に使えるものとか、
本来の性能にはまったく支障がないのに、少しの瑕などで、
価格が下がっているものとか---

もちろんお値打ちなのは大前提ですが、ただ価格面だけではなく、
例えば楽器のように年月の経過によって音色が熟成されたり、
物としての価値が向上したり等の付加価値があればなお良し。


高くていいものは当たり前。当たり前では面白くない。
いいものや価値のあるものをいかに楽しく手に入れるか。
楽しむためには想像力が問われますね。

ある人にとっては価値が低くても、別の価値のある人に届く。

不用だったものが、宝物に変わる。

さらに物を生かすというエコな満足感も付いてくる。


誰かに大切に使われていたものがそれぞれの事情で手放され、
縁あってそれが欲しかった人の元に届く。
それを受け継いだ人がその物を大切に使い、必要がなくなれば
捨てるのではなく、また次の必要な人の元に届く。

知人から知人へ。

知らない誰かから知らない誰かへ。

物を愛でて、物を大切にして、次の人に譲る。
一時的にも同じものを共有し、喜びも共有する。

おおげさかもしれないけど、ロマンのようなものを感じませんか。