このところこちらで取り上げる映画は劇場で
観たものばかりで、DVDで観た映画をしばらく
取り上げていませんでしたが、相変わらず、
寸暇を惜しんでいろいろと観ています。
感動したものや面白かったもの、
刺激を受けたもの等いろいろありますが・・・
良かったけど、結末が知れてしまうと、
再度は観る気がしないものや、
感動作だけど、内容がヘビーで改めては、
なかなか観られないものも結構あります。
今日は今年DVDで観た映画の中で、
近いうちにまた観たいと思った6本を紹介します。
「阪急電車 片道15分の奇跡」
2011年公開
原作もベストセラーになりましたね。
私、原作は読んでいませんが、
どこか心に傷を持つ人々、絡み合う群像劇を
映画ならではの巧みな描写と映像、音楽で
笑わせ、泣かせてくれます。
人間愛に満ちあふれた美しい作品。
こちら明日、午後9時よりフジテレビ系列で放送。
観ていない方はお見逃し無く。
「サイタマノラッパー」 2009年公開
「サイタマノラッパー2」 2010年公開
自主制作から評価が高まり、現在3作目が
劇場公開中。
低予算で役者は無名ばかり。
タイトルもラッパーだし、ポスターもなんだか・・・
だけどそんなのに騙されないで。
若くない人でも・・・心を奮わせてくれる、
可笑しくも切ない、素晴らしき青春映画です。
「LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語」
2011年公開
Youtubeと名監督リドリー、トニーのスコット兄弟の製作会社
スコット・フリー・プロダクションズが制作。
140か国から寄せられた8万本、4,500時間に及ぶ
2010年7月24日に撮られた映像を編集、
94分57秒の映画にしたドキュメンタリー作品。
約95分に世界が凝縮されています。
自分も地球の一員であることを気付かせてくれます。
「奇跡」
2011年公開
美しい映像の中で生き生きと演じる子供たち。
是枝裕和監督・脚本。
笑いも涙も清々しさも届けてくれる傑作です。
「アニーホール」
1977年公開 アメリカ
監督、主演ウディ・アレンの最高傑作といわれる本作、
1977年アカデミー賞では、最優秀作品賞、
主演女優賞 、監督賞、脚本賞を受賞。
観るのは2度目。
前はたぶん20年以上前にビデオで。
その時にはWアレンの理屈っぽく、皮肉な会話の連続に
良さが分からず途中で観るのを止めてしまったけど、
今、観ると実に味わい深い上質なコメディ。
30年以上前の作品に新しささえ感じます。
GWも残すところあと2日。
ゆっくりDVDを観るのもいいかも、ですね!