住宅ローンの返済方法には、代表的なものとして
「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つの方法があります。
そのメリット・デメリットは以下の通りです。
それぞれに次のような特徴がありますので返済終了
までを見据えた収入・支出の見込みや定年退職の時期
などを考慮して返済方法や返済期間を選びましょう。
1.元利均等返済とは?
毎月の返済額(元金+利息)が一定金額となる方法で、
金利が同じ間は月々の返済額が変わりません。
この返済方法は、元金均等返済と比較すると融資残高の
減り方が遅く、利息の総支払額は多くなりますが、
毎月の返済額が一定なので返済計画がたてやすく、
元金均等返済に比べ返済開始当初の返済負担を軽減できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/56/2cf10885d10e11a0bb4f27521245b5f1.png)
2.元金均等返済とは?
毎月返済する元金が一定で、残元金に対しての月毎の
利息を上乗せして支払う返済方法です。
毎月の返済額(元金+利息)は、当初は多くなりますが、
後になるほど少なくなっていきます。
この返済方法は、元利均等返済と比較すると、
融資残高はより早く減少するため将来の返済負担が
軽減され、また、利息の総支払額も少なくてすむため、
現在の収入に余裕がある方に利用をお勧めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9d/0ff5022db54b35600ebc25fa2e6fe38a.png)
(以上住宅金融支援機構HPより抜粋)
返済方法の選択は非常に重要なことでありながら、
余り考慮されていないのが現状のようです。
民間住宅ローンでは元金均等返済方式の採用が
少ないこともあり、ほとんどの住宅ローン利用者は
元利均等返済を利用しており、元金均等返済を選択
する利用者はごく僅かです。
多くの銀行は元利金均等返済方式だけの取扱が多く、
元金均等返済方式はあまり一般的ではありませんが、
これから住宅ローンを組まれる方には、是非、
元金均等返済の効果の大きさを理解し、
選択される事を(声を大にして!)お勧めします。
経済が右肩上がり、年功序列で所得の上昇が期待できた
安定した時代ならともかく、昨今は社会情勢の悪化から、
安定したライフプランが立てにくい厳しい時代です。
元金均等返済を選択した場合、一般的なローン利用者
であれば、住宅購入初期の子どもの養育費、教育費等が
まだ余り負担にならない時期に、多くの元金を返済して、
ローン残高を早めに減らすことができます。
子どもが成長し、養育費、教育費等の負担が増える時期
には毎月の返済額が減少する為、住宅ローンの負担は
軽くなります。
以上の事から、元金均等返済は毎月繰り上げ返済を
するのと同様の効果があり、当然、総支払額は少なく、
元利均等返済と比較して、現状の先行き不安な時代に、
より即した返済方法である事は明らかです。
今後、住宅ローンを利用される方は、目先の返済だけ
ではなく、将来のライフプランまでキッチリと見据えた
うえで、元金均等返済方式の選択をお勧めします。
もちろん私も、住宅ローンは元金均等返済を選択しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
*利用する銀行で元金均等返済を取り扱っていない場合、
フラット35や機構融資であれば利用可能です。
詳細は住宅金融支援機構HPで
→http://www.jhf.go.jp/jumap/index.html
<参考:月刊不動産フォーラム21 2010.2 金融Q&A>
「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つの方法があります。
そのメリット・デメリットは以下の通りです。
それぞれに次のような特徴がありますので返済終了
までを見据えた収入・支出の見込みや定年退職の時期
などを考慮して返済方法や返済期間を選びましょう。
1.元利均等返済とは?
毎月の返済額(元金+利息)が一定金額となる方法で、
金利が同じ間は月々の返済額が変わりません。
この返済方法は、元金均等返済と比較すると融資残高の
減り方が遅く、利息の総支払額は多くなりますが、
毎月の返済額が一定なので返済計画がたてやすく、
元金均等返済に比べ返済開始当初の返済負担を軽減できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/56/2cf10885d10e11a0bb4f27521245b5f1.png)
2.元金均等返済とは?
毎月返済する元金が一定で、残元金に対しての月毎の
利息を上乗せして支払う返済方法です。
毎月の返済額(元金+利息)は、当初は多くなりますが、
後になるほど少なくなっていきます。
この返済方法は、元利均等返済と比較すると、
融資残高はより早く減少するため将来の返済負担が
軽減され、また、利息の総支払額も少なくてすむため、
現在の収入に余裕がある方に利用をお勧めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9d/0ff5022db54b35600ebc25fa2e6fe38a.png)
(以上住宅金融支援機構HPより抜粋)
返済方法の選択は非常に重要なことでありながら、
余り考慮されていないのが現状のようです。
民間住宅ローンでは元金均等返済方式の採用が
少ないこともあり、ほとんどの住宅ローン利用者は
元利均等返済を利用しており、元金均等返済を選択
する利用者はごく僅かです。
多くの銀行は元利金均等返済方式だけの取扱が多く、
元金均等返済方式はあまり一般的ではありませんが、
これから住宅ローンを組まれる方には、是非、
元金均等返済の効果の大きさを理解し、
選択される事を(声を大にして!)お勧めします。
経済が右肩上がり、年功序列で所得の上昇が期待できた
安定した時代ならともかく、昨今は社会情勢の悪化から、
安定したライフプランが立てにくい厳しい時代です。
元金均等返済を選択した場合、一般的なローン利用者
であれば、住宅購入初期の子どもの養育費、教育費等が
まだ余り負担にならない時期に、多くの元金を返済して、
ローン残高を早めに減らすことができます。
子どもが成長し、養育費、教育費等の負担が増える時期
には毎月の返済額が減少する為、住宅ローンの負担は
軽くなります。
以上の事から、元金均等返済は毎月繰り上げ返済を
するのと同様の効果があり、当然、総支払額は少なく、
元利均等返済と比較して、現状の先行き不安な時代に、
より即した返済方法である事は明らかです。
今後、住宅ローンを利用される方は、目先の返済だけ
ではなく、将来のライフプランまでキッチリと見据えた
うえで、元金均等返済方式の選択をお勧めします。
もちろん私も、住宅ローンは元金均等返済を選択しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
*利用する銀行で元金均等返済を取り扱っていない場合、
フラット35や機構融資であれば利用可能です。
詳細は住宅金融支援機構HPで
→http://www.jhf.go.jp/jumap/index.html
<参考:月刊不動産フォーラム21 2010.2 金融Q&A>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます