マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

スーパーの広告でみる一般消費商品の画像と価格

2013年10月01日 | マレーシア生活の案内と知識

【マレーシアマイセカンドホームプログラムの変遷を手短に説明】

マレーシアマイセカンドホームプログラムの本来の狙いは、定年などで仕事または事業・商売を引退して老後を自国ではなく他国で過ごす、裕福な外国人をマレーシアに引き付けようというものです。 決して永住プログラムではないので、プログラム参加者に永住権は付与されません。

2002年にこのプログラムが開始されて既に10年以上経ちました。年毎の参加承認者数は、最初の年である2002年の818人から、2012年には3227人に増えました。11年間の累計参加者数は2万人を超えた。
マレーシアマイセカンドホームプログラムが、マレーシア当局の目論んだ程度に成功しているのか、それともそれ以上に成功しているのかは、当然ながらわかりません。マレーシア観光省もマレーシアマイセカンドホームプログラム当局も、参加者数の目標人数を発表したことがないので、推測のしようがない。

一つ言えることとして、本来の狙いとは幾分またはかなり違う形の新規参加者が増えているであろうことが近年の新規参加者数の急増を反映した推移及びマレーシアマスコミの報道、とりわけ住宅不動産業界のニュース、から推測できます。
2011年以前のバングラデシュ人参加者数の多さ、2011年と2012年の中国人と日本人の新規参加者数の大幅増加は、数字面からそれを示すものだと思われる。とりわけ中国人の少なからずの割合がプログラムが本来の狙いとしたタイプの参加者ではないことを示唆する、マレーシアマスコミのニュースを時に目にします。

ただ日本人の場合は、恐らく大多数が定年などで仕事や事業を引退してからマレーシアでロングステイしようとする方だろうと推測していましたが、その傾向も徐々に変化しているようですね。

そもそもマレーシア当局自体が、この10年の間に申請条件と滞在規定を変更または拡充させることでプログラムに参加する対象層を広げており、本来の狙いは既に建前化しているかのように思われます。要するに、プログラム参加条件さえ満たせば、誰でも歓迎ということです。

マレーシアマスコミのニュースを小まめに追っていると、裕福な外国人により多く参加してもらい、高級住宅不動産の主要購入グループの1つに育っていくことを期待する旨の発言が多い。購入ではなく賃貸であっても、そのことで高級住宅の供給先が確保できることになる。
こうした発言が不動産業界から出てくるのはいわば当然でしょうが、マレーシアマイセカンドホームプログラムを所轄する観光大臣や参加者が多く住む州の州首相などもよくこれを口にしています。

さて日本人のプログラム参加希望者やプログラムに興味をお持ちの人たちにおいて、その方がプログラム本来の対象者であるかどうかは、当ブログの関知しないことです。自分の仕事や事業を引退して老後を過ごされようと、プログラム参加を利用して何か別のことを考えていらっしゃろうと、マレーシアマイセカンドホームプログラム参加条件を満たしてプログラムに参加にされることには変わらないからです。

なお当ブログで以前解説しましたように、プログラムに参加しなくても合法的にマレーシアに有期滞在できますから、それを繰り返していく方法もあります。ただし銀行口座を開設できない、自動車免許証の書き換えが不可能、などといった制約事項があるので、不便であることは確かです。
参考:2009年11月13日付け記事 『マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加せずにロングステイ(中長期滞在)する』

それよりも、40歳前後から50代前半位までの中年層の人たちが有期滞在を繰り返すことでマレーシア滞在期間が1,2年を超すことになれば、マレーシア Imigresen 当局から疑問を持たれても不思議ではありません。働き盛りの年代なのに、マレーシアで何をしているのか、こっそりと働いているかもしれない、と疑われることになる。

しかし60歳を超えたような高齢者になれば(60歳位を既に高齢者と見なすことには抵抗がありますが)、既に引退したという説明が十分通じることから、Imigresen当局の見方が変わることは大いに期待できます(もちろん、判断するのはImigresen ですから、ここでそのことを保証するとは言いませんよ)。

なおマレーシアの民間労働者の定年年齢の引き上げが2013年7月から法律として施行されて、最低60歳になりました。つまり60歳未満を定年に定めることは許されない。また公務員については、別の法律でこちらも定年60歳になりました。

【マレーシアに住むことになれば大いに関係する物価のこと】

プログラム参加条件を満たして参加申請し、承認が下りれば、遅かれ早かれマレーシアに中長期滞在することになりますよね。 マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者だから、1年中ずっとマレーシアに住む必要はもちろんありませんから、半年間だけ住む、数か月おきに住む、と言うように、滞在期間は参加者次第です。

マレーシアマイセカンドホームプログラムに実際に参加しようとされる方の多くは、プログラム申請前に少なくとも1回はマレーシアを訪れていることだと、推測します。さらにプログラムの二次申請時には本人がその場にいることが条件ですから、参加申請が承認されるまでに最低1回は誰でもマレーシアを訪問することになる。

こうしたマレーシア訪問の際、マレーシアでの実物価を調べる方も当然いらっしゃるでしょう。一方、そのつもりだったが十分な時間がなかった、うっかりして忘れてしまった、多少は調べたが不十分だった、という方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回のブログ記事では、マレーシアで生活していく上で大いに関係する一般消費品を主とした物価を、広告引用の形で掲載します。

【有力スーパーマーケット・ハイパーマーケットの広告を紹介します】

掲載広告は、マレーシアでよく知られたスーパーマーケット・ハイパーマーケットの売出し広告をスキャンしたものです。Intraasiaはクアラルンプール在住なので、広告対象範囲はクアラルンプール圏になりますが、ペナン州、ジョーホール州、マラッカ州など半島部の都市部には各チェーン店があります。 同一グループ内では、特定店限定商品を除いて、店によって広告の商品価格に目立った違いはないはずです。

おことわり
ここに掲載したスーパーマーケット・ハイパーマーケットに関して、Intraasia が勧める、勧めない、といった観点は全くありません。単に商品の写真と価格を例示するために選んだだけです。その際、ご覧になる人にとっての商品イメージの得やすさの点から、カラー広告を主体にしました。
掲載商品中には日本メーカーの商品も含まれていますが、そのこと自体はここに掲載するために基準にしたわけでは全くありません、広告商品中に日本メーカー品もあるということです。

スキャンする対象にした広告
2013年中頃から9月にかけて、新聞に載った紙面広告及び新聞に挟み込まれたまたは郵便受けに投げ込まれた売出し広告パンフレット

閲覧の仕方と説明
1.それぞれの広告名部分をクリックしてください、するとPDF形式で別ページが開いて手間をかけることなく閲覧できる。
2.PDF形式ですので、読者の方がお使いのコンピューターに Adobe Reader XI または他社の同等品の最新版がインストールされている必要がある。ほとんどのPDF 閲覧ソフトは無料でダウンロードできます。
3.PDFページですから、画像の縮小拡大が容易にでき、保存もできる。

通貨について:マレーシアの通貨は Ringgit Malaysia です、その記号 RM は紙幣はもちろん、至る所で使われている。当ブログは全てRM で統一しています。

TESCO

この場で掲載する売出し広告の中でTESCOが最多数になったのは、好みであるとかお勧めということではなく、TESCOの広告は冊子式になったカラー印刷なので、スキャンしやすいというためです。
TESCOは英国の小売企業とマレーシアの大会社との合弁企業として2002年に営業を開始した。半島部各地に展開している、ただ店舗の多くは西海岸側にある。

TESCO 広告その1
TESCO 広告その2
TESCO 広告その3
TESCO 広告その4
TESCO 広告その5

TESCO 広告その6
TESCO 広告その7
TESCO 広告その8
TESCO 広告その9
TESCO 広告その10

AEON BIG

2012年にAEON はCarrefour のマレーシア店舗を全て買収しました。そして AEON BIG という新しい店舗ブランドでAEON スーパーとは異なる販売戦略と品揃えで営業しているようです。店舗買収したことで、既存の AEON店舗のすぐ近くに AEON BIGがある所もある。

参考として、Intraaskia の『マレーシアの新聞の記事から』 2013年7月28日付け記事から引用しておきます:
AEON Big は国内で28店舗目となる大型の新店舗をジョーホール州 Kluang でオープンしました。
Kluang 店は2012年10月に AEON Big (M) Sdn Bhd を設立して以来初の大型スーパー店、とのことです。同店は2階建てのビルで、小売面積が1万6千平米あります。食品、衣料、家庭用品など様々な日用品をお得な価格で揃えています。
Kluang 店はKluang 市内中心から2㎞離れているだけであり、Kluang地方の住民25万人の消費者を対象にしています。同店の営業時間は毎日9時から23時までです。

AEON BIG 広告その1
AEON BIG 広告その2
AEON BIG 広告その3
AEON BIG 広告その4

AEON BIG 広告その5
AEON BIG 広告その6
AEON BIG 広告その7

ホームページ www.aeonbig.com.my/ にはもっと多くの商品広告、店舗の場所などが掲載されている。

The Store

国内で店舗数が最多のスーパーマーケットです。東海岸部でもよく見かけます。

The Store 広告その1
The Store 広告その2
The Store 広告その3
The Store 広告その4
The Store 広告その5
The Store 広告その6

GIANT

元々はマレーシア人の個人経営スーパーでした。その後経営が変わり、現在では全国に店舗を展開する、国内有数のスーパーマーケットチェーンです。

GIANT 広告その1
GIANT 広告その2
GIANT 広告その3
GIANT 広告その4
GIANT 広告その5
GIANT 広告その6
GIANT 広告その7


MYDIN

純マレーシアの小売業チェーンであり、半島部各地に約100店舗を展開している。スーパーマーケット以外にミニマートを数多く運営している。

MYDIN 広告その1

家具の広告

一般的な家具販売店の広告を2種掲載しておきます。

家具広告その1
家具広告その2

 

じっくりとご覧になればマレーシアの物価がそれなりに感じ取れることでしょう。



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