狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

尽くす人、尽くされる人

2006-05-30 23:18:08 | ひとりごと
         薔薇は次々に花を咲かせています。

ある先輩が「人には尽くす人と尽くされる人がいる」と言っていました。
その言に、自分を当て嵌めてみると、自分は「尽くす」タイプに入る
のでは・・と思う。

まだ20代の頃、東京で働いているときに、年上の好きな人が出来て時々
デートしていましたが、この人が何時も待たせるんです。
大体1時間、長いときで2時間強。貧乏でしたから喫茶店で追加の飲み物
などは頼めません。一杯のコーヒーで2時間は、間が持ちません。

今みたいに携帯電話などという便利なものの無い時代ですから
だだひたすら待つしかないのですよ。それでも楽しかった。
多摩川の花火大会に出掛けた時は、彼女浴衣姿で素敵でした。

僕は当時蒲田に住んでいました。勤務地は羽田空港の近くでした。
彼女は横浜で相模鉄道に乗り換えて「相模大和」というところに
住み、勤務地は本社がある新橋でした。

連絡は社内便でした。便利なシスティムで、前日出すと明くる日には
お互いの手許に届くのです。内容はノーチェックでした。
付き合って1年程経った時に、待たされるばかりの付合いが嫌になり
お別れしようと思い、会社帰りに自宅へ来てくれるように言いました。
大体会社は定時で終わりますから、遅くとも7時位までは来ると思って
いましたが、来たのは8時を過ぎていました。

それでも二人で別れる理由を話し合って、別れる事になりました。
そのときに「何で約束時間を守られないのか」と尋ねましたが
はっきりした理由を言いませんでした。

流石に別れた後は寂しくて泣きましたが、此の頃から私は「待つ男」
が定着したように思います。


待たされるのはイヤ、だから約束時間の5分~10分早めに行く。
それを人はどう勘違いしたのか「あの人は時間にうるさい」という
噂が広がった。時間より早く行くのは、待たせるのがイヤだからで
人にそれを押しつけた事は有りません。

男でも女でも、あんまり世話を焼かれるのは苦手です。
自分のことは自分でする、困ったときは助けて・・と言うから
そのときは助けて欲しい、そういう生き方です。


だから、尽くすタイプ、世話を焼きたがる女性は苦手です。
靴下もネクタイも自分で履けるし結べるし、小さいトイレだって
自分でするし、魚の骨も、蜜柑の皮も自分でむけるし取れるし、
ちり紙、ハンカチも自分で用意して持って行くし、
仲良くした後の始末だって自分でするし、してあげるよ。

サービスを商売にしている処以外は、お互いの事は自分でする・・
そういう女性としか合わないな・・一緒に住む人は。


今日も今日とて約束をドタキャンされて、落ち込んで帰宅しました。
日中の暑い最中、車の中で20分も待たされた挙句のドタキャンです。
ドタキャンは金土日で散々な目に遭い、気持ちは沈んだままです。

仕返しを・・と、思わない事もないが、仕返しは自分らしくない。
やはり、自分は自分らしく、待たされようが、ドタキャンされようが
我慢・辛抱・赦す。我慢・辛抱・赦す・・でしょう。


交流戦

勝ちました。勝つには勝ったけれど、新垣の負傷が
どの程度なのか、心配の種が増えましたね。
新垣、佐藤、竹岡、篠原、藤岡、吉武と継投して8:3
勝ちは「竹岡」に付きました。

どうしたジャイアンツ!今日もダルビッシュの前に良いところ無く
12:2で負け、コレで5連敗。阪神が勝ったから1.5ゲーム差と
広がりましたね。ジャイアンツファンには気になるところ。

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