狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

焼酎

2009-12-16 00:12:58 | ひとりごと

焼酎は、今は誰でもが何の拘りもなく飲むようになった
戦後、物不足の時には庶民の酒・・・となった時期がある。家は父は
余り酒は飲まなかったが母が飲む為に「かすとり焼酎」なるものを
良く買いに使いに出された。今は駅前3丁目という町名に替わっては
いるが、かっては朝鮮の人が集まって住んでいたところがあった。


そこには友人も多くいたのでよく遊びに行っていたから、何処に行け
ばその焼酎が買えるかも知っていた。1升瓶を持って、当時10円とか
20円分買って帰った。10円20円が1升瓶に如何ほどの量を入れて貰った
のかは、残念ながら記憶にない。


焼酎の悪いイメージが作られたのはそういう時代が有ったからかも
しれないが、本当の事は知らない。製法はウッカと同じで蒸留して
作られる。多少ゆとりが出来た時代になると、今度は酒屋で麦焼酎とか
米焼酎を買いに行かされた。母はいも焼酎が苦手だったようだと、今に
なってそう思う。


その「いも焼酎」は僕は嫌いではなく好きな方に入る。米や麦焼酎を
飲まない・・・という方が正しいのかもしれない。だからといっていも
焼酎が一番好きなお酒・・・という訳では無い。


酒の種類は料理と雰囲気で決めている。ある時は日本酒だったりワイン
だったり、バーボンだったりする。若いときは専らウイスキーの水割り
を飲んでいた。角瓶は夢のまた夢で、トリス、ホワイト、レッドが主も
だった。スナックでキープして飲むときは一番安い角瓶かオールドだった


今は酒は殆ど飲まない。それでも某酒造メーカーの焼酎だけはいまも
抽選の申し込みを続けている。滅多に当たらないのが二ヶ月続けて当選
した。先月1本が届き明日また1本が届く。


明日来る1本はカミサンがくれ・・・というのでカミサンにやる事になって
いるが、カミサンが飲むわけではない。大抵友人にやってしまうのだ。
市販で買えば、どんなに安くても2万円位はする代物なのだが、一切
お構いなしで人にやってしまう。


この焼酎を申し込み初めて当選したときは嬉しかった。もう十何年も前
のことだが、お湯割りでも、水割りででも、実に美味い焼酎だ。今は
余り飲めないから開栓しないまま取っている。3本貯まった。


本当にこの焼酎が好きな人になら、あげても惜しくはない。
多いときには6本ほど貯めていたが自宅の改修工事をするときに、関係者
にあげてしまった。正規の値段は送料込みで3500円程だが、非常に喜ば
れた。焼酎は果実酒に造ったものを時々飲む。キンカン酒、プラム酒、
山桃酒、柿酒、ブルーベリー酒、それと梅酒である。



今年は柚子酒を作ってみた。まだ仕込んだばかりで出来栄えは判らない
日本酒では果実酒は作れないが、焼酎は色々な事が出来て、実に面白い
酒である。


参考までに焼酎の種類を書いておきます
芋焼酎・米焼酎・麦焼酎・蕎麦焼酎・黒糖焼酎などが有名ですが
変わり種としては、胡麻焼酎、栗焼酎、じゃがいも焼酎、とうもろ
こし焼酎、しそ焼酎、牛乳焼酎、トマト焼酎、コーヒー焼酎、ひし焼酎
など多数存在する・・・そうですよ・・・。

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