狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

迷える巨人

2007-09-10 01:18:38 | スポーツ



重陽の節句に相応しい爽やかな9日でした。


巨人は阪神に3連敗し、とうとう3位に後退してしまいました。


プロ野球も残り試合が20試合近くになり、優勝争いは熾烈を極めてきました。
その中で、セリーグ首位攻防第一戦が7日夜東京ドームで行われました、結果
は既にご存じのように、お互いにヒットの数は13本ながら得点は8:9で阪神が
勝ちました。その中で特筆すべきはホームランの数です。


勝った阪神は9回の表に貴重な勝ち越しのホームランとなった桧山の3号ソロ
だけですが、破れた巨人は7本のホームランを打ちながら僅か8点に留まって
います。結局それが敗因につながったものと、僕は思います。



普通一試合で7本もホームランが出たら、その試合は大差での勝利では
無いでしょうか。それが8:9での敗戦となれば、巨人ファンはもとより
アンチ巨人の人でも首を傾げたくなりますよ。


12球団一のホームラン(8日現在=171本)を打ち、12球団一の得点を
あげながら、8日のナイトゲームにも阪神に負けて首位を陥落してしまい
ました。阪神のチーム本塁打は巨人の約半分の96本です。得点は巨人の
596点に対して452点その差144点です。



12球団の中でチーム本塁打が一番少ないのは、パーリーグで首位を行く
日ハムで僅か64本です。得点たるや、阪神より少ない452点です。
日ハムのチーム本塁打の約3倍も打ちながら、巨人が首位を独走できなかった
のは投手力の弱さと、ソロホームランの多さでは無いでしょうか。



防御率はセリーグでこそ阪神に次いで二位ですが、12球団ではソフトバンク
(3.06)日ハム(3.21)ロッテ(3.30)阪神(3.33)5番目がやっと巨人で(3.56)
ホームランの数も、前記の日ハムが(64)ロッテ(87)ソフトバンク(96)で
上位3チームが最も少ないのです。


ホームランは12球団一、防御率も3点台で有るにも拘わらず独走出来ない
巨人、何が原因なのでしょうか?


過去TVをつければ巨人戦を放送していましたが、今は見たいと思っても
見ることが難しいです。プロ野球界は巨人で持っていた時代は過ぎたの
でしょうか?巨人ファンには怒られそうですが、長島終身名誉監督を置
いたり、原~堀内~原の監督交代劇、誰かの意図で決められて居るとしか
思えません。巨人出の監督でないといけないにしても、人材は他にも居る
のでは無いでしょうか?


焦らず、5年先10年先を見越した補強と、若手の指導に賭けるべきでは
ないかと、矢張り巨人は強くないといけませんが、5年10年、ファンは
待ってくれるのでは無いでしょうか。



あれだけ高橋の一番に拘っていた監督は、苦しくなったのか、いつの間にか
高橋を3番に据えています。シーズンインの時の決断は一体何だったのでしょう。
高橋は一番打者向きではないし、小笠原は4番打者向きでは有りません。
僕はそう思っています。


僕は、アンチ巨人ではありますが、近頃気になる巨人の戦いぶりです。


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