祝「初優勝」

別に東洋大学のOBでもファンでも有りませんが「初優勝」おめでとう
御座います。2009箱根駅伝は今年が85回目の記念大会でした。

優勝した東洋大学は85回の内今年で67回目の出場での初優勝でした
それに、大会前、部員の不祥事やら何やらで出場が危ぶまれて居ただけ
に、監督代行、出場した選手、サポートに回った部員はじめ、諸先輩や
関係者及び家族に取っては「嬉しい嬉しい初優勝」だったことと思います。


初優勝を完全優勝（往路復路とも1位）で飾った訳ですが、何と言っても
その優勝の立役者は5区を走った柏原竜二でしょう。小田原の中継所で
襷を受け継いだ時はトップ早稲田大学とは約5分差の9位でした。


「山の神」と言われた今井正人（現：トヨタ九州）が持つ区間記録を
47秒更新して、8人抜きを演じ、逆に早稲田に22秒の差をつけてゴール
イン。見事往路初優勝を飾り3日の復路の選手をも勢いづかせた見事な
走りでしたね。1時間17分18秒の区間新記録のおまけ付きでした。


大会終了後「柏原竜二」はMVPに選ばれました、まだ昨年春に入学した
ばかりの1年生ですよ。有望な2年生も多く、当分は東洋大学時代が続く
のではないでしょうか。


他に特筆すべきは 前年優勝校の駒大で、13位に終わり、12年間守って
来たシード権を失ってしまいました。
逆に明治大学は総合8位と健闘して43年ぶりシード権獲得しました。


学連選抜も9位と健闘して、来年の予選会からの出場枠増に一役買いま
した。駒澤大学もこの予選会を勝ち抜けなければ2010年の箱根には
出られません、厳しい現実です。


二日間、熱戦を有り難う、充分に楽しませて貰いました。