狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

祭りの秋

2006-09-04 00:15:43 | 暮らし

 1日良い天気でした。


 写真の花火は「大曲の花火」では有りません、念のため。

「第80回秋田大曲花火競技会」の模様を、夜TVで観ました。2時間半が
あっという間に終わってしまいました。余りの美しさに見とれるばかりです。
悲しいかな、音だけが「臨場感」を味わう・・という訳にはいきませんでしたが
花火の美しさは、昨年のブラウン管のTVと違い今年はハイビジョンで観れた
ので大変綺麗でした。


打ち上げの数だけならば、他にも大曲の規模を上回る大会も有るでしょうが
創作花火とか割物の新作の打ち上げとかいう点では、大曲の花火大会は
「日本一」でしょう。観客は約70万人だったそうです。凄いですね~。


そういえば、観覧席のチケットがネットオークションでは何万円もの値がついて
いましたね。「おわら風の盆」も3日が最終日でしたね。あの祭りは賑々しく
見るものではなく、静かに畏れを抱きながら見るのが良いように思います。
元々は「風を治める為の祭り」だという説も有るくらいです。


山鹿の「灯籠祭り」もそうですが「八尾のおわら風の盆」も、祭りは深夜に
まで及ぶとのこと、泊まり込みで見るのが一番のようです。祭りの夜、個人的に
深夜まで遊ぶ人もいますが、祭りそのものが深夜に及ぶのは記憶に有りません。
今年初めて観に行った「灯籠祭り」も温泉に浸かりながら夜を徹して楽しむのが
良いようでした。僕らは上辺だけ観て帰宅した次第です。



我が町博多も今月12日から18日まで、三大祭りの最後を飾る箱崎宮の「放生会」
があります。有名なのは「ちゃんぽん」で繊細なガラス玩具で、息を吹き込むと
「ペコッ」「ポコン」と音が鳴ります。
箱崎宮の巫女さんが、お花やトンボなど一つ一つ手作業で絵付けしたもので、
先ず買えません。運良く買えたらラッキーですよ。欲しい人が多すぎるのです。


後は「放生会おはじき」です。それと、何故か放生会に行くと「新生姜」を
買って帰ります。理由はよく知りませんが、戦前まで箱崎宮近くに生姜畑があり
博多のごりょんさん(おかみさん)がお土産に買って帰ったのが、いま、名残と
して続いているようです。


放生会が終わると博多の町も秋を迎えます。初夏、5月の「博多どんたく」、
7月の「博多祇園山傘」そして、初秋の「放生会」・・秋はもうすぐです。

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