狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

贈り物・・贈られ物

2008-08-05 08:48:50 | ひとりごと



友人、恋人、家族と贈り物をしたりまたされたりします
安価なものから高価なものまで、その種類は特定のしようが
有りません。そんな中にあって、贈られた物は大事に使って
います。


30数年前のネクタイだったり置物だったりしますが、中には別れと
同時に、それらを処分した物も、有るには有りますが、基本的には
大事にしています。


じゃ、贈られた側はどうか・・・と考えると、大事に使ってくれて
いたら、一番嬉しいです。


贈った物は、手から手へ渡った時点で、それは贈られた側の物で
その後、それをどうしようと、贈った者がとやかく言える事では
有りません。


大事に使っているかそうでないか、それが贈った者へのメッセージ
になるのですが、ただ、贈る側が贈られる側の人にとって本当に欲し
い物であったかどうかは、判らないのです。


その時は「わぁ、嬉しい」とは言ってくれるでしょうが・・・
それは社交辞令だったかもしれないのです。
ホントは別なものが欲しかったかもしれません。


昔付き合っていた彼女に、携帯型の電話帳を何もかも手作りして
贈った事があります。そのご彼女は退社し、別れがやってきましたが
連絡だけは取り合っていました。その人と十数年振りに再会した時に
まだ、手作りの電話帳を使ってくれていました。


素材は紙ですから、表紙はボロボロ、中のアドレス帳も何枚かは
抜け落ちる寸前でした。彼女曰く「もう少し使えるから・・」と
僕が「新しい物を作ろうか?今だったらもっと上手に丈夫に作れるよ」
と、言いましたが「いや、コレは思い出の品だから」と


別れた後も大事に使っている事を知って、付き合っていた時僕はそれ
だけ大事にされていたのだと、改めて思った次第でした。


手から手へ渡った時点で、その先の事にとやかく言えることでは
有りませんが、大事にされているのを見ると、実に嬉しいものです
僕も付き合っていた時に贈られた何か一品、今も大事に使っています。


再会することは有りませんし、いまそういう関係に近い人を、過去の
贈り物を大事に使っているからと言って、疎かにする事は有りません。





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