狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

ヤギ・・が生まれた。

2006-09-18 01:44:47 | 暮らし


と風が強い。
何処かで金属とコンクリートがこすれ合う音がする。これも13号台風の
吹き返し。台風13号(サンサン)が過ぎ去ったかと思えば、遙か南海上に
14号台風(ヤギ)が生まれた。この生まれたての台風がどういう成長を
して、また日本に被害をもたらすかは、今のところ、予測は出来ない。


この台風で、先日行った田主丸のぶどう園並びにイチジク畑は、可成りな
被害を受けた事でしょう。農家に取っては「天災」は防ぎようがない。
やっと収穫までこぎ着けて、この台風、泣くに泣けない事でしょうね。


昨日は、台風が来ることが分っていたので、備えが終わってから
スーパーへ買い出しに出掛けた。思いは同じとみえて、まだ10時AMだという
のに、駐車場は既に一杯。出る前に、献立は決めていたので、必要な物だけ
買って早々に帰宅した。


お昼は簡単に済ませて、夕方4時には夕飯の準備にかかる。勿論カミサン・・が
だが、その間僕はワインを飲みながらパソコンで台風情報を見ていた。
下準備が出来た頃に、台所にいき、下拵えにかかる。
粉にだし汁をいれてまぜ、山芋にキャベツを入れ豚肉、小エビ、イカを入れる。
全て1.5cmくらいの大きさに切ってあった。


我が家流「お好み焼き」の下拵えである。何時も5人分用意をして、焼くのは
4枚。20cmくらいの大きさにして、2枚づつ焼く。大体一人1枚づつ食べるが
僕は1.5枚食べる。4枚とも焼いて、1.5枚は皿にのせてラッピングをして
保存する。保存した1.5枚は、朝食になる。


1枚が僕で、半分のが、カミサンの分だ。近頃は手慣れたもので、段取りも
良くなって、味も良い。上に書いた物の外にも細々した物を入れるが、それは
それ、各々のご家庭の味・・・というもので、本当に美味しくなった。
最初の頃は作り方さえ知らず、netでレシピをコピーして、その通りの分量で
作って見たが、余り美味しくはなかった。その後僕等で工夫して、いまみたく
美味しいお好み焼きが出来るようになった。


前は、僕が好きだから、時々「お好み焼き屋」に行って食べていた。
ところが、通い慣れたその店の味が落ちた。始まりはそういう理由からで
、自分で焼き始めると結構楽しい。


僕等が子供の頃は「代用食」とか言っていたが、ただメリケン粉を水で溶いて
焼き、醤油をかけて食べていた。大人はネギを載せていたように思うが、記憶が
定かでない。そんな焼き物だったけど、上手かった。


その時の事を思えば、今のは「贅沢」である。それだけ日本は豊かになった。
そう思う。子供が帰省したときも、皆でお好み焼きをする、結構楽しい
ものだと思う。皆が集まると、大人が6人、子供が2人。
焼くのが間に合わない・・そういう事から「我が家流下拵え」が生まれた。


しょっちゅうすると飽きるので、大体二月に一回位かな・・。
明朝の朝食が楽しみだ。もう18日2時近い。台風は去ったけれど、吹き返しの
風はまだ吹いている。後片付けが・・また、大変。ソロソロ寝るとしよう。



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