四年も経つと・・

写真は四年前越してきて間もない時に撮った写真です。
この時期は春先だったので「囲炉裏」には炭は入れていません。
冬の時期にのみ炭火をいれます。家に来た人がこの写真を見たら
全く別な家みたいに綺麗すぎます。


四年も経つと、タバコの煙や炭火の汚れが目立ってきて、今は
こんなに綺麗ではありません。



子供の頃は「火鉢」が暖房の唯一の手段で、大抵の家では「藁灰」を
使っていました。夜に寝るとき、炭火を藁灰に埋めて寝るのですが
朝、灰の中から炭を掘り出しても消えて仕舞っていました。


今使っている囲炉裏の灰は「椿の灰」です。椿の木を燃やして出来た
灰ですが、火持ちがいいですね。この前なんか18時間経って掘り出し
ても、埋めていた炭はまだ赤々としていました。


真ん中を掘りそこに埋めて灰をかぶせておくのですが、椿の灰は
適当に空気を供給しているのでしょうね。



一度炭を入れてから一度も消えたことが有りません。
寝るときと、朝起きてから埋み火を掘り出して炭を加えるのは僕の
係になっています。一日に使う炭の量は1～1．2Kg 位です。
お陰で外出から帰っても居間は暖かいです。お湯も常に沸いているし



体を壊す前はココに座って熱燗の酒を飲むのが楽しみでしたが
いまは。燗をして飲むことは有りません。代わりに焼酎のお湯割り
なんぞ、たまに飲む程度です。



独り暮らしの時は囲炉裏の炭火だけで暮らしておりましたが、カミサン
は、東北出にしては意外に寒がりで、エアコンを直ぐに入れますね。
外出したら直ぐに切りますがね・・・・。


囲炉裏の炭火も、ランタンみたいに柔らかな光線ですから、好きです。
余り居心地よくしていると、出歩くのが億劫になるのでね・・・
一日の内6時間位は囲炉裏の前で生活しています・・家にいるときは。