狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

2015-02-03 06:57:49 | ひとりごと



嬉しいにつけ悲しいにつけ、それらの状況を言葉に込めて出来るのが「詩」
なのかもしれません。その道にとんと才能がない私は、人様が作った詩を
読んで、自分の心を慰めるしか方法がありません。


 勧 酒  (于武陵) 
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ・・・・・・・・・・井伏鱒二訳


なんて言葉を、ドラマの中で「鷲尾いさこ」と「川上麻衣子」が交わして
いるのを聴いた記憶が有りますが、女子がこの詩を口ずさむ、そういう時代に
なっているのですね。男女平等偏見は持ちませんが、日本女性の、昔から延々と
受け継がれてきた奥ゆかしさは僕は好きですね。


じゃ、その「奥ゆかしさ」って、何だ?と問われても、僕には応えられませんが
乱暴な言い方ですが、「奥ゆかしさは奥ゆかしさたい!」でしょう。


ボレロが昨日廃車処分にしましたので、業者に引き取られ去っていきました
お預かりしていた物を返すのだから・・・と、カミサンに言われましたが
そんな、仏様みたいな気分ではいられませんでしたよ、矢張り寂しいですよ
長い間彼方此方へ僕らを運んでくれた車ですからね。

前日に、綺麗に掃除をしていましたから、遠目には新しい車みたいでした
有難う「ボレロ」良い車でした。