狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

銘酒

2012-10-21 03:26:04 | 花造り


個人の家庭では酒造りは出来ない
唯一何か出来るとしたらそれは「甘酒とか果実酒」その程度
であろう。果実酒は何度もブログにUPしているので既に読まれ
た方も有ろうかと思います。

基本的には35度のブランデーもしくはホワイトリカーで果物を
漬け込むものですから、大して差はない・・・と思われがちですが
甘味料(氷砂糖・黒砂糖・キビサトウetc)の種類、使う量に
よって出来上がりが微妙に違ってきます。

また使う果実の量によっても、果実の種類によってはその年の
出来不出来にも果実酒は影響されます。20年以上造り続けたお陰
でそれらの事を知りました。継続は力なり・・・でしょうか。


今日ここに書く果実酒はそんな歴史の中でも僕にとっては「銘酒」
に入る出来映えとなりました。4月に津和野から萩を旅した時に
萩で買い求めてきた萩の名産「甘夏」で造った「甘夏酒」です。

苦みが強く、苦みが苦手な人には不向きかも知れませんが
これが癖になる苦みなんです。最初は半年経ったつい先日味見を
しましたが、ウワーッ苦い! そう思ったのですが、2、3日経つと
妙に飲みたくなりました。何時もの事でロックアイスを目一杯
グラスに入れそれに果実酒を6分目位まで注ぎ暫く時間をおいて
ロックアイスが果実酒に揺れ出す位な時間に口にすると一番旨い
果実酒が飲めます。

昨夜は久し振りに3杯も飲んで酔っぱらってしまいました
飲み過ぎです。普段サワーしか口にしない者が、ロックで3杯は
流石に飲み過ぎでした。

それくらい「甘夏酒」が美味かった・・・と言うことになりますね。