狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

香り立つ「本」

2012-04-17 01:48:20 | ひとりごと



何でもそうだが、誰にでも「好み」はある。
たまたまその「好み」が合う人が集まれば仲間が出来るの
だろうが「好み」が合わないと違う仲間を捜さないと独りで
生きていく事になったりする。

人は独りでは生きられないから誰とでも交われない人は辛いね


今夜久し振りに「香り立つ」ような本を読み終えた
上に書いたように「好み」の問題だから、僕が良い本だと言っても
そうは思わない人も居るはずだ。その作家の本を読むのは初めてで
初めて読んだ作家の本に感動したのは「山本周五郎」以来である。

次の本を読んでみたくなった。本の名前は「蜩ノ記」作家の名前は
「葉室 麟」である。北九州に生まれのこの作家は50歳を過ぎてから
創作活動に入った遅咲きの作家のようだ、詳しいことは何も知らない
「蜩ノ記」を読み終えて、ダージリンのように香り立つものを
この本に感じた。

興味がある人は是非ご一読されたらいいと思います。



写真は「花海棠」です。今年は時期外れに植え替えをしたので
花をつけるか心配していましたが、花数は少なかったけれど綺麗な
花を咲かせてくれました。