狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

またしても・・・

2010-08-17 05:47:14 | スポーツ

全米プロゴルフ選手権最終日最終ホール
1打リードで迎えたダスティン・ジョンソンのTショットはギャラリー
の中へ。ボールは砂の上、スタンスする場所はラフ。こんな悪条件
からの第二打はグリーン右サイドのラフへ。気持ちを込めて打った
第三打のアプローチはピンから2.5~3Mにオンした。


入れれば優勝、外せば3人によるプレイオフ・・・大事な大事なパーパット
は空しくカップの右を通過した。ホールアウトした後で、グリーン上に
競技委員が来てD・ジョンソンと何やら話していた。


D・ジョンソンは、TVで見る限り第二打を打つときソールした。問題は
それではないか・・・と思っていたら、案の上、二打罰が加えられた。
よって18番ホールはトリプルの「7」となり-12から一挙に-9とスコア
を落とす結果となり、プレイオフへの出場は絶たれてしまった。


ルールはルールとして厳然たるものだけれど、あのバンカーと判断された
二打地点の砂の有る場所にはギャラリーも入っていた。そういう場所は
僕でも、バンカーではない・・・と判断したかも知れないが、大事な大事な
優勝がかかった場合は、判断が付かない時は競技委員を呼んで確認する
べきでは無かっただろうか?。


D・ジョンソンには気の毒だったが、その判断の甘さのペナルティだと
思うしかない。メジャーで優勝するチャンスはそうそう何度も巡って
来ることはない。それを思うと、気の毒であり、残念に思う。


この試合でゴルフのメジャーは総て終わった。T・ウッズは無冠に終わり
レギュラーシーズンの優勝も無く終わるのかも知れない。ランキング
トップの座も近いうちに失うだろう。来年、生まれ変わったT・ウッズを
見たいものである。