サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

窓の結露を科学する

2017年02月06日 18時01分25秒 | その他
自社施工実績魚津No1!
2016YKKAPエクステリアデザイン施工フォトコンテストエクステリアリフォーム部門入選!
サッシ・エクステリアリフォーム専門
有限会社新田建商の新田健太郎です


先日、ある新しい施設に初めて入った。
まず最初に目が行くのは窓。


アルミサッシにペアガラス。


まずは窓のチェック
これはガラスサッシ屋がルーツのリフォームショップ店長として、どうしても避けられない習性なんだろうと思う・・・。


で思わず写真を・・・。
見ての通りアルミ枠の結露がとんでもないことになっている。








もともとアルミは熱伝導率が特に高い素材で、熱交換器の材質もアルミでできているほど。そんな素材が窓に使われているということは、それはすなわち窓が熱交換装置になっているともいえるのではないだろうか。


救いなのはガラスがペアガラスだということ。
低放射(ロウイー)かどうかまでははっきりとわかりませんが、ガラスに結露は全くなし。



こうしたことから以前ブログ記事でも書いた、
断熱を突き詰めるなら、サッシの素材革命だけでなく、断熱性が高いガラスの面積が大きいほうが有利だというのにもうなづける。


以前のブログ『窓の断熱性を高めるには〇〇〇の面積を大きくする!』


温湿度計を持ち込んでいないので正確ではないが、体感では室温23~25度。湿度は70%前後ではないかと思う。


以下の湿り空気線図というものを使うと、この空気が何度に冷やされたら結露が発生するかがわかる。





詳しい見方は割愛するが、気温25度、湿度70%の空気なら、およそ18度に下がると結露が発生することになる。ということはペアガラス表面温度は18度以上だということがこの図から言える。


この日の外気温はおおよそ5度。
ペアガラスは表面温度18度以上(おそらく最も温度が高いガラス中央部付近で20度前後あるのでは?)
そしてアルミサッシは表面温度18度以下(おそらく10度前後ではなかろうか)。


結露する温度(露点)を下回った途端に結露が始まるわけだが、この露点を死守できるかどうかで、その後の暮らしの快適性や家の寿命を左右するといっても過言ではないと思う。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
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