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日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

お前たちを愛しているわ

2017年02月05日 | Memories of ZUKA
花組『雪華抄/金色の砂漠』
東京公演の千秋楽を
映画館で見た



『雪華抄』は
最後に春が訪れるのが
季節的に11月に見た時よりも
気分が盛り上がった
明日海りおの鷹と
柚香光の鷲が舞う場面は
大劇場で2階席から見た時の方が
本当に鳥が舞うように見えて
きれいだったなと思った



『金色の砂漠』は
2度見てもやっぱりおもしろかった
最初から最後まで
ずっと目に涙をためて
時おりあふれさせながら見た

映画館特有の
ポップコーンをカサカサさせる音も
小声のおしゃべりも聞こえず
しんと静まりかえって
皆 物語に集中してる様子だった



花乃まりあの退団公演ということで
サヨナラショーがあった
過去の公演で歌った歌を歌うから
ずっと花乃まりあと花組を見てきた人は
もっと楽しめるんだろうなと思った

サヨナラショーは
1度だけ生で見たことがある

檀れいの退団公演
『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ』の時に
もちろん座席券なんて取れなくて
電話で当日券の整理券を手に入れて
立ち見した



檀れいのさよならショーも見たかったけど
ショー『ソウル・オブ・シバ』が
えらく気に入って
最後の最後に
もう1度見たいと思ってのことだった

18きっぷ使って東京まで行っての立ち見
10年ほど前は
今よりももっと経済力がなかったけど
気力と体力はもっとあったように思う



花乃まりあの退団挨拶は
娘役トップにふさわしく立派だった

カーテンコールでは
最後にもう1度だけ
『金色の砂漠』のタルハーミネに戻って
明日海りおと花組と客席に向かって叫んだ

お前たちを愛しているわ!



花乃まりあは雨女で
花組の千秋楽には雨が降るというのが
定説らしかった

今日の東京は
少なくとも公演が始まる前には
雨が降っていなかったようで
トップ挨拶の中で明日海りおが
珍しく雨が降らないかと思えば
自分のほっぺたに雨を降らせてる
と言って涙で声を詰まらせた



開演前はいつも
土俵入りする力士の気持ちだとも
明日海りおは言った
そのぐらいの緊張感を持って
1回1回の公演に挑んでるんだな



もうこれ以上
私の浮気心をくすぐらないでほしい
浮気しても痛むのは
自分のフトコロだけとはいえ

でも
花組の日本物以外のショーも見てみたい

最後のカーテンコール
退団者の1人 冴華りおなの掛け声で
頭の後ろに腕を回す花男の決めポーズを
全員でキメておもしろかった



結局
どの組もそれぞれ素晴らしいから
あとはどの組に感情移入するか
なんだなと思う

遥か昔
初めての宝塚に連れて行ってくれた人は
みんなだいたい
最初に見た組のファンになると言ってたっけ

ところで このカレンダー
永遠輝せあと真那春人がいるから
なんとなく全員雪組だと思ってたら
あとの2人は花組だった
水美舞斗と優波彗

まだまだ勉強中