日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

川霧の橋/Dream…ライブ中継〈後編〉

2021年10月31日 | Memories of ZUKA
そして

スーパー・ファンタジー
『Dream Chaser −新たな夢へ−』

作・演出/中村暁



珠城りょうの退団公演
『Dream Chaser』からの
マイナーチェンジが
楽しみだった

もっと前のことは知らないけど
中村暁 作・演出による
近年の3つのショー

すべて
博多座や全国ツアーで
マイナーチェンジされて
初演時の2番手主演で
再演されてる



おりしも
『シルクロード 〜盗賊と宝石〜』の
ヘビロテ月間を終えて
『Dream Chaser』を
ヘビロテ中の中年



映像なしの音楽だけ
ばっちり頭に入っていての
『Dream Chaser −新たな夢へ−』
となった

第1章
プロローグ

主題歌「Dream Chaser」
月城かなとの歌から始まって
ひとつずつ繰り上がっての
歌い継ぎ

大劇場ver.の声で
インプットされてるから
新鮮だった

主題歌の次の
トップスターのソロ曲は
お披露目公演らしい
明るい曲調の歌になってた

第2章
情熱(スパニッシュ)

2人の男が
1人の女を巡って
火花を散らす
タンゴの場面

鳳月杏×暁千星は
当然変わらず

ヅカイチと思ってる
鳳月杏の脚の長さ
でも暁千星も長いし
どっちがより長いだろう
なんてことも思いながら
見てたわけだけど

最後に鳳月杏が射止める女を
大劇場ver.と同じトップ娘役でなく
天紫珠李が演じたのが
ぐっときた

『川霧の橋』で
鳳月杏演じる半次の
叶わぬ恋の相手が
天紫珠李演じるお組だった

この配役
ニクすぎる〜!!

からの〜
第3章 
ミロンガ

スーツ姿に早変わりした
暁千星の歌に始まる
情熱的なタンゴの舞踏会
トップコンビも登場

このとき中年
確信しました

中年の乙女心的
Next望海風斗は
月城かなと
だと

ソフト帽の縁をなぞる姿に
ノゾさん重なってしまいました

からの〜
第4章
I'll be back

今回リードを取ったのは
期待どおりの
暁千星

夢奈瑠音
柊木絢斗
瑠皇りあ
七城雅が続いた

恵まれたスタイルと
抜群のダンスで
インプットされてた暁千星
加えて歌も上手いと
大劇『Dream Chaser』で
ようやくインプットしたところ
(遅すぎますね)

第5章 
Dawn(暁)

笛や太鼓
三味線の音が鳴り響く
和テイストのロックに乗せての
力強いダンス

からの〜
和テイストの
主題歌「Dream Chaser」も
たまらない〜

第6章
Hymn of life(生命の讃歌)

歌い出しはもちろん
月城かなとに代わって
鳳月杏

この公演を観て
鳳月杏を2番手に据えたのは
大正解だったなと
勝手ながら
上から目線チックに思った
中年の乙女心

クライマックスでは
月城かなとが
組長の光月るうと
腕タッチしたりして
(コロナ禍で流行りだした…何て言うの?)
お披露目公演らしい雰囲気で
いっぱいだった

第7章 
フィナーレ

フィナーレの歌手は
別公演出演の風間柚乃に代わって
夢奈瑠音

この公演を観て
つくづく思ったのは
月組は全般的に
歌唱力が高いということ

2019年
『I AM FROM AUSTRIA』
2020年
『ピガール狂騒曲』
『WELCOME TO TAKARAZUKA』
2021年
『桜嵐記』
『Dream Chaser』

中年の記憶に
しっかり残る作品が
続いてる月組
宝塚大劇場お披露目公演への
期待大

ちょっと話が逸れました

海乃美月ほか
娘役によるダンス

ロケット

月城かなと
トップスターとして
初めての男役群舞
ばっちりキマってた

そして
月城かなと×海乃美月
初めてのデュエットダンス
大劇場公演の
しっとりした雰囲気から
こちらも明るく楽しい曲調に
(「Hymn of life」のアレンジ?)

黒燕尾の月城かなと
初デュエダンの
海乃美月のドレスは
翡翠色だった

追いかけっこして
からかい合うような振付もあって
ほっぺたをふくらませた
海乃美月が
何ともかわいらしかった

面長のトップ娘役は
パッと見の印象はちょっと…
かもしれないけど
海乃美月の抜群の歌唱力と
確かな演技力
醸しだす雰囲気

コンビの相性も
ばっちりのようだし
安心しました

からの〜
「THE WAY WE WERE」
に代わる映画音楽
「STAND BY ME」

ズズズンズン♪
ズズズンズン♪
When the night has come♪

中村先生に
またしても
ツボ押さえられてしまった
中年の乙女心

「THE WAY WE WERE」では
退団する珠城りょうが
月城かなとや鳳月杏ほかの
男役たちと順に
別れの挨拶を交わすような
振付だった場面

今回は
「STAND BY ME」に乗せて
海乃美月が
男役5人と順々に
短いデュエットダンスを踊った

5人目の鳳月杏には
くるりとリフトされてた

あとの4人は
光月るう
夢奈瑠音
暁千星
蓮つかさ

ぐっときた〜

第8章 
パレード

大劇場公演では
トップ娘役がエトワールだった
今回はそれはないだろうと
待ち受けて
登場したのは
晴音アキ

芝居の印象が強くて
こんなに美しい歌声の持ち主とは
知りませんでした

というわけで
パレードの歌順が
繰り下がったので

鳳月杏の伸びやかな声に
ぴったり合ってると思って
いつも聴いてる
♪背中の翼で羽ばたいて
♪大空飛んでゆく
のパートを
鳳月杏の声で聴けた

プロローグの暁千星ver.と
2度おいしかった
…て
細かい話ですみません

トップ娘役の羽根を背負った
海乃美月
トップスターの大羽根を背負った
月城かなと

劇場の大きな大きな拍手
映画館は
いつもどおり静かだったけど
皆本当は拍手したくて
ウズウズしてるのが
伝わってきた

下りた緞帳が
再び上がって
劇場と
ライブ配信・ライブ中継と
後日ブルーレイで観てる
お客様に向けて
月城かなとの短い挨拶

楽しんでやってます
とも

緞帳が下り
あっさり
スクリーン端に現れた
ENDの文字

もう一度くらい
緞帳上がって欲しかった〜

中年の乙女心
新月組トップスター
月城かなととの
はじめましては
2016年
雪組 宝塚大劇場公演
『私立探偵ケイレブ・ハント』
『Greatest HITS!』



『私立探偵ケイレブ・ハント』では
悪役マクシミリアンを
見事に演じてた



上級生や専科の人が
演じるような役を
まだまだ若手の域の人(研8)が
演じてた後で知って
驚いたのを覚えてる



『Greatest HITS!』では
鳳翔大と並んだ
トナカイ姿がかわいかった



ジャクソン5の
「I’ll be there」を歌って
エトワールもつとめて



バウホール公演
『New Wave! 雪』に
出演したあと
月組へ組替え



"New Wave! 雪"が
今や
月組と花組で活躍中〜
※中央左は永遠輝せあ



はじめて見たのが
悪役だったのと
月組へ行ってからも
印象に残る悪役を演じてた
ということもあって
声質のちょっとした感じが
悪役っぽいと
(あくまでも個人的な印象)
中年の乙女心に
インプットされてた





…で
風間柚乃の歌声が好きなので
中年の乙女心的
Nextディーヴォを探して
『ダル・レークの恋』で
チェックしようとしたら
まんまと
月城かなと演じる
ラッチマンに落とされ



今回
幸次郎にもぐっときて

風間柚乃
中年の乙女心的
Nextディーヴォ計画は
もう少し熟成を待つことにした

…と
いつのまにか
月組大好きになってる
自分に気づいた
中年の乙女心

2度目…
3度目の浮気?


・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

中年の頼りない記憶を頼りに
書きました
間違ってるとこあったら
堪忍

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

Happy 
Hallowee〜n♪


…は
きばって
老いた人♂を
選挙に連れて行った
(本人が行くって言うから)

Yo-Kaigo5
郵送での期日前投票ができるって
もっと早く知りたかった〜

川霧の橋/Dream…ライブ中継〈前編〉

2021年10月31日 | Memories of ZUKA
月組新トップコンビ
月城かなと&海乃美月
お披露目公演

『川霧の橋』
『Dream Chaser −新たな夢へ−』を
ライブ中継で観た



大劇場公演からの
マイナーチェンジを
楽しみにしてた
『Dream Chaser』だけでなく
初めて観る
『川霧の橋』も
予想を遥かに超えて
よかったので

ごく個人的な感想を
思ったままに
書いておこうと思います

ネタバレも何も
気にせず書くので
ご注意ください

江戸切絵
『川霧の橋』
−山本周五郎作
「柳橋物語」「ひとでなし」より−

脚本/柴田侑宏
演出/小柳奈穂子



冒頭いきなり
幸次郎(月城かなと)と
お光(海乃美月)が
炎の中を逃げ惑い
命を落とすかに見える
回想シーン

先日ライブ配信のあった
もうひとつの月組公演
『LOVE AND ALL THAT JAZZ』は
ドキドキハラハラのすえ
ハッピーエンドだったけど
さすがに今回は
悲恋の物語に違いないと
覚悟して見始めた

大工の棟梁の家
「杉田屋」には
跡取りがおらず
職人の中から
次期棟梁が選ばれることに

幸次郎(月城かなと)
半次(鳳月杏)
清吉(暁千星)の中から
口は悪いが心優しい
(『桜嵐記』の正儀みたいと思った)
幸次郎が選ばれ
他の2人は後見役につく

半次は自分の役割を心得て
幸次郎のサポートに励もうとするが
(これまた『桜嵐記』の正時みたい)

清吉は不服でしかなく
嫉妬心メラメラ

突然お光(海乃美月)に告白
夫婦となる約束をさせて
大阪へと旅立って行くのだが

それはまさかの
邪心にのみよるものだった!!

『LOVE AND ALL THAT JAZZ』も
ドキドキハラハラしたけど
『川霧の橋』には
もっと
ドキドキハラハラした

ちょっとした
サスペンスだった

いろいろな人の
いろいろな思いが交錯して
その思いが
手に取るようにわかって
感情移入がハンパなかった

恋愛には奥手
お光への思いを
ずっと胸に秘めてきた幸次郎

棟梁夫婦を介して
やっと結婚を
申し込むに至るが

お光の祖父
研ぎ職人の源六は
過去のとある出来事から
お光の亡き母に義理立てし
縁談を断る

光月るう演じる源六がまた
本物のジイサンにしか見えなくて
『ピガール狂騒曲』の
千海華蘭(ロートレック)が
小っちゃいオジサンにしか
見えなかった以上に
衝撃的だった

あきらめきれない幸次郎は
源六に直接かけ合うが
やはりお光はやれないと言われ
結婚はできなくても
今までどおりの付き合いをとの
申し出までも拒絶される

2年後
お光に当時のことを
苦しかったぜ語ったのが
せつなかった

幸次郎の苦しさが
痛いほどよくわかった
中年の乙女心

本当は
幸次郎が好きだと
後で気づくお光の気持ちも
よくわかったし

なんだかこの作品
やたらとツボだった

そんな中年の乙女心は
さておき
とことんお光を
利用しようとする清吉

対照的に
報われぬ恋の相手を
窮地から救おうと必死な半次

この2人が
幸次郎とお光の運命を握る

…と
ドキドキハラハラしっぱなし

ざっくり言ってしまえば
本当におもしろい作品だった

シリアスな作品ながら
笑いどころも
ちょいちょいあって
息をつけたし
歌も
いい〜塩梅に挟まってた

最近は
寝不足だったり
疲れてたりすると
すぐに睡魔に襲われてしまう中年が
散歩道をワシワシ歩いた後で観て
全く眠くならなかった
と言えば
どれだけおもしろかったか
わかってもらえるだろうか
(わかりにくいか…)

にもかかわらず
1990年の初演以来
一度も再演されておらず
今回が初めての再演

Why?



プログラムの
小柳奈穂子先生の言葉によると

柴田先生の作品の中でも
非常に評価の高い作品ながら、
そのこだわり故に
ご存命中は再演のかなわなかった作品

とのこと

なるほど



初演は
1990年 月組
剣幸&こだま愛
退団公演





幸次郎/剣幸
お光/こだま愛
半次/涼風真世
清吉/天海祐希




初演で
杉田屋のおかみさん
お蝶を演じた
京三紗(専科)が
今回
長唄の師匠
扇寿恵として出演してる

31年振りの
『川霧の橋』出演

専科バンザイ!

このままいくと
文字数オーバー必至なので
『Dream Chaser −新たな夢へ−』は
〈後編〉に…



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!

舞台を彩る『武器』舞台写真(ヅカホテルのヅカギャラリー)

2021年10月26日 | Memories of ZUKA
ヅカホテルの
ヅカギャラリー

舞台を彩る『武器』

小道具展示の裏側へ



舞台写真



2009年
月組 宝塚大劇場公演
『ラストプレイ』
ダイナマイト



2013年
花組
東急シアターオーブ公演
『戦国BASARA』
手裏剣



2014年
宙組 宝塚大劇場公演
『ベルサイユのばら −オスカル編−』
サーベル



2016年
雪組 宝塚大劇場公演
『るろうに剣心』
ガトリングガン



2017年
月組 宝塚大劇場公演
『All for One』
レイピア



2018年
花組 博多座公演
『あかねさす紫の花』
槍・刀



2018年
星組 宝塚大劇場公演
『ANOTHER WORLD』
こん棒



2018年
花組 宝塚大劇場公演
『MESSIAH −異聞・天草四郎−』



2019年
星組 宝塚大劇場公演
『GOD OF STARS -食聖-』
巨大包丁



2019年
星組 宝塚大劇場公演
『GOD OF STARS -食聖-』
スリッパ



2020年
花組 宝塚大劇場公演
『はいからさんが通る』
竹刀



2020年
星組
梅田芸術劇場メインホール公演
『エル・アルコン −鷹−』
短剣



2021年
雪組 宝塚大劇場公演
『fffフォルティッシッシモ 
−歓喜に歌え!−』
ライフル



2021年
月組 宝塚大劇場公演
『桜嵐記』
長巻



2021年
宙組 宝塚大劇場公演
 『シャーロック・ホームズ 
The Game Is Afoot!』
ピストル


ヅカホテルさん



いつも
ヅカギャラリー見に
寄らせていただいて
ありがとうございます


・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 


眞子さん小室さん
結婚記者会見

顔を見合わせて
始まったのが
印象的でした



なぜか
この場面
浮かんでしまったけど



お幸せに

お幸せに

舞台を彩る『武器』(ヅカホテルのヅカギャラリー)

2021年10月22日 | Memories of ZUKA
ヅカネタ出し切り
続きいきます

ヅカホテルの
ヅカギャラリー
8月14日撮影

舞台を彩る『武器』




展示監修
憧花ゆりの支配人
元月組組長すーさん)の言葉


すーさんの芸談


年代順でなく
写り込んだ順
みたいな感じで行きます

2010年
宙組 宝塚大劇場公演
『誰がために鐘は鳴る』















2018年
花組 宝塚大劇場公演
『ポーの一族』









2020年
星組 宝塚大劇場公演
『眩耀の谷 〜舞い降りた新星〜』











2017年
花組 宝塚大劇場公演
『邪馬台国の風』









2018年
花組 博多座公演
『あかねさす紫の花』











2016年
月組 宝塚大劇場公演
『NOBUNAGA〈信長〉
−下天の夢−』











2020年
雪組 宝塚大劇場公演
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』







2018年
星組 台湾公演
『Thunderbolt Fantasy 
東離劍遊紀』













2013年
花組
東急シアターオーブ公演
『戦国BASARA』













最後にもう一度
全体像


ヅカギャラリーは





ホテルの2階
このあたり



散歩道のコスモス畑2021(二変化)

2021年10月20日 | 散歩道
先週末
コスモス畑が
見頃を迎えたので
久しぶりに
散歩道歩きます

中年が大好きな
変化写真

コンパクトに
二変化ですが
けっこうながなが続きます
ご注意ください

先々週末撮影
先週末撮影
の順に並べます

撮影時間が
ばらばらなので
変化がちょっと
わかりづらい写真も
ありますが…

丘の上から





塔×コスモス×ハート





コスモス畑
西側から

横写真





縦写真





花に寄って
背景に一面のコスモス





石のベンチの上から





コスモス
×4本のフウの木

横写真





縦写真





コスモス畑
東側から
野外ステージ入れて




コスモス畑の中の小道





橋の上から





対岸から





コスモスで描かれた絵
その1





その2





その3





3つの絵
足すと…

塔の上から

Happy
Hallowee〜n♪



地上絵
もう一度
二変化で





船が来ました



最後は
満開写真で
締めくくります