日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ダンサー・イン・ザ・ダーク

2022年06月29日 | 映画
先日観た映画

2000年
カンヌ国際映画祭
パルムドール&主演女優賞
受賞作品
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』



原題は
『Dancer in the Dark』
カタカナ表記しただけかい〜
という邦題が
妙に印象に残ってる
この映画を知ったのは
ビデオ化されて
レンタル屋の棚に並んだ時



その時は
観る勇気が出なかった

観たという子が
超〜〜〜後味悪かったと
言ってたし

目が見えなくなる
という設定が
怖かった

『ポンヌフの恋人』も
けっこう怖かったし



でも今回
20年振りくらいで
映画館で上映されると知り
勇気を出して
観てみようと思った

…ものの
最後まで迷ってた中年

その背中を押したのは
この人の言葉



映画が始まってすぐ
セルマが
勤務先の工場で働くシーンに
もういきなり
ハラハラさせられた

だって
牛乳瓶底メガネかけて
物に目を近づけて
ちょっと手探り気味でしてる
その作業は
プレス加工なんである

いつ手を挟むかと
ハラハラ

しかも
プレス機の規則的な音が
音楽に聞こえるセルマ
頭の中で
ミュージカルが始まる

ダメダメダメ
ちゃんと仕事に集中して〜



でも
そのミュージカルが
映画が暗くなり過ぎるのを
防いでもいた



セルマを演じるビョークが
まるで少女のように
かわいかった



けど
子供に接する姿は
しっかり母親だった



キャシー
(カトリーヌ・ドヌーヴ)がまた
かっこよくて

息子の手術代を稼ぐため
無理して
日勤に加え夜勤まで
しようとしたセルマが
危ない!という時も
まるでスーパーマンのように
ヒラリと現れる

惚れなおした〜
この場面
何べんでも見たい〜



ちまちまと内職もして
爪に火をともすような暮らしで
貯めたお金を
盗まれてしまうセルマ

本当はセルマこそ
被害者なのに
何もかもが裏目に出て
移民だということもあって
あれよという間に
100%加害者に
仕立てあげられ
情状酌量の余地が
十分あるにも関わらず…



結局
世の中
お金なんだな
とも思った

お金がないから
息子の手術か
セルマ自身の命か
選ばなければいけなかった

お金があれば
両方を得ることが
できたはず



最後の瞬間のまぎわ
息子ジーンへの思いを
歌った歌が
中年の心を揺さぶった

最後の瞬間は
言いようもなく
残酷だったが
全く救いのない結末
というわけではなかった

希望が感じられた


セルマが
命をかけて託した
希望が



のぞみりお

2022年06月28日 | Memories of ZUKA
つい
デキゴコロで買った
明日海りお×望海風斗カバーの雑誌

ある意味…
いえ
完全にジャケ買い

ベルばら×ベルばら

2022年06月26日 | Memories of ZUKA
花組公演を観た日
まだ咲いてるかなと
ふと思い出して
花のみちへ行ってみたら



まだ咲いてた







愛 愛 愛〜♪



巡礼の年/Fashionable Empire

2022年06月26日 | Memories of ZUKA
宝塚大劇場
花組公演
『巡礼の年 
〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
『Fashionable Empire』を
観に行ってきた



…ので
中年の覚え書き
もとい
観劇の感想
書いておこうと思います



あくまでも
中年の乙女心目線の感想です〜
(やけに言い訳がましい)



キャトルレーヴはもう
時間帯によっての
整理券の配布も
してないようだった

いつでも入れるのが
うれしかった





入場認証して
改札内へ







エスカレーターで


2階へ…



さらに3階へ



定番だった1階A席を
B席にランクダウンして
ヅカ通い続行中



2022年ビジュアル
特別デザインチケット
5枚目(5組目)

ああ
きっとまんまと
歌劇団の戦略に
はまってる〜



ミュージカル
『巡礼の年 
〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』

作・演出/生田大和



毎度のことながら
フィレンツェの話?
舞台はイタリア?
って思ってたくらい
予習が甘くて
(リスト・フェレンツ
→フランツ・リスト)

永遠輝せあ演じる
ジョルジュ・サンドが
男なのか女なのか
その中性的な容姿に
惑わされつつ
観はじめた中年


舞台上では男のはずの
宝塚の男役が
女を演じ
その女が男装するという
二重トリック的なおもしろさに
月組『ピガール狂騒曲』も
思い出しつつ

ジョルジュが
自分が吸ってた煙草を
フランツにくわえさせたり

ピアノの鍵盤の上で
キスしたり
さらには…



冒頭から
オペラグラスで
ガン見ガン見の濃厚さ



そんな
2人の隠れ家のような
屋根裏が
場面変われば
芸術仲間が集う場となり
星組『めぐり会いは再び』の
探偵事務所を思わせて
おもしろいなと思った





後で
プログラムやら何やらを
読んだら
『巡礼の年』は
リストのピアノ曲集の
タイトルからきてるそうで
生田先生が
リストに興味を持ったきっかけは
村上春樹著の
この本なんだとか

読んだのに
内容すっかり忘れてる中年



ジョルジュとの
濃厚な関係に引き込まれ
マリーとの純粋な愛も
さることながら
ショパンとの友情にも
ぐっときて



リストとマリーが
年月を経て再会する場面は
どことなく
『エリザベート』の
「夜のボート」の場面を
思わせたし
最後まで目が離せなかった

先日ラジオで
ピアノが使われてる洋楽の
特集を聴いて
ピアノの音色
いいなあと思ったばかりで

この作品を観て
ピアノ
やっぱりいいなあと思った

聞き覚えのある曲も
タイトル出てこないけど…



特技はピアノという
柚香光本人が
実際に弾いてると思われる
場面もあった

あとは
自動演奏ピアノにも
名前のある
内山朋子氏が弾いてるのかなと





指揮は
西野淳先生でした



雪組『ひかりふる路』も
思い出させる
いい作品だった



第2部

ショーグルーヴ
『Fashionable Empire』

作・演出/稲葉太地




引き続き
中年の乙女心目線&耳線で
思い出すままに
感想を書きます

As Memory Goes By〜♪



冒頭で観客を
Fashionable Empireへと
いざなったのは
永遠輝せあ

中年いつも
永遠輝せあの歌声が
気になってて
きっと好きなんだなと
思いながらも
決定打に欠けてた

それが今回
"好き"確定しました〜

プロローグの
フード付き衣装がまた
かっこよくて
柚香光が星風まどかの
肩を抱いた後ろ姿が
強く印象に残った



永遠輝せあが
片袖だけまくり上げてるのに
妙にぐっときた中年

まどかちゃんがかわいくて
ついオペラグラスで
追ってしまうわけだけど

ちょっと滑ったのか
照れ笑いしながら
マイティーと
アイコンタクト取ってたのにも
ぐっときた

Fashionable〜♪
Empire♪

帰りによっぽど
主題歌CD
買おうかと思った〜
(要節約)



ファッションショーの場面に
ちょっと懐かしい
『スカーレットピンパーネル』の
アニマル柄衣装が出た

自分も
きれいなドレスが着たい〜と
モデルに大変身した
星風まどかの衣装
肩が大胆に露出してて
ドッキリ



ここから
中年のとりとめない感想に
壁のポートレート
挟んでいきます



専科の高翔みず希
組長時代よりも
かわいらしく見えた


美風舞良×音くり寿
2人で歌う場面に聴き入り



女装姿の永遠輝せあ
お芝居とリンクしてる〜
と思ったら
カツラが〜!



なかなかない
トップ〜3番手
3人横並び↓



小気味良い
小さなリフトが
そこかしこに
散りばめられてたし


帆純まひろが
妖艶な女装姿で
登場する場面もあった



2階席から
オペラグラス
上げたり下げたりが
忙しかった



白×黒の
ロックな衣装で
ゴスペル調の歌を
ワ〜っと歌う場面に感動



この前の
星組『Gran Cantante!!』にも
ゴスペル調の歌あったなあと
思い出しつつ



『Gran Cantante!!』は
良い意味で
時間が長く感じられたのに

『Fashionable Empire』は
あっという間で
もっと観たいのに
もうデュエットダンス
もうパレード〜
というのを
久しぶりに味わった

デュエットダンスの衣装
ブラウン系に
チラリ翡翠色が
素敵だった

エトワールは
音くり寿かと思ったら
同じく退団する
若草萌香だった

音くり寿は
パレードの女(歌手)として
おりてきた

水美舞斗が
ついに2番手羽根を背負って
おりてきた



花組と星組
トップと同期の2番手の存在は
おもしろいところであり
その行方が
気になるところでもあり



パレードの最後
銀橋から戻って
舞台に横並びになる時
水美舞斗と星風まどかが
息を合わせて勢いよく
左右に分かれたのを
おもしろく眺め

その名のごとく
キラキラ光る柚香光を見ながら
幕はおりた

皆が心から感動した公演は
お帰りの際の
ざわめきが違う



阪急×JR
ひそかにコラボシリーズ
終わっちゃったか〜
と思ったら



これ絶対
あの歌のフシついてるよね

あじさいの花〜♪
咲くころ〜♪


ぐでさん横が
やっと更新されました


余談のコーナー

後日
『The Fascination!』を
聴いていて
永遠輝せあの歌声
ちょっと安蘭けいと
似てるとこあると思った

だから惹かれたのかも〜
耳からウロコな中年でした

あくまでも
中年の乙女心耳線の話…

全然違う!と
目くじら(耳くじら)
立てないでくださいね〜

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

見間違い
聞き間違い
記憶違い等ありましたら
堪忍!

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
概ね敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!

初夏に降る雪(チョイヅカサンド)

2022年06月17日 | 散歩道
6月最初の週末
毎度おなじみ
散歩道の塔にのぼったら…

矢印の先が
どんつきの庭


もう少し右の方



もう少し…



水路に張り出した休憩所の
右の方の木に



今年も
雪が降り積もってた



下へおりて
対岸から



Zoo〜m!



水路を渡って
もっと近くへ



青空×雪



雪の正体は
メラレウカ・リナフォリア
スノーインサマー



こんな幹

低いところに
花が咲いてなくて



近くに発見



メラレウカ・タイミフォリア
タイムハニーマートル



並んで
白いのも咲いてて
札はなく
ググッてみたら
メラレウカ
ホワイトレース
というのが出てきた


次の週末
2つの
ヅカライブ中継を観て…


宙組
東京ガーデンシアター公演
『FLY WITH ME』



LDH JAPAN×宝塚歌劇
初のコラボレーション

いつもとは
また違うカッコ良さ

でも
宝塚らしい
後半の雰囲気の方が
中年は
しっくりきたけど


久しぶりに聴く
「浪漫飛行」に
ぐっときたり

次回作
『HiGH&LOW 
−THE PREQUEL−』の
予習もできたし

真風涼帆の
宝塚人生を振り返る
プチミュージカルに
笑いながらも

その中で歌われた
「明日へのエナジー」や
「シトラスの風」
「JUMP!」などなどに
感動し

『ten∞ten TIME』に続いて
またまた
小池修一郎先生のモノマネあり
(古池修一郎先生と)
岡田敬二先生と
真風涼帆の取り合いになったり

潤花の黒柳徹子(微妙でかわいい)
芹香斗亜の黒柳徹子(上手い!)
に挟まれて
オセロ式に
真風涼帆も黒柳徹子化したり

見どころ
聴きどころ
笑いどころ
満載

スクリーンのこちら側の
エンジェル(=観客)も
楽しい楽しい
ひとときを過ごした



ラストソングは
「SEIZE THE DAY −今を生きる−」
作詞/野口幸作
作曲/青木朝子

世代交代が近いと
感じさせる公演でもあった



…で翌日
もうひとつのライブ中継



雪組
東京宝塚劇場公演
『夢介千両みやげ』
『Sensational!』
千秋楽



綾凰華が卒業
(2012年初舞台/研11)

同期からのお花渡し
現れたのは
言わずと知れた
先代雪組トップ娘役
真彩希帆だった

お花渡しながら
恒例の
同期ささやきトーク
(聞きたい〜)
小さくガッツポーズして
綾凰華にエール送って
あの太陽のような笑顔で
去って行った

お花は
抱えるタイプの
白いバラ
リボンが雪組カラーだった

フィナーレでの
彩風咲奈との
背中合わせの場面

背中くっついて
離れないかと思ったね♡
とのこと

最後の緞帳前
綾凰華も
出てきて欲しかった〜
(きっと通例ってもんがあるのね)



…と
雪組からの〜
初夏に積もる雪

もっと積もったのではと
1週間後
また塔にのぼってみた






Zoo〜m!






下へおりて
Zoo〜m!






週末と週末の間の
ウィークデーに
ピークだったと思われ
溶けて土と混ざった雪
みたいになってた






いつか
毎日が日曜日になったら
毎日見に行って
ピークハントしたる〜

そんな日は
そ〜んなに遠くないはずだけど
だんだん先に
延びていってます
社会情勢的に

生涯現役

好むと好まざるとに
かかわらず
覚悟してます
中年の乙女心

宝くじとか
当たらないかな〜

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

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敬称略となっております

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