ついにその日がやって来て
スクリーン越しにはなったけど
無事
星組 博多座公演
『王家に捧ぐ歌』を
観ることができた
愛してやまない作品を
初演と同じ星組で
念願の礼真琴ラダメスで
観ることができたので
感想など長々と
書き綴っておこうと思います
(たとえ〜誰も〜読んでくれなくても〜♪)
老いた人♂のことがあるから
ぎりぎりまで様子をみて
ライブ配信を購入しようと
思ってた
でも
キャトルレーヴ・オンラインで
先にプログラムを買って
脚本・演出の
木村信司先生の言葉を読んだら
是が非でも
映画館の大画面と大音響で
観たくなって
映画館へ観に行けるということは
老いた人♂が大丈夫ということだから
願かけの意味も込めて
ライブ中継のチケットを買った
そして迎えた当日
いつになく緊張しながら
映画館へ向かい
ドキドキしながら開演(上映開始)を待った
念のため
マスクを二重にしてたし
過呼吸になるかと思った
一新されたビジュアルが
発表された時は
え〜
なんで〜
と思う気持ちも正直あった
ラダメスがジャケット着て
髪が白ってどういうこと〜
と
プログラムの
木村先生の言葉によると
初演・再演の舞台装置が
御園座に収まらないかもしれない
というところから始まって
ならば新しく
御園座ヴァージョンに
してしまおうと思ったとのこと
そうなったら
次々にアイディアが浮かんで
米軍のM65(ミリタリージャケット)を
基調とした衣装のラダメスと
ソウル・シンガーのようなアイーダが
誕生したらしかった
衣装が変わっても
王家は王家だった
目新しい衣装に
新鮮さを感じながら
何度観ても変わらない…
観るたびに増す感動を味わった
3代目ラダメス誕生!
礼ラダメス
素晴らしかった〜!!!
舞空アイーダ
原作ではタイトルロール
それに相応しい熱演に
胸を打たれた
礼真琴×舞空瞳
もうひとつの
『ロミオとジュリエット』
と言っていいのではないかと思う
まだ若い
極美慎演じるウバルドが
ちょっと心配だったけど
すらりとした革ジャン姿で
ビジュアルばっちり
まだ伸びしろを感じさせつつ
ギラギラと演じてた
ひろ香祐演じるカマンテと
碧海さりお演じるサウフェは
そうそうこの感じ
思ったとおり〜 と
天華えまのケペルも
天飛華音のメレルカも
ぴたりとはまって
ラダメスと親友な感じ
ばっちり出てた
初演も再演も
一樹千尋で定着してた
アモナスロも
輝咲玲央が
見事に演じきった
私のかわいいハトちゃん♡も
ばっちり!
有沙瞳のアムネリスも
天寿光希の神官長ネセルも
悠真倫のファラオも…
キャスティングばっちりの
夢のような再演だった
名もない兵士のひとりひとりまで
全員が熱演
ストーリーも
歌詞やセリフだって
頭に入ってるぐらいの中年を
まばたきもさせないくらい
見入らせた
ラダメスが将軍に選ばれた時の
雄叫びは
もっと叫ぶかと思ったら
意外と抑えめだった
エジプトが勝利して
すご すご♪
つよ つよ♪と
女官たちが歌う場面
入り方が今までと全然違ってて
新しい場面が挟まったかと思った
誰が 誰が♪の
「美人選び」の場面では
"名古屋どえりゃー好きだがね"と
まさかのご当地ネタが
飛び出した
ラストの地下牢の場面は
今までよりも
息苦しさを感じた
照明をもっと暗くして
声もちょっとエコーがかかるように
したのかなと思った
ラストシーン
ラダメスの頬に
ひとすじの涙が流れた
フィナーレ
1曲目は
みんな知っている♪と
「お前は奴隷」を歌うはず
同じく別箱公演だった
中日劇場公演では
ウバルド役の真飛聖が
1人で歌ったが
今回はどうだろうと
ワクワクしながら
待っていたら
まず
波の音と
カモメの鳴き声が聴こえて
息苦しい地下牢から
広い海へと
一気に解放された気分だった
それに続いて
大劇場公演と同じように
ウバルド/極美慎
カマンテ/ひろ香祐
サウフェ/碧海さりお
ケペル/天華えま
メレルカ/天飛華音
の5人が登場して
「お前は奴隷」を歌った
センターで歌ったのが
従来のウバルド役ではなく
ケペルを演じた天華えまだったので
なるほど〜と納得した中年
他に目新しさを感じたのは
「エジプトは強い」を
舞空瞳ほか娘役たちが
リゾートっぽい衣装で登場して歌い
従来はこんな感じ↓
続いて登場する男役たちも
白いTシャツ+水色のシャツに
スカーフ巻いてハットかぶった
軽やかな衣装だった
同じくこんな感じ↓
そして
その最後に登場するトップスターも
金ピカのゴージャスな
ぞろりとした衣装だったのが
トレンチコートにハットという
シンプルな衣装に
デュエットダンスの衣装も
シンプル
(裾を踏みそうでちょっとハラハラ)
長めの華麗なリフトが
印象に残った
今回のビジュアル一新
最後の最後まで
おもしろさを感じた
『ロミオとジュリエット』が
『ウエストサイド物語』に
生まれ変わったぐらいの
おもしろさだった
衣装担当が
有村淳氏でなく
加藤真美氏だったのは
意外だった
エトワールは
エチオピアの囚人
マーリス役だった都優奈
初演でアイーダ(安蘭けい)が
歌った印象が強かったけど
宙組再演時に既に
別の人(純矢ちとせ)が歌ってた
終演後の舞台挨拶で
礼真琴が
画面のこちら側の私たちにも
呼びかけてくれた
手を振り返したかったけど
映画館の観客になると
シャイな私たち(勝手に複数形)
劇場の観客の皆さんが
代わりに拍手で応えてくれたのが
うれしかった
ブルーレイ撮りの日でも
あるとのことで
ブルーレイを観てる人に向けて
タイムカプセルみたいなことに
なってますねと言いながら
あの頃は世界中が大変だったなと
振り返ることができてると
いいなと思いますと
礼真琴
もう一回
再生ボタン押してくださいねと
笑わせてくれた
押す押す〜
ブルーレイだけでなく
ライブCDも出してください〜
そして
ブルーレイだけでなく
今からもう
未来の再演が楽しみな
中年の乙女心
(鬼が笑う)
次は大劇場で
次こそは本当の生で
観たい
2003年の初演は
同時多発テロの2年後で
平和を強く意識して
作られたという話があったと思う
2015年に再演された時は
ラダメスとアイーダ
2人の愛に
より重きを置いたということだった
そして2022年
コロナ禍の中での再演
ロシアがウクライナに侵攻し
再び平和を強く願いながら
観ることになった
・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...
当ブログ
下手の長ブログを
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少しでも簡潔にするため
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!
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